書道だいすき 第73話
しまうちの実力やいかに!?『活きた線』に挑戦!!【書道】
Shodo Daisuki – Episode 073
永遠の課題である『活きた線』!!
「活きた線とは何か」について解説、関連するテクニックを紹介!!
是非ご自身の書に生かしてくださいませ!!
書道だいすき 第73話 動画の概要
しまうち氏による書道に関する講義内容です。
テーマは「活きた線」についてで、書道における重要な概念を解説しています。
しまうち氏は冒頭で「活きた線を書きなさい」というフレーズが書道教室でよく聞かれることを紹介し、これが永遠の課題であると述べています。
この動画では「活きた線とは何か」について説明し、関連するテクニックを紹介することを目的としています。
講義の中心部分では、しまうち氏が尊敬する「老師」と呼ばれる先輩書道家との比較検証を行っています。
同じ筆、同じ紙、同じ墨を使って同じ文字を書いた場合に、腕の差によってどのような違いが出るかを検証しました。
検証では「良」「寿」「都」の3文字を取り上げ、それぞれの文字で老師としまうち氏の書き方の違いを詳細に解説しています。
しまうち氏は老師の技術の高さを認めつつも、自身の成長の可能性を示唆しています。
しまうち氏は、書道の上達には師匠の動きをすべて観察することの重要性を強調し、運筆の速度や筆圧の調整によって「活きた線」が生まれることを説明しています。
最後に、書道を楽しみ、自分自身の「活きた線」を見つけることの大切さを視聴者に伝えて締めくくっています。
Youtube 書道だいすき 第73話
しまうち 00:00
活きた線を書きなさい。
腕によって書いた文字に違いが出るのかようし、テクニックはあったんですね。
はい、どうも書道大好きしまうちです。
今回はしまうちの実力はいかに⁇活きた線に挑戦という内容でお送りさせていただきます。
しまうち 00:21
書道教室などに通われている方であれば、一度は聞いたことがあるはずのこのセリフ、活きた線を書きなさい。
しまうちも永遠の課題であることは重々承知しながらも日々この難題に取り組んでいます。
古典臨書シリーズに挑むのも、
しまうち 00:37
この目的があるからに他なりません。
さてそうは、言ってもですね、最初は活きたせって何？全く分からないという視聴者の方もおられると思います。
この動画をご覧いただくことで、活きた線とは何か、これに派生する用筆、
しまうち 00:54
テクニックなどもご紹介させていただきますので、ご自身の書に生かしていただければ、こんなに嬉しいことはございません。
ぜひ最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
この動画チャンネルでは、書道に限らず、
しまうち 01:06
書くに関係することはどんどん紹介させていただきますので、チャンネル登録高評価などうぞ！よろしくお願い致します。
それでは早速本編に入ります。どうぞ、
さて、書道を大好きにしまうち。
独学ではさすがに限界がありますので、
しまうち 01:22
実は身近に1人老師なる尊敬できる人物がいまして、いや老師と言ってね、難しい言葉を使いましたけれども、要はですね、迷ったとき、困った時にあれやこれやとアドバイスしてくださる先輩でございます。
昔から取り組んでみたかった同じ筆で、
しまうち 01:39
同じ紙で同じ墨液を使って同じ文字を書けば、腕によって書いた文字に違いが出るのかという検証をさせていただきました。
今回は老師に4つの文字を記載していただきました。
その老師が使った道具をそのまま引き継ぎ、
しまうち 01:56
老師の書いた文字を真似て真剣に、とにかく真剣に書いてみました。
そしてもちろん一番こだわったのは線質です。
それぞれを見ながら、しまうちが見たポイントと老師が見たポイントは何が違ったのか？
老師からいただいたアドバイスも含めながら、
しまうち 02:16
1つずつ解説させていただきたいと思います。
しまうちにとっては老師への挑戦にほかなりませんので、全力で挑みました。
それでは1文字目から見ていきましょう。
まず1文字目は「良」これはですね、二画目の転折と五画目の縦画、
しまうち 02:36
これに違い、やれたんですね。
二画目の転折というのは記述がですね。
力強く強い線をとにかく引けばよいと思ったんです。
しまうちはそしたらですね、思いのほか余白に影響が出てしまった。
そして、5番目の自覚におきましてはこれすがですね。
しまうち 02:56
紙に取られてしまったんですよ。
その取られた分だけ線が軽くなってしまった。
そして、その反動でこの羽根がね、重くなったんです。
いやー、この！意外正しい画面越しでは、いよいよしまうちさん、そんなことないよというふうに映ってるかもしれませんが、
しまうち 03:13
実際ですね。このように実物を前にしますとね。
そして何より悔しかったのはですね、同じ道具使ってるんですよ。
全く同じ部で同じ木駅同じ紙、いや、1枚目からこれですからね。
皆さんがっかりさせるかもしれませんけど、
しまうち 03:27
けれどもですよ。まだ1文字目ですからね。
これからしまうちの逆襲があるかもしれません。
それも少しだけ少しだけね、お楽しみください。
それでは2文字目にいきます。続いての文字は寿です。
これはですね、横画がたくさん連続する感じでございましたので、
しまうち 03:45
横画横画の間の余白に気をつけて書かないといけないというのは、老師これ、ちゃんとしてるだろうな、というふうに頭に入っちゃったんでしましょうね。
それで、実際に余白に気をつけながら書いたんですけれどもですね。
しまうち 03:59
ここでですね、老師の用筆テクニックはあったんですねというのが、それぞれの横画の起筆。
これを微妙にタッチを変えているんです。
老師はそれによってですね、何が違うかというと、もちろん選出のタッチも変わってきますし、
しまうち 04:17
この方角に挟まれた余白がね、微妙に変化するんですよ。
これはもうやられてしまうち、完全に見落としていました。
てか、今回ものすごく頑張ったんです。
本当に頑張って書いて、この長い縦角はね、老師に迫ったんじゃないかという自負、
しまうち 04:36
それだけはあるんです。
けれども、この寸の縦画、この差というのはちょっとねあ然としましたね。
いや、もうさすが老師ですね。
続きまして、夏。
線が集中するところはちょっと工夫がいるぞというのはします。
これもね、
しまうち 04:54
頭に入っていたんです。
それは線が集中するところは穂先をね。
起筆を細く入ることで、余白がしっかりと確保できる。
ですので、その点は老師わかってますよしまうちいうふうに表現できたけれどもですね。
7、8画目、そしてこの九画目のね。
しまうち 05:13
転折からの左払い、これに大きな差が出たんですよね。
いわゆるこの左払いがちょっと線としては、しまうちの分は生きていないということですね。
ただですね、老師が書き終わった手本だけ見ては、しまうち理解できないんですね。
しまうち 05:33
ですので、やはり老師が生でその場で書いている。
揮毫というのをこの目で見て覚える、そういうのが必要であるというふうに感じました。
皆様、お師匠様のこの動きというのを、もうお稽古の時はですよ。
どれもすべて見逃すまいというふうに、
しまうち 05:52
一生懸命見る必要がありますよ。
この老師はですね、お師匠様のすべての動き、もうそれはね、墨をするところから筆を持つところから、そして墨をつけるところから書くところまで、すべてゆっくりと目で見て観察していたというわけですから、
しまうち 06:10
やはりそれぐらいしっかりと目で見るということが大切ということです。
それでは最後になりましたが、「都」これはですね、しまうち一番老師の書きぶりに近づけたのではないかと、自信を持ってよっしゃというふうに思ったんですけれどもですね。
しまうち 06:28
よく見ると、一画目の横画、そして作りの部分のオオザト偏ですね。
この部分が。ちょっと違うんですね。
これはおそらく運筆の速度による線質の違いだと思います。
筆勢があることによって、活きた線が描けるということもございます。
しまうち 06:47
以前紹介しました動画の中で、しまうち横画横画横画に対して中核を休みながら書きましたよね。
けれども、実際、あの中核を一気にギュッとね引くことによって、活きた性質になるというのは絶対あると思います。ですので、
しまうち 07:07
そういった筆勢による活きた線、これも必ず出てきます。
活きた線も含めて墨色や触れ当たりなどは、紙と筆が一致した瞬間にすべてが決まると言われています。
今回は全く同じ道具を使用しましたので、もうこの老師としまうちの差というのはある。
しまうち 07:29
これもう言い訳できませんよね。
やはりですね、この老師の腕というのは恐るべしです。
でもね、皆さん、しまうちまだまだ伸びしろはあると思います。
これからも真摯に自分と向き合い、そして用筆法を鍛えていっていきた線を、
しまうち 07:46
これからもどんどんかけるように頑張っていきます。
いかがでしたか？性質について改めて考えることができ、しまうちにとっても有意義な時間になりました。
教室などで先生に言われたことを必死に考え、練習を重ねて自分で答えを導き出す。
しまうち 08:05
これ以上の財産はございませんが、せっかくこのように不特定多数の皆様に配信させていただいている以上、書道をされている方、書道に興味がある方には、とにかく楽しんでいただきたい。
そして見事に書道、2人にはまっていただきたいと願っています。
しまうち 08:24
線と点で表現する書道。
せっかくの書道人生1本でも多く、ご自身の活きた線を世に生み落としていただきたいものです。
それでは書道大好きしまうち、暑さに負けず健康大事で過ごしましょう。さよなら！
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