文人仕立ては中国から伝わった軸装形式です。
「文人仕立て明朝」は、文人仕立てをベースにしながら掛軸の両端に上から下まで細い縁を付けた形式です。
軸の両端につけた細い縁のことを「明朝」と呼びます。
細い縁を付けることで縦の流れが強調され、すっきりとしていながら存在感のある掛軸に仕上がります。
タテの流れを強調したい作品にとてもよく合い、作品に縦長の効果を与えてくれます。
中国明代の文人が好んで仕立てた形式とされていますが、現代においても洗練された印象を受ける仕立てです。
通常は「明朝」の太さを約0.6~1.5cmとし、それ以上の太さになる形式を「太明朝」と呼んでいます。
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