興福寺二諦坊古式墨 1.3丁型

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    #墨/#記念墨/#油煙墨/#奈良墨/#阿膠/#伝統工芸品

    室町時代の古式墨鉄型で作る「至高の墨」

    この度、書遊Onlineでは、新しい「令和年号」と「奈良墨の伝統的工芸品指定」を記念し、当社秘蔵の約680年前(室町時代)の「鉄製の墨型」を用いて漆墨(最高級菜種油煙墨)を製造いたしました。
    現在の墨造りは油煙墨が主流ですが、平安時代までは松脂を含む松の木を燃やして採取した松煙から造る松煙墨が製造されていたとされ、油煙墨は鎌倉時代に製造を開始、室町時代に奈良の地で確立したとされています。

    約680年前、時を超えた「鉄製の墨型」

    この室町時代に奈良興福寺二諦坊で墨造りに用いられたとされる約680年前の「鉄製の墨型」が、大日本製墨株式会社の時代より当社に代々受け継がれており、この度令和元号記念墨として当時の墨を最高の材料と最高の技術で復元いたしました。
    墨の製造は、奈良墨 老舗古梅園のご協力により当社秘蔵の「古式鉄型」を用い、独自に採取された「最高級菜種油の油煙」と現在では幻と呼ばれる至高の膠「阿膠」を掛け合わせて「至高の墨」の完成が実現しています。

    最高級菜種油から採取した最高の「煤」

    古梅園では独自の採煙蔵で最高級菜種油を土器に入れ、藺草(いぐさ)で作る灯芯に火をともし、土器の覆いをかぶせてその内側についた煤煙を採る昔ながらの方法で採煤されています。
    火が灯される灯芯は200本。炎の大きさや油の種類で煤の質が決まるため、常に熟練の職人が張り付き、200の揺れる炎の煤のつき方が偏らないよう、土器を20分おきに回し、火の加減や油の量にも気を遣いながら繊細な作業が均一に管理されています。

    煤にもこだわった究極の墨造り

    煤の優劣は、灯芯(藺草の皮をはいで取り出した芯を結ったもの)の太さや油の種類によって決められますが、粒子の細かな上質な煤を得るためには、元々4段階に作り分けられる内の最も特別な高級品にのみ使用される灯芯( 太さ5〜6㎜ )が使用されています。
    灯芯を結うだけで1〜2年の修業が必要といわれるほど灯芯作りは難しく、固く細く巻くほどに粒子が細かく質の良い煤が得られ、墨色に厚みが出るといわれており、こうした技と時間と手間を掛けて採煙されたキメ細かな粒子の最高級の煤から「至高の墨」が造られました。

    幻と呼ばれる究極の膠「阿膠」

    墨造りにおける 膠(にかわ)の役割は極めて重要で、墨の成形・粘度調節・煤の定着に加え、墨色や伸びに大きな影響を及ぼします。
    日本の墨に使用される膠は、牛・馬などの動物の皮や骨を煮込んで得られる膠を使用しますが、この「至高の墨」には最高級で幻とされる 「阿膠」 を使用いたしました。
    膠の断面が特に美しい、トロミがあり透明感のある類を見ない高品質な膠です。

    阿膠 (あきょう) とは

    古来より膠産地として名高い中国山東省東阿県産の黒驢馬から採取されたもので、古梅園が代々受け継がれてきた限りある在庫を切り崩し、この度の「至高の墨」造りに用いていただきました。

    奈良墨の神髄 古梅園が創る「至高の墨」

    室町末期に造墨家として創業した古梅園。
    製墨法が最も発展した江戸時代、古梅園は幕府の許可を得ながら、中国の造墨家との交流、研究を重ねより一層品質の良い墨をつくるようになり、その技は今もなお引き継がれています。440余年を経て培われた伝統の技と製法は、奈良墨の神髄ともいえます。

    代々継承した秘伝で造る墨

    採煙から配合、練り、乾燥、墨づくりのすべての工程において、昔ながらの製法で造り続ける古梅園。
    全国でも「煤採り」から墨を製造しているのは古梅園のみ、まさに唯一無二の存在です。
    気の遠くなるような手間暇は、本物という一級品を製造するための妥協を許さない姿勢の表れです。

    多くの作家から支持される古梅園の墨

    これだけの工程を経て造り上げられた墨は、作家の期待を決して裏切らない確かな製品ばかり。
    プライドを掛けて造られた製品は、墨を磨る水の準備から始まり、気温・湿度にまで気を配り、墨の磨り方、硯の合わせ方、紙の吟味…と作家の制作意欲をかきたてます。
    「墨液」なる便利なものを利用する人が年々増える中、「墨」にしか出せない理想の墨色を求められる、本物を愛してやまない作家から絶大な信頼を得ています。

    室町時代の墨を蘇らせる「南都墨原始二諦坊古式」の墨型

    南都・奈良時代より興福寺二諦坊において、仏様にお供える灯明から出る煙煤を用いて墨が造られたといわれており、当時主流であった松煙採煤から油煙採煤へと移行、確立したのが室町時代とされています。
    その中心にあったのが「興福寺二諦坊」。興福寺で造られた油煙墨は、これまで造られていた松煙墨とは墨色、艶、磨り心地など品質で圧倒的に優位に立ち、全国にその名を轟かせ、江戸時代には「奈良と言えば南都油煙」といわれるまでになったとされています。

    その当時、興福寺二諦坊で造られた油煙墨の墨型(鉄製)が、この度の「至高の墨」で使用した室町時代に興福寺二諦坊で実際用いられていたとされる約680年もの時を超えた墨型で、当時の姿を留めたまま現存する「南都墨原始二諦坊古式(鉄製)」の墨型は、唯一無二といわれています。

    「奈良墨」として初めての伝統工芸品

    平成30年に日本伝統的工芸品に認定された奈良墨の「初めての伝統的工芸品」として、「至高の墨」を発売いたします。
    最高級の素材と最高の技術、そして680年という時を経て造られる「至高の墨」は、豊かさと潤いを与える工芸品としてもお愉しみいただけます。

    令和の元号を記念した墨

    「至高の墨」の企画は、令和元号の記念に最高の墨を造りたいという想いから、日本製墨書遊が企画し古梅園様に製造を担っていただきました。
    680年の時を経て現在に蘇った鉄の墨型と最高の材料と最高の技術で生み出したこの記念墨は、熟練職人も納得の仕上がりで、極めて密度が高く、驚くほどに滑らかな磨り心地をお愉しみいただける逸品中の逸品に仕上がりました。

    選りすぐりの素材と製法で作る至高の墨、書遊Online限定25丁販売。

    室町時代に興福寺二諦坊で使われていた唯一無二の墨型、最高の煤と最高の膠、創業440余年の墨造りの老舗「古梅園」の技術を結集して完成した逸品中の逸品。
    「令和年号」と「奈良墨の伝統的工芸品指定」の記念墨として、書遊Online企画墨として25丁のみの限定販売を行います。

    古式墨 鉄製の墨型

    今から約680年前の室町時代に作られた日本で1つしかないと言われる非常に希少価値の高い墨型。

    至高の素材「阿膠」

    極わずかな墨にしか使われない高級膠である阿膠、高級煤の油煙で作る贅沢な墨。

    墨造りの神髄「古梅園製」

    創業400年、室町時代から培ってきた技術と製法で多くの作家から支持されてきた墨造りの老舗。

    興福寺二諦坊古式墨 1.3丁型

    用途
    あらゆる書画に向く
    サイズ
    約86×21×15 mm / 箱:183×117×40 mm
    分類
    最高級油煙墨
    墨色
    濃墨:艶のある純黒/淡墨:美しい茶系の黒。
    価格(税込)
    77,000円

    最高級の煤と膠を用い、最高の技術で製造した当製品は、密度の高い仕上りで、驚くほどに滑らかな磨り心地をお愉しみいただける仕上りです。

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