昔から日本では扇子に慣れ親しんできた文化があります。
暑い夏にはパタパタと扇子を扇ぎ、風を送ることで涼を得ることは今でも私たちの日常に根付いています。
扇ぐための単なる道具だけではありません。お好みの書や絵を描き加えて自分だけのオリジナル扇子にすることができます。
そのままでも十分使うことはできますが、無地の扇子に一つ手を加えることでオリジナル作品にもなります。
自分で好きな絵を描いてみたいという方や、好きな言葉を書いてみたいという方は思い思いに描いて楽しみませんか?
扇子に字や絵を描くときは机の上で白地の扇子を広げ、手で押さえながら書くのがコツです。
紙の折れる部分を描くときはカスレが起きやすくなりますが、動きが生まれ、それも一つの味になるのではないでしょうか。
思い通りの作品ができたなら、お部屋に飾って鑑賞して楽しみましょう。
扇子にも、女性用と男性用があります。
一般的に女性用は「6寸5分=約20cm」・男性用は「7寸5分=約23cm」とされています。女持ちは男持ちに比べて小ぶりです。
見た目の美しさも大切ですから、男性なら格好よく女性ならさり気なく美しく見えるよう、手にしたときの見栄えの美しさが重要なのです。
茶扇は茶道などのお稽古事に最適です。茶道においても大切な道具とされています。
挨拶の時には扇子を自分の前に置き、自分との境を示すことで相手への敬意を表すとされています。
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扇子にも部位ごとに呼び名がございます。扇子の基本的な部位について簡単にご紹介いたします。
現在でも私たちがよく口にする「肝心要」の要(かなめ)は扇子の部位名が元となっています。
・天(てん)・・・・扇面のトップ
・扇面(せんめん)・・・・紙や布が貼られた扇子の面の部分。
・中骨(なかぼね)・・・・扇子を構成している真ん中の部分。装飾のないシンプルなものや美しい透かし模様が彫られているものがあります。
・親骨(おやぼね)・・・・扇子を折り畳んだときに外側にくる左右の一番太い部分。
・要(かなめ)・・・・扇子を開くときにまとめて留めている端の部分(扇子の開かない方)。
扇子は、数本の細長い竹や木などを骨に用い、一方の端を綴り、もう片方を広げて紙や布を貼り折り畳みができるようにしたものです。
手で扇いで風を送り暑い夏に涼むためのものとして使われていますが、そもそも扇子が作られたのはいつごろでしょうか。
扇子の起源ははっきりしないのですが、古くは奈良時代から存在していたのではないかと考えられています。
元々は檜扇(ひおうぎ)と言って、檜の薄い板を重ねて作られた扇子が平安時代には高貴な位の人が持つ装束の一つとして宮中で用いられていました。
時代と共に変化していきますが、当時は美しい絵や色などを施した装飾品としての役割が大きかったことも考えられます。
今でも扇子は日本人と馴染みの深い道具として、様々な場面で使われています。
扇(おうぎ)と呼ばれる形は、開くと末広がりになるためおめでたいとされ、お祝事などに使われるようになりました。
儀式や芸能などでも数多く使われるようになり、能楽・狂言・歌舞伎・日本舞踊・落語など、今日でも日本の伝統芸能など多方面で目にすることができます。
暑さを凌ぐだけではない、日本の美意識が詰まった伝統道具の一つとして、なくてはならないものの一つと言えるのではないでしょうか。
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