朱印を集めるためのノートを御朱印帳と呼んでいます。もともと御朱印というのは、お寺で写経を収めた時(納経)にいただくものでしたが、現在は納経せず参拝のみでいただけるようになっています。神社やお寺を訪れた際には、参拝の証として御朱印をいただいてみてはいかがでしょうか。筆と墨で速やかに書き記してくださる御朱印は、神社やお寺または書き手によっても様々です。一人一人に対して墨で寺社名や参拝した日を書き記し、朱色の印章を押してくださいます。お札やお守りのように神仏のご加護があるものですからとてもありがたいですね。そんな有難い御朱印をいただくための御朱印帳。神社やお寺などでも販売されていますが、こちらで素敵な御朱印帳もたくさん取り扱っていますので、自分の気に入ったものを持ち歩いてみてはいかがでしょう。
いったい御朱印帳は、普通のノートとどう違うのでしょうか?御朱印帳は、蛇腹状に折りたたまれた両表に固い表紙がついたものが一般的です。その他に、和紙を糸で綴じた和綴じと呼ばれるものもあります。普通のノートとは違い、中身は基本的に2枚重ねにした和紙が使われていますので、たっぷりと墨をつけて書いても裏写りしにくく、表だけでなく裏も安心して使うことができます。蛇腹状のものは1ページごとにバラバラになった一般的なノートとは違い、すべてのページが蛇腹に繋がっていますから、ページの開閉がしやすく、広げることも容易ですので最もよく使われています。和紙はもともと吸水性があり乾きやすいのですが、書いたあとはそのページに薄紙などを挟んで返されることがほとんどです。他のページを汚さないよう細やかな配慮も嬉しいですね。
御朱印集めにももちろんですが、実はそれ以外にも色々なシーンでお使いいただけます。蛇腹状に繋がったノートと考えれば、スクラップブックとして写真をアルバムのように貼ってみたり、スケッチブックのように旅の風景をイラストで描いてみたり、好きなシールやハンコを集めてみたり・・・と、使い方はより一層広がります。
御朱印を集める楽しさって何なのでしょう。 神社やお寺など、書き手によって印象が変わる御朱印は一つ一つとても魅力にあふれています。 白地に映える墨色と朱色が堂々として美しく、見事にページを飾ります。
一つたりとも同じものがない御朱印を集めることが、近年日本人だけでなく、外国からの観光客にも人気が高まっているのも頷けます。 中でも神社やお寺を巡り御朱印を集める女性は”御朱印ガール”と呼ばれ、耳にすることもあります。 御朱印を集めることは、自ら赴き参拝し、神仏のご加護を授かるという目に見えない部分こそ大切なのかもしれません。 また寺社仏閣巡りの旅の記しになる記録ですから、集める楽しさと見返す楽しさ両方あるのではないでしょうか。 有難くいただいた御朱印は大切に扱いたいものですね。
気に入った御朱印帳は準備したけれど、どのように御朱印をもらえばいいの?という初めての方でもご安心ください。
神社やお寺に参拝したときの御朱印の頂き方についてこちらで簡単にご紹介いたします。
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