書道だいすき 第57話
美しい!!『かな料紙』の世界!!【書道】
Shodo Daisuki – Episode 057
見た目にも色鮮やかな『かな料紙』!!
ただ商品名が煩雑で内容がよくわからない方多いのではないでしょうか!?
今回はそんな料紙に使われる紙や技法を紹介し、良く使われるサイズや天地の見分け方までたっぷりお届け致します!!
これを見れば料紙選びが楽に!!楽しくなること間違いなし!!
書道だいすき 第57話 動画の概要
しまうち氏による「かな料紙の世界」と題した講義の記録です。
この講義では、書道で使用される「かな料紙」（装飾された和紙）について詳細に解説されています。
講義の冒頭でしまうち氏は、料紙とは何か、その特徴や種類、選び方について説明することを約束しています。
料紙とは主に仮名作品や色紙向けに装飾が施された和紙のことで、様々な商品名があり、その名称から紙の特性を理解することが重要だと述べています。
しまうち氏はまず料紙のサイズについて説明し、「全懐紙」が基準サイズであることを強調しています。
全懐紙は半分に切ると「半懐紙」になり、八等分にすると「短冊」になり、さらに分割すると「小色紙」が作れるという便利さを解説しています。
次に紙の原料について、「楮」「雁皮」「三椏」という3つの主要な材料を紹介しています。
特に三椏は印刷に耐えられる強度があり、お札にも使われていると説明しています。
続いて料紙作りの代表的な技法を詳しく解説しています：
ドーサ引き - 料紙作りの土台となる作業
浸け染め - 紙を染料に浸して染色する方法
引き染め（はけ染め） - 刷毛で紙を染める技法
ぼかし染め - 色の濃淡を浸ける技法
具引き - 胡粉を塗る技法
雲母(キラ)引き - 微細な鉱物粉末を施す技法
から紙・空摺り - 木版で模様を付ける技法
砂子・切箔・野毛 - 金銀装飾の技法
しまうち氏は最後に料紙の上下の見分け方についても説明し、模様の向き、色の濃淡、砂子の散らし方などによって決めることを教えています。
講義の締めくくりとして、平安時代から続く料紙づくりの伝統の素晴らしさを称え、料紙は様々な書道作品に花を添えるものであり、ぜひ試してほしいと視聴者に呼びかけています。
Youtube 書道だいすき 第57話
しまうち 00:00
この可能の世界では全懐紙が基準になるんですね。
印刷に耐えられる強さがあるんですって。
あくまでも紙の上に乗っかっている状態だというのが大きな特徴になります。
この法則は当てはまりますので、皆さん、はい、どう書道だいすきしまうちです。
しまうち 00:19
今回はかな料紙の世界と題しまして、お送りさせていただきます。
あの色のついたキラキラした綺麗な紙ねと書道をされている方ならば、ピンとくるそう、あの料紙でございます。
ただですね。皆さん、商品名を見たときにうん、
しまうち 00:34
何聞き慣れない言葉、たくさん載ってるんだけれども、というふうに思ったことございませんか？
どうさ引きおかし染めぐ引ききらびきえー、もうそこまで来たら何かないのかわからないというふうにありますよね。
しまうち 00:46
日本人が昔から愛したこの料紙には、塩や呼び名がきっちりと決まってあるんですね。
ですので、今回の動画を見ていただくことで、この紙はどんな髪、そしてどのような書き心地なの？ということが、商品名を見るだけでピンと来てくれるはずなんですね。
しまうち 01:03
料紙選びが楽になり、そして楽しくなるはずなんですよ。
料紙のサイズや料紙の選び方についても解説させていただきたいと思いますので、最後までぜひともお付き合い、何とぞよろしくお願いいたします。
この動画チャンネルでは、
しまうち 01:18
書道に限らず書くに関係することはどんどん紹介させていただきますので、チャンネル登録、高評価、そしてまたまたコメントもないとよろしくお願いいたします。
それではかな料紙の世界へいらっしゃいませ。
そもそも仮名料紙とは一体どのような紙なのでしょうか。
しまうち 01:36
書画用に作られた紙のうち、漉き上げたままの状態を素紙と呼びます。
その素子に加工を施したものを加工紙と呼びます。
中国ではその加工紙のことを熟箋と呼ぶそうです。
これはしまうち知らなかったですね。
さまざまな加工紙の中でも、
しまうち 01:53
主に仮名作品細字仮名や中字仮名向け作品に合うようにですね、装飾などを含めて手を加えられた紙のことを、料紙と呼ぶそうなんですね。
近代以降、大字かなのサイズに合わせた料紙でありましたり、あえて漢字作品に料紙を使う方も増えてきているそうです。
しまうち 02:14
続きましてかな料紙のサイズについて、まずは全懐紙この可能の世界では全懐紙が基準になるんですね。
しまうちずっと皆さんにお伝えしたかったんですが、この全懐紙というのはですね、本当に有能なんですよ。
もうね、バンとね、
しまうち 02:31
図が出てると思うんですけれども、この全懐紙何が有能かと言いますと、まずはですよ、この全懐紙半分に縦半分に切りますと半懐紙になりますよね。
まあ皆さん、全懐紙の半分ですから。
開始ここまでは皆さんご存知ですよね。
しまうち 02:47
その次なんですよ。
皆さん、この全懐紙をなんと八等分にしますと短冊になるんですよ。
普通幅の短冊、これ、知らなかった方、多かったんではないでしょうか。
さらにすごいですよ。
全懐紙、その普通幅の短冊を左端に1つ取りますよね。
しまうち 03:06
そして残った右側ありますよね。
それを10文字に四等分しますとなんと小色紙が4つできるんですね。
大色紙ではございませんよ。
正式紙が四等分で取れるということですね。
しまうち 03:24
全懐紙有能ですね。
ですので、気に入った全懐紙があれば、このように短冊も作れますし、調子紙も作れる。
そして半分に切れば半返しができるということですね。
ちなみに半返しなんですけれども、これよく半紙サイズと勘違いして買われる方多いんですよね。
しまうち 03:43
よくね先生が。間にあなた半懐紙買ってくるのよと言われているのにも、半紙を買ってしまうあるんです。
しまうちも経験があるんです。
半返しの方が半紙よりも縦に長いですからね。
皆さんこれだけはご注意ください。そしてですね、
しまうち 03:58
展覧会ではどういったサイズが使われるのかといいますと、電子版ですね。
そして半切板、その次聞き慣れないですが、一尺かける三尺板、二尺かける六尺版ですね。
そして2.6尺掛ける六尺版このあたりを押さえと。問題ないのではないでしょうか。
しまうち 04:17
続きまして紙の原料の説明に入ります。
まずは量子づくりの土台となります。
大きな3つの原材料を紹介させていただきます。
まず1つ楮これはですね、繊維が長く、そして繊維が太いんですね。そして、何よりも強度が強いですので、
しまうち 04:36
裏打ち用紙ですとか、障子紙なんかにも使われていると思います。
続きまして、2番目に雁皮栽培するのが実はものすごく難しい。
そうです。ですので、自然に生えているものから取るしかないということなんですね。これ、
しまうち 04:52
希少価値高いですよね。
繊維は非常に細く、そして短いんですね。ただ、非常に強度が強い、そして光沢があるんですね。
これが大きな特徴、そしてきめが細かいということで、続きまして3番目3つ、またこれも雁皮同様に繊維が非常に短く、
しまうち 05:14
きめ細かいんですね。
けれども、この3つの中では時代が一番新しい。
しかし、時代が新しいとはいえ、江戸時代らしいですね。
まあ、そういう意味では古いと言えば古いですね。
この3つ股なんですが、ものすごく強度があって、
しまうち 05:28
そしてなんと印刷に耐えられる強さがあるんですって。
ですので、これベンジャミンに教えてもらったんですけれども、お札に使われること多いんですって。
お金触ることがあったら、あ、これは三椏かというふうにね。
しまうち 05:42
思い出していただけると嬉しいです。
さあ、ここからは料紙づくりにおいて、代表的な技法を紹介させていただきます。
聞き慣れない言葉が多いんですけれども、ここは1つしまうと一緒に勉強だと思って、皆さんお付き合いよろしくお願いします。
しまうち 05:57
技法その位置、ドーサ引きこれはですね、料紙作りにおいても土台と言われる一番最初に好きなければならない作業になります
元紙のにじみを止め、原子の強度を上げ、そしてさらにこの後、加工の作業がしやすくなるような効果が。
しまうち 06:14
あるこれがドーサ引きの作業でございます。
料紙作りには欠かせない作業と言っても過言ではございませんここで使うドーサ液というのはですね、ミョウバンを溶いた溶液、そこにに顔を混ぜたものこれをですね、素子の上にはけで何度も何度も均等に重ねて塗っていくんですね。
しまうち 06:36
いわゆるお化粧の下地と一緒と言えるのではないでしょうか。
技法そのに浸け染めこれ、はですね、いわゆる染めの技法の代表的な方法に、先ほどのドーサ引きした紙を占領液に浸けまして、そしてくぐらせて染色するんですね。
しまうち 06:56
料紙の商品名になな染めと書いてあるのは、この技法を使った料紙になります。
第41話でしまうち楽しみましたね。
紅茶染めコーヒー染め、そして緑茶染め、いわゆるそれでございます。
楽しかったなうん技法その三。引き染め、
しまうち 07:16
別名はけ染めといいます。
これはですね、はけにいわゆる染料を浸けて、そして紙を染めていくんですね。
まあ、一見簡単そうに見えるんですが、実はしまうちこれはですね、この目で見たことあるんですよ。
職人さんがね、簡単そうにさーってやるんですよ。
しまうち 07:33
本当にさってあるんですけど、これものすごいムラなく染めるというのは本当に難しいんですよ。
けれどもさっとしています。
本当にさっとして。びっくりしましたね。
もう料紙が来たらさっとですよ。
皆さん、それが職人までですね。
しまうち 07:47
素晴らしい技法、そのよぼかし染めはけを使ったり、たんぽを使ってですね、紙に色の濃淡を浸けていくんですね。
はけを使うと直線的になりますし、たんぽを使いますとですね、なんて言うんですか？だんだんだんだんとね、
しまうち 08:04
濃淡がつく形になりますよね。
これはですね、ちょっとしまうち興味がありましてね。
やってみると楽しいんではないかなというふうに思うんですが、そんな、言ってもね、多分ね、ものすごい難しい技術がいるようなことだとは思います。
しまうち 08:16
それがぼかしという、技法その後、具引き、これはね、ちょっとしまうち、正直わかってなかったですね。
この具引きというのはですね、胡粉を膠で溶いたものなんですね。
それをはけでひくという形になりますね。胡粉ということはよく聞くんですけれども、
しまうち 08:36
いざ説明しなさいと言われると難しいですよね。
これは炭酸石灰と呼ばれまして、日本で言うならば、ハマグリであったり、カキの殻を焼くんですって。
そして、その焼いたものを粉々に砕いて粉末状にしたものを胡粉というそうです。
しまうち 08:54
この具引きというのは、何も透明なものばかりだけではなく、染料を含めた色のついた具引きというのもあるそうです。
このことを色具と呼ぶそうですね。先ほどの技法で紹介しました染め紙とは違いましてですね、染め紙というのは、
しまうち 09:12
紙の中間でしっかりと染まっているんですけれども、この具引きというのは、あくまでも神の上にのっている状態だというのが大きな特徴になります。
技法その六、雲母(キラ)引きいや、もうね、正直、しまうちこっ恥ずかしい思いしてきましたけれども、
しまうち 09:28
これもの母と書いてしまうち、ずっとうもっていうふうに思っておりました。
いや、恥ずかしいこれ、雲母(キラ)って呼ぶそうですね。
この雲母(キラ)というのはですね、火星眼内に含まれる鉱物のことらしいんですよ。
ドーサ引きした紙の上にですよ。
しまうち 09:45
もう本当にね、目に見えるか見えないかというような。
細かい粉末状のねきらこれ光ってるんですね。こうなんて言うんですかね？紙をね、こう傾けて光に当てると、確かにね。
目に見えないような粉末のようになってて、
しまうち 10:01
ピカピカピカ光っているそれがきらで、うんもではないですよ。
雲母(キラ)で。よくね古筆臨書用紙なんかに施されている技法になります。
有名なねあの高野切であったり、こま切れの青書紙なんかではね、振られているのではないでしょうか。
しまうち 10:19
技法その7 から紙、そして空摺り、まずはから紙からこれは雲母を布海苔で解き、たんぽに浸けましてですね。
木版に塗るんですね。
この木版というのは、いわゆる模様が彫られてある木のことですよ。
皆さん、先ほどごで紹介しました具引き紙をその木版の上にかぶせるんですよね。
しまうち 10:47
いわゆる紙の表面が木版とくっつく形になります。
そして、紙の裏からばれんで擦るんですよね。
そうすると、木版に彫られてあった模様が、その具引き紙に移されるという形になりますね。
そういう模様あ、なんか白いの多いなあというのは、
しまうち 11:07
そういうことなんですね。
そして次に技法は似ているんですけれども、少し違うのが空摺りなんですね。
先ほどは木版に液を浸けましたよね。
そうではなくて、今度は具引きしの裏側ですよ。
裏側に何もついていない版木を版を引くんです。
しまうち 11:30
ですので、具引き紙の表は上になります。
いわゆる下側に木版が当たっていう形になりますね。
そして、今度は具引き紙の上からバレンをかけるんですねといいますと、今度はいわゆる具引き紙についている紙の色ですね。
しまうち 11:49
そこにその木版がこすり浸けられて、模様として浮いてくるという形になりますね。
ですから、一見して見た時にはあれこれ無地かなというふうに思うと思うんですが、よくね光の反射だと見てしまいますとあっ、模様入ってるわというふうになるのが空摺りだそうですね。
しまうち 12:11
技法その八。砂子切箔野毛いや、これね、野毛っていうのは知らなかったんですけれども、まあ解説していきますね。
料紙といえばこれだよねっていうふうにね、思われる方、多いのではないでしょうかというのはですね、
しまうち 12:27
まあ、しまうちもそうですけれども、日本で生まれて育ってきましたら、まあ、この金銀装飾というのはよく見てきましたよね。
実際ね、いろいろなところで使われている技法だと思います。
いわゆるですね。金銀箔の大きさや形状によって呼びなが
しまうち 12:44
変わるというやつです。まずは砂子。
これはまかれた切箔が砂のように見えるところから、そのままの呼び名ですよね。
砂子と呼びます。古くで言えば平家の曲です。
まあ、源氏物語絵巻などにも使われていた技法だそうです。
しまうち 13:02
そして切箔基本的には正方形に切られたものをさそうです。
見た感じでは長方形のものもありますけどね。
ただ、大小さまざまなものが散りばめられているというのは間違いないですね。
そして、最後に野毛金銀装飾の中でも細く切られてですよ。
しまうち 13:23
何かえ髪の毛みたいな感じの金銀、装飾が混じってないっていうふうに見えるような、繊細な切りは、これのことを野毛というんですって。
難しいですね。古いもので言えば、平安末期の元永本古今集なんかには、この野毛の実が入っていたと言われるそうです。
しまうち 13:45
さあ、いろいろとですね、技法紹介させていただきましたが、まあ、こういった技法がいろいろと組み合わされた形によってですね、商品名が書かれているということですね。
確かにね、今、改めてしまうちもこの料紙の商品名見ましたら、
しまうち 14:02
あっ、そういうことかというふうにね合点いきますけれども、これは技法のことなのかというふうに分からなければですね、もう本当にちんぷんかんぷんですよね。
なんかえらい長い商品名ついてんなあということで終わってしまいます。
しまうち 14:16
ですので、皆さん、この動画にお付き合いただいた皆さんは、これで1つ。
確実に商品名のことについて、どのような内容なのかが分かったはずですので、賢くなりましたよ。
皆さん、次からは選ぶの楽になりますよ。神の加工については理解できたと思うんですけれども、
しまうち 14:35
実際に料紙をさあ使うぞとなった時にですよ。
あれ、この料紙上下どっちっていうふうになる場合あると思うんですよね。
ですので、これ、まあ、なんていうんですかね、しまうちの暗黙のルールというんでしょうかね。まあ、
しまうち 14:52
これ勝手な解釈かもしれませんが、おそらく全体的にもこういうふうに使うんだよ、というふうなルールがあると思いますんでね、それを紹介させていただきたいと思い、います。まず1つ、いわゆる無地ですね。無地というものに関しましては、
しまうち 15:07
これは当然ながらなんですが、上下ないですよね。ですので、好きな方を使ってくださったら、オッケーでございます。次に模様が入っているものですね。よくね唐草模様などの連続したものがあるとは思うんですけれども、
しまうち 15:22
この模様が入ってある場合というのは特になんて言うんでしょうかね。
植物みたいなね、決まった模様ありますよね。
そう。たときは当たり前ですけれども、動物の顔、植物の顔というのがあれば、それがちゃんと上に来るように使わないといけませんよね。
しまうち 15:41
続きまして、模様が上下にある場合、これ難しいです。
悩みますよね。模様が上下にあるんですよ。
皆さん、そういった時は、紙の端からこの模様までの間の余白ですね。それが広い方、
広い方を点いわゆる上にすると良いそうです。
しまうち 16:03
続きまして色に濃淡がある場合ですね。これは濃淡ですので、色が濃い方濃い方を上にしてみてください。いわゆる淡い方を下にする、そして次色彩が混じる場合ですね。こういった場合は、例えば空色の色があれば、まあ当然ながら空は上にありますから、
しまうち 16:26
空色を上にして、そして逆にまあ茶色っぽい色がありましたらね地面のイメージあるんですから、地にするといった感じでですね。まあ、そのイメージに合わせて天地を決めると良いと思います。
そして砂子なんですよね。
しまうち 16:41
次は砂子の散らし方なんですけれども、その砂子のチラシが大きければ大きいほど手になるそうです。
いわゆる砂子の塊が多いのを手にしてください。
そしてわなんかまた微妙な散らし方だな、同じぐらいの量だな、どっちが上だっていうふうになりましたら、
しまうち 16:59
また先ほどと同じですね。紙の端からその砂子までの距離、余白が大きい方を上にしてください。
これは間違いないと思いますので、展示決めてください。
そしてこれ、ちょっとしまし知らなかったんですが、もし金銀2色の砂子の場合ですね。
しまうち 17:16
これは金色の方を上にしてくださいねえ。
金と銀にね、そんなね、格差浸けなくてもいいと思うんですけれども、やはり何でも金メダル銀メダルですね。
金の方が上ということです。
そしてよくですね、波何型模様の模様が入っているのがありますよね。
しまうち 17:35
いわゆる波頭というんですか。
このなんかザグーンとね、その波の形、ありますよね？それによって上下を決めていいと思います。
ただね、人によってはですね、まあ、波の形こうなんですか？波頭がね、逆でもいいやん、
しまうち 17:50
別にっていう方もおられるとは思うんですけれども、あくまでもその波頭の形に合わせて上下を決めると良いと思います。
これで上下の開き方以上になりますけれどもね。
皆さんよくね？料紙といっても色紙版、いわゆる量子針の色紙使うこと多いと思いますので、
しまうち 18:07
当然ながら色紙のサイズになってもこの法則、僕は当てはまりますので、皆さん覚えておいてください。
さあ、ざざっとですね、駆け足で解説させていただきましたが、皆さんいかがでしたでしょうか。
平安時代から続くこの料紙づくりというのは、
しまうち 18:24
古き良き伝統でございます。
今回の動画内ですべてそれを説明できたかというと、そうではないんですけれども、まあ、皆さんのですね、料紙選びのお役に立てるような内容になったのではないか、というふうに自負はしております。
しまうち 18:38
今は映えと言いまして、ですね、SNSなどでカメラ映えするものを取り上げる。
そうなんですけれども、きっとですよ。古い平安時代なんかは、この料紙というのがですね、その一端を担っていたに違いないと思うんですよ。
しまうち 18:55
もうね、あの流麗なですね、麗しい女性人の貴族たちが料紙を見まして、これ、映えてるよねみたいなね、会話があったというふうに想像すると、なんか楽しいですよね。
料紙は仮名しか書いてはいけないのですか？というようなことをよく聞くんですけれども、
しまうち 19:12
決してそんなことはございません。
例えば、自分の好きな歌であったり、歌詞であったり、そして手紙を書いてみたり、今まで古い時代から続いてきた色鮮やかな料紙たちが、きっとそれらに花を添えてくれることでしょう。
しまうち 19:31
ですので、一度と言わず、何度もこれから料紙を使う機会あると思いますので、皆さんぜひともお試しくださいませ。
それでは、書道大好きしまうち、またいつかね、料紙作ってみたい。
そういうふうに思った今宵でございました。
関連商品について
本動画に登場する商品をご紹介します。
料紙 /ryoshi
日本の書道史を語る上でなくてはならないのが、『かな』。
平安時代に華やかな紙が開発され、気品漂う日本のかな文化が誕生しました。
かな作品用に加工・装飾されたものを料紙とよびます。
第57話 美しい!!『かな料紙』の世界!!【書道】 商品一覧Item List
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