書道だいすき 第56話
古典臨書シリーズvol.3 『顔真卿 多宝塔碑』【書道】
Shodo Daisuki – Episode 056
おすすめの古典を解説、実際に『しまうち』が臨書を行いポイントや注意点などを紹介していくシリーズ3作目!!
とにかく分かりやすく、身近に感じて頂ける内容となっております!
是非見ながら皆さんも挑戦してみて下さい!!
書道だいすき 第56話 動画の概要
しまうち氏は「書道大好きしまうち」として、古典臨書シリーズ第三弾として顔真卿の多宝塔碑について解説しています。
顔真卿は唐の四大家の一人で、忠義に厚い人物として知られています。
しまうち氏は過去に顔真卿の顔氏家廟碑を見た際に強い拒否反応を示し、20年以上臨書を避けてきましたが、今回多宝塔碑を見て力強さに感銘を受け、挑戦することにしました。
しまうち氏は顔真卿の経歴と人物像について説明し、忠義に厚く、反乱時には自ら義勇兵を集めて立ち向かうほどの人物だったと述べています。
しかし、その真面目な性格から上司と衝突し、左遷を繰り返し経験したものの、77歳で生涯を閉じるまで忠義を貫いた人生を送りました。
興味深いことに、顔真卿の書は生前はあまり評価されず、死後に評価が高まったとのことです。
後世の書家の間でも、称賛する者と酷評する者に分かれており、この相反する評価こそが顔真卿の人間味を表しているとしまうち氏は考えています。
多宝塔碑は顔真卿が44歳の時に書いたもので、現在も中国の吉林博物館に保管されています。
文字の状態が美しく残っており、書を学ぶ古典として学びやすいとしまうち氏は説明しています。
また、顔真卿の晩年の作品である顔氏家廟碑と比較すると、約30年の間に書風に大きな変化があったことがわかります。
しまうち氏は多宝塔碑の特徴として、一画一画がしっかりしていること、大角が細くて重角が太いこと、全体的に文字の字形のバランスが取れていることを挙げています。
そして実際に「此」「財」「性」の3文字を選んで臨書を行い、顔真卿特有の筆法や特徴を解説しながら実践しています。
最後にしまうち氏は、顔真卿の個性の強い作品を臨書できたことの喜びを語り、個性ある文字表現の重要性について触れています。
自身はまだ練習段階であることを謙虚に認めつつも、このような古典に出会えたことへの感謝を述べ、視聴者に対して興味のある古典があれば教えてほしいとコメントを求めて締めくくっています。
Youtube 書道だいすき 第56話
しまうち 00:00
とにかく忠義に厚い男、片方では称賛され、片方ではけなされるんですね。
同じ人物が書いたと思えますか？いや、なかなか難しいですね。
はい、どう書道大好きしまうちです。今回はさあやってまいりましたよ。
古典臨書シリーズ第三弾と称しまして、
しまうち 00:25
顔真卿の多宝塔碑についてお送りいたします。
今まで古典臨書シリーズ初頭の三大家にふれてきましたので、何か忘れてるなというふうに考えたところ、うーんそう顔真卿を忘れていたというふうになりましてですね。
唐の四大家と言われていた顔真卿をなぜに？
しまうち 00:46
連れていたのかといいますと、これ完全にね。島内個人、個人が悪い。
そのうち今から20年以上前になりますかね？顔真卿の顔氏家廟碑を見たときにですねえーっていうね。
あまりにも思っていた楷書と違い過ぎまして、心のシャッターガラガラです。
しまうち 01:04
もう本当にガシャンと閉まってしまいまして、
食べず嫌いでもう全くそれ以来臨書をしていませんけれども、今回この臨書試験で調べに行った時、に多宝塔碑見たんですよ。
そしたらまあ、なんと男らしくて力強い楷書なんだということで、
しまうち 01:25
これはもう挑戦せずにはいられないということになりましたので、今回挑戦したいと思います。
この動画チャンネルでは、書道に限らず書くに関係することはどんどん紹介させていただきますので、チャンネル登録高評価まだまだよろしくお願いいたします。
しまうち 01:41
それでは古典練習シリーズ、早速行ってみよう！
それでは毎度おなじみ顔真卿とはどのような人物だったのかということを簡単に説明させていただきます。
当の第2代皇帝太宗皇帝の時に活躍しましたのが、欧陽詢、虞世南、褚遂良
しまうち 02:02
いわゆる初唐の三大家と言われる人物ですよね。
そして彼らは会社の傑作を世にたくさん残していきました。
そしてその後、約百年、唐の中期に活躍しましたのがこの顔真卿になります。
顔真卿は独自の処方を生み出し、
しまうち 02:20
そしてですね、後世の書家たちに絶大な影響を与えていくんですね。
先ほどの初頭の三大化と合わせて唐の四大会と呼ぶそうです。
この顔真卿なんですが、またまたねいつも通りエリートなんですね。学問、そして処方の超有名な一家の出身でございます。
しまうち 02:45
そしてその当時の人、人、顔真卿とは、どんな人物といったときに声を揃えているのが、とにかく忠義に厚い男ということですよね。これが彼を呼ぶ共通項だったようですね。まあ、この時代ですよ、いろいろ反乱も起こります。
しまうち 03:03
そうした時に顔真卿、自分で義勇兵を集めるんですね。
そしてまで反乱に立ち向かっていくわけですよね。
もう本当にこれだけ聞いただけでも忠義。すごいなっていうところがあるんですが、忠義が厚いということは当然。
しまうち 03:17
だからなかったことは嫌い、真面目な性格という可能性がありますよね。
ですので、この時代も顔真卿上司とですね。
ぶつかってしまうわけですよね。
そうすると、何が起こりますか？もう皆さんご存知ですよね？
あれですさせんということですよね。
しまうち 03:35
それを繰り返し受けた身ではありましたけれども、それでも77歳で生涯を閉じるまで、とにかくこの忠義を貫き通した人生を送ったそうです。
ただですね。
意外なのはこの間、顔真卿の書の評価なんですが、この当時代、あまり評価されなかったんですね。
しまうち 03:57
いや、これはちょっと意外でした。
その時代のですね。お偉い書家さんがですね、いわゆる忠義の心が反映された書顔真卿の書、すごいよということでですね。
まあ称賛するわけですよね。
それによって後世に伝わっていくわけですね。
しまうち 04:15
いわゆる顔真卿がなくなってからその評価が高まるということですね。
いわゆる今で言いますとゴッホこれがそうらしいんですよ。
死後に評価が高まるそのおかげもあってですね、その時代にいろいろな有名な書道家、例えばですね、
しまうち 04:35
組織であったり、皇帝権これもですね、いろいろと処方のテキストを見ていただきましたら、必ず出てくる名前でございます。
この組織、皇帝権なんかは顔真卿の書というのは、いつ見てもやっぱり顔真卿なんだよなぁ。
しまうち 04:53
いいんだよな、やっぱりすごいよ。
顔真卿というふうにね。評価する方や、もう一方では同じく宋の、またこれも有名な書家です。
もう必ずテキストに名前出てきますのでね。
米芾、顔真卿の楷書を見て、いやいやいや、なにこの楷書、
しまうち 05:11
もう全然ダメよねっていうふうにですね、えらく酷評するんですね、これ不思議ですよね。
片方では称賛され、片方ではけなされるんですね。
けれどもですよ。
けれども、こういう相反する批評が出てくることに、皆さんこの間、
しまうち 05:28
顔真卿のなんて言うんですかね？人間臭さというんでしょうか。
その顔真卿の内なる魅力が書に現れているこういった人物、顔真卿が初めてではないんでしょうかねぇ。
ですので、顔真卿の書というのは価値があるのではないでしょうか。
しまうち 05:46
それはこの多宝塔碑とは何かについてなんですが、泉福寺に舎利塔建立の経緯について岑�未�選文し、そして顔真卿当時44歳の書とされています。
これは今でも中国の吉林博物館に保管されているんですね。
すごいですよね。
しまうち 06:10
本物があるという。
書かれている文字の状態、これが非常に美しく残っているんですね。
ですので、会社を学ぶ古典の1つとして、とても学びやすい古典になっております。
この多宝塔碑なんですが、人によってはですね、
しまうち 06:27
非常に徳っぽい人だなあ、というふうに評価する方もおられるそうなんですけれどもですよ。
皆さん、それだけなんて言うんでしょうか。人間味というんですかね？そういうのが表現されている書ということですよね。
これはしまうちの勝手な見解。
しまうち 06:42
でありますけれども、初唐の楷書というのは、こうというよりも、皆にきっちり、これは綺麗な字でしょうというような表現だったような気がするんですけれども、この多宝塔碑を見てみますと、その文字からですね。
もう顔真卿の風貌が浮き上がってきているんではないか、
しまうち 07:01
というように感じるんですよね。
そして、この顔真卿を土台にしまして、後のね、その時代の先ほど出てきました組織であったり、皇帝。
そういった方々がいわゆる個性の魅力というのを、どんどんと発信していったのではないかと推測しております。
しまうち 07:20
皆さん、こちらにですね、顔氏家廟碑と多宝塔碑を比べた写真、用意してるんですけれどもどうですか？
皆さんこれ同じ人物が書いたと思いますか？
実はこの顔氏家廟碑というのは、晩年の作で72歳の時の作品になりますね。
しまうち 07:38
いわゆる顔法と言われ、まあ向勢の表現であったり、同じ蔵鋒でも篆書を意識したような蔵鋒であるということですよね。
で、片やこの多宝塔碑は44歳の作でございます。
ですので、まあ約30年空いているわけですよね。
しまうち 07:57
ですので、その30年間の間に、まあこのような変化っていうのがあったしか、というのも、まあ珍しいのではないでしょうか。
顔氏家廟碑で、シャッターガラガラになってはしまいましたけれども、この、多宝塔碑なんですが、
しまうち 08:14
起筆が蚕の頭のようなこぶの状態がありまして、そこからですね。
いわゆる運筆していくわけですよね。
そうすると、だんだんだんだん線が太くなっていくわけですよね。
そして力強い今度は逆に力を抜くんですね。
急に弛緩するわけですよね。
しまうち 08:36
そして最後、穂先がですね、いわゆるツバメの尻尾ネズミの尻尾の、ようにヒューっとですね、はねられていくわけですね。
これをいわゆる蚕頭燕尾というそうなんですが、これまた難しい言葉ではありますが、これがもうすでに取り入れられているというのが見えるんですね。
しまうち 08:57
いわゆる顔氏家廟碑の走りという部分が、もうすでに取り込まれているということですね。
ですので、しまうち、もう顔氏家廟碑でですね、シャッターガラガリにしたのは、もうほんまに反省しないといけないですね。
ですので、
しまうち 09:11
しっかりと。をしていきたいと思います。
それでは今回、多宝塔碑を臨書するにあたって、しまうち個人的なんですよ。
個人的な見解としましての大きなポイントっていうところを言うとするならばですね、ひとつ、これは一画一画がまあしっかりしているということですね。
しまうち 09:30
まあ、いわゆる力強い、まあ、顔真卿の真面目さが現れているのではないでしょうか。
横角が細くて縦画が太い、そういうような書きぶりになっているような気がします。
そしてあともう1つ、これは全体的に文字の字形の均整が取れているということですね。
しまうち 09:51
非常に美しい造形だと思います。
これはですね、ちょっとね、記憶が曖昧でね、違ったら申し訳ないんですが、中国の方がですね、あの独特なマス目の中に文字を入れて勉強するときに、この顔真卿の文字を小さい時から取り入れて勉強するというのを聞いたことがある
しまうち 10:12
あるような気がするんですね。
ですので、それだけしっかりとした文字、均整の取れた文字であるということは間違いないでしょう。
こういった部分に気をつけながら臨書していきたいと思います。
さらに、当然ながら、特徴プラスアルファで出てくると思いますので、
しまうち 10:29
そういった部分に関しましては、揮毫しながらまた説明させていただきたいと思います。
さあ、それでは今から古典臨書実践に入りたいと思います。
まず最初の文字なんですが、之という文字ですね。
また出てきました。
しまうち 10:44
これ、この之という文字の中には、顔氏家廟碑の特徴の1つである蚕頭燕尾のですねらいというんでしょうか、これがしっかりと出ております。
そしてこの多宝塔碑にももちろんそれの原型というんですかね。
まあ、走りが現れておりますので、
しまうち 11:02
この文字を選ばせていただきました。
それでは早速二十数年ぶりの顔真卿臨書を楽しんでいきたいと思います。
いきます。いや、難しいですね。
この蚕頭燕尾というんですかね。
いやあ、ちょっとやっぱりびっくりしましたね。
しまうち 11:20
ビビりましたね、ここが本来蔵鋒に入って、そしてここですよね。
ここの最後の払いを、燕の尻尾のようにさっと行きたかったんですけどね。
このね、多宝塔碑の特徴でもある蔵鋒というのは、どうやらまあ篆書や隷書でも習う筆法だとは思うんですけれども、
しまうち 11:42
このね！いろいろ皆さんそれぞれ方法はあると思うんですが、このように巻いて中心、いわゆる線の中心を通っていくというパターンですよね。
それと、あと蔵鋒というのは、もうそのままですよね。
そのまま行って、ずーっと筆先が上を向くパターンってですよね。
しまうち 12:04
そこなんですけども、この蔵鋒というのがですね、しかし、やっぱり慣れないんですよね。
難しいですね。
ですから、これもなんか巻きすぎるとですよ、皆さん、こうまいて、なんかこう整えていくと、この線がね、なんかぬべとするでしょう。
しまうち 12:22
ここ線がね、それが難しいんで、しっかりもうキュっとね。
このキュッと当たってぐっと立ってから、そこから強くというところを意識したんですけど。
いや、難しいですね。ですから、こここのままの勢いでぐっと当たった情報でいって、
しまうち 12:42
こっと押さえて、そしてスーッと抜きたかったんですけどね。
うーん、難しいけど、まあ1枚書いてみます。いやー、これは難しいなぁ。
やはりね、蚕頭燕尾のように見えるのか、それともこの蔵鋒が甘いのか、そしてこの最後の払いツバメの尻尾のように、
しまうち 13:09
もうちょっとここ太く行きたかったんですけどね。
ちょっとまあこんなもんです。
はい、続きまして各文字は在という文字ですね。
現在の在です。なぜにこの文字を選んだかといいますと、大角は細く、そして、中角は太く強くという特徴があります。
しまうち 13:28
そして、まあ、隠れた部分なんですが、射角という部分、いわゆる斜め左下に払う線ですね。
これが思いのほか鋭いんですね。
ですから、その特徴が出ている文字を選ばせていただきました。
そして、最後にまた隠されたねなんて言うんでしょうか。
しまうち 13:46
面白い用筆法がありますので、それも揮毫しながら説明したいと思います。
それではいきます。いやー、まずはですね、この射角ですね。
これ、本来ならばもっとシューっとねすっと行きたかったんですけどします。
そのままあの太さでいってしまいましたね。
しまうち 14:10
そしてですね、縦角は全体的に蔵鋒で入ってくっとね。蔵鋒で入ってぐっとしたつもりだったんですが、果たしてこれでよかったのかというとこありますね。
そして注目はなんですけどね、ここですね、この横画の終筆の。
しまうち 14:26
抑え方に特徴があるんですよね。
いや、これ、なかなかねこうなんていうんでしょう。
こう言ってからいか上がるんですよね。
上がってそこからぐっと抑えるっていうんですね。
なかなか面白いし、筆の仕方ですよね。
ここでここはまあ、
しまうち 14:43
ちょっついて、ぐっとぐっと上が上げてがっと押さえるのね。
これはなかなか顔真卿面白いですよね。
こういうこれ癖だったんですかね？不思議ですあとはね、斜画難しいねこれねくっと入れて押さえて。
いや、これね、筆が悪いんじゃないです。
しまうち 15:10
しまうちの腕が悪いんですね。
難しいなぁ。まあ、やってみます。
よいしょうん、さっきよりちょっとね、勢いさっとね、言ったつもりだったんですけどね。
そして縦線はもう蔵鋒で引っ掛けるように書いてみましたね。
しまうち 15:35
この終筆はこれでよかったのかなというところはありますが、まあ少しだけね。
まあ、肉質な感じは出たのかなというふうなこんなもんですかね？
はい、すいません。
それでは最後に書くのは精の文字ですね。
この文字は前回の九成宮や孔子廟にも出てまいりました。
しまうち 15:57
そしてこの多宝塔碑にも出てまいりましたので、比較するためにも書いてみたいと思います。
そしてですね、この精の文字いろいろと顔真卿の特徴も出ておりますので、チャレンジしたいと思います。
いきます。いやー、
しまうち 16:20
なかなか難しいですね。
いやというのがですよ。この多宝塔碑なんですが、意外にもですね。
この辺にあたる部分ですね。
この辺にあたる部分が大きな文字が多いんですよね。
そしてまあ、先ほどの復習にもなりますけども、
しまうち 16:37
まあ、この特徴的な終筆もあります。
そしてですね、なんとですね、この縦画なんですが、背勢の感とあと向勢の感があるんですね。
これが面白かったですね。
顔真卿もやはりね、初唐の三大家に少し憧れがあったのかもしれませんよね。
しまうち 16:59
ただまあ、それでもこの射画はね、もうちょっとしょっと行きたかったですし。
この縦画なんかもね、もうちょっとキリッといきたいところなんですけどね。
まあ、ありがたいことにコメント欄に実際にしまうちの書く速度を実際の速度で見てみたいっていうね。
しまうち 17:17
コメントいただいたんですが、普段はですね、しまうち本当に遅速ですんでね、もうですね、見るに見かねてだいぶ倍速でね、早送りしてくれてるんです。まあ、最後ぐらいは実際どれぐらいの速度で書いているのかっていうのをお付き合いいただいてもいいのかなというふうに思いましたので、
しまうち 17:34
実際の速度、いただければと思います。
それでは書いてみます。
はい、以上になります。
うーん、どうでしょうね。なんだかうん、用筆法というのは難しいなあという感じですね。
まあまなんといってもですね、この顔真卿を避けてきた。
しまうち 19:19
まあ、そのツケが回ってくるというんですかね。
まあ、本当にこのね、急に臨書しよう。
ただ特徴は勉強した。いざ、実際その腕を持って溶質法が実践できるかといいますと、やはりこれはなかなか難しいですので、その用筆法を習得する。
しまうち 19:36
ために日々の練習が必要になってくるわけですよ。しまうち、今はこういう状態でしか書けません。
これがしまうちの実力ではありますけれどもですよ。
これが練習に練習を重ねていくと、ひょっとするとまた何年か経った後に顔真卿を書いてみたときに、
しまうち 19:53
おあの時よりはマシだったという形になるかもしれませんので、皆さんもね、用筆法の勉強も踏まえて、そして古典を選ぶ、そして実践してみるっていうことの積み重ね。
そういうのも大事なのではないでしょうか。今、
しまうち 20:08
実際見るとですよ。
まあ、確かに古典臨書の文字を見せるのは、恥ずかしいという方がたくさんおられると思うんですけれども、ですよし、うちはもうなんせね、こうやって皆さんに見てもらえるだけで光栄ですね。
もう恥ずかしいというよりも、
しまうち 20:21
まあ、勉強勉強の身ですんでね。
ですから、まあ、どんどんとね、見られる方がなんて言うんでしょうかあ、もうちょっと頑張らなあかんなというふうにね。
逆にね、皆さんからいやあ、しまうちさん、もうちょっと頑張らなあかんでというふうにね、
しまうち 20:34
言っていただける方が励みになりますんでね。
ですので、これからもどんどんと臨書していきたいと思います。
以上ですいかがでしたでしょうか。
今回は顔真卿の多宝塔碑を臨書させていただきましたが、まあ今回ですね、
しまうち 20:50
臨書してよかったなというふうに思ったことは、何よりもこの個性の強い作品を臨書できたということですね。
もうこれだけ世の中個性が大事。
個性が大事というふうに言われてきまして、久しいですよね。
けれども、いざ実際にですよ。
しまうち 21:08
個性のある字文字を表現してみてくださいというふうに言われた時にです。
今しまうちですね、はっきり胸を張ってですね、これがしまうちの文字だというね。
個性を表現できる自信というのはもう全くないですね。
けれども、そんなとき、
しまうち 21:26
そういうしまうちですら、この間、顔真卿のこの多宝塔碑を見たときには、これが個性の強い文字なのか、これが個性あふれる作風なのかというのを知れたということは、やはり大きいですよね。
このような個性のある文字を、をかけるようになりたいということを知ることができた。
しまうち 21:47
こういうふうにねなんて言うんでしょうか。
書きたい、書きたい、もう自分を表したいというふうに思わせていただけた古典に出会えたということは本当に良かったと思います。
前回もお伝えしましたが、まずは先生ではございません。
しまうち 22:01
ただただ単に書道が好きな青年でございます。
青年って言っていいかな、もうちゃうんかもしれませんけれどもね、まあですので、皆さんのこの古典はいいよ、ぜひ取り組むと個性出るかもしれないよというふうな古典ございましたら、
しまうち 22:13
ぜひと！コメント欄お待ちしております。それでは書道大好きしばうちでしたか。
花粉強くなってきました。
皆様お体だけはお大事に。また週末金曜日お会いいたしましょう。さよなら、
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第56話 古典臨書シリーズvol.3 『顔真卿 多宝塔碑』【書道】 商品一覧Item List
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