今回は3種類の『水』を使って墨を磨り、その墨色の変化を観察します!
書道を愛する男『しまうち』がとことん解説!!
しまうち氏は「書道大好き」チャンネルにて、異なる種類の水が墨の色や質感にどのような影響を与えるかを検証する実験を行いました。
実験では3種類の水(硬水のミネラルウォーター、軟水のミネラルウォーター、水道水)を使用し、唐墨と和墨でそれぞれ墨をすって比較しました。
しまうち氏は各水の特徴として、硬水(1リットルあたり300mgのミネラル含有)、軟水(1リットルあたり88mgのミネラル含有)、水道水(約50mgのミネラル含有)を用意し、すべて常温で使用しました。
実験条件として、各水1ccを使って600回すり、その後10ccの水を加えて普通濃度の墨を作り、さらに30ccの水で希釈して淡墨も作成しました。
唐墨での実験では、硬水が最も黒く発色し、すり始めて400回ほどで特有の香りが出始め、600回ですると粘りが強くゼリー状になりました。
水道水は軟水より粘りがあり、にじみは水道水が最も強く、次に軟水、最後に硬水という結果になりました。
和墨での実験では、軟水が最も早く墨が作れ、200回ほどですでに香りが出始め粘り始めました。
色の濃さは軟水が圧唐的に強く、にじみは水道水が最も強く、次に軟水、最後に硬水という結果でした。
しまうち氏は実験を通じて、水の種類によって墨の質感や発色に明確な違いがあることを発見し、特に和墨を使う場合は軟水のミネラルウォーターを推奨しています。
また、視聴者に対して、普段水道水しか使っていない方も、ミネラルウォーターを試してみることで新たな発見があるかもしれないと提案しています。
しまうち 00:00
はい、どう書道大好きしまうちです。
最近ですね。健康や美容、もしくは料理に合わせ飲むお酒に合わす水、これにこだわられている方が多いというふうにしまうち聞きました。
このチャンネルをご覧いただいている皆様は、こう思ったんじゃないですか?
しまうち 00:19
水によって墨色に違いは出るのか?
あまり興味ないですかね。
いやいや、このね、題材しまうちはね、ずっとしたかったんですね。
今回は3種類の水を用意しまして、それぞれ和墨唐墨で磨ってみました。
いわゆる企画検証実験動画になります。
しまうち 00:44
しまうちが大好きな実験ですね。
これがまたね、なかなか興味深い結果になりました。
っていうのが果たしてそれは成功なのか失敗なのか?というのは、最後まで動画をご覧いただければお分かりだと思いますので、ぜひともお見逃しなくよろしくお願いいたします。
しまうち 01:02
この動画、チャンネルをご覧いただきまして、興味持ったなという方いらっしゃいましたら、ぜひともチャンネル登録高評価、何とぞよろしくお願いいたします。
それでは本編に入りたいと思います。
それでは検証条件の説明に入らせていただきます。
しまうち 01:26
今回は3種類の水を用意いたしました。
よく皆さん聞きませんでしたか。
中国の炭は中国の水を使ってすりなさい。
中国は日本と違って高度の高い硬水だと言われておりますので、今回用意しましたのは1つ。
ミネラルウォーターコードが1リットル当たり300ミリグラムのものを用意しました。
しまうち 01:49
もう1つは軟水のミネラルウォーター、これは1リットル当たり88ミリグラムのコードがあります。
そして最後はいつも使っております。水道水ですね。
ありがたい水道水。
こちらの方はまあこのエリアにもよるんですが、
しまうち 02:05
軟水で1リットルあたり、だいたい50ミリグラムというふうに言われております。
この3種類の水を比較検証として使いました。
そしてですね、さらにこの水のコードなんですが、これもお住まいの地域によってだいぶね差があるようですので、
しまうち 02:24
まああくまでもまあ、参考程度ということだけ合わせてお伝えしておきます。
この水の温度というのも、かなり隅には影響を与えると言われておりますので、本来ならば厳密にですね、実験であれば厳密に温度まで測らないといけないとは思うんですが、
しまうち 02:44
今回こういった秋の時期であります。
すべての水を常温、いわゆる、もうこの季節の温度に合わせた状態にして使用しました。
これを補足として伝えておきます。
そして、この3種類の水を和墨唐墨で、すり比べるというふうな検証になります。
しまうち 03:04
紙はですね、おなじみですね。皆さん、実験といえば紅星牌の四尺棉料単宣を使用しました。
今回は科学的根拠に基づくというよりはですね、しまうちが実際に体験した、いわゆるまあ、レビュー的な動画になっておりますので、まあ、
しまうち 03:24
そういった意味では、もう軽い気持ちで見ていただきまして、楽しんでいただきましたら、しまうちじ個人的にも嬉しいなというふうに思っておりますので、そのようにふんわりとね、ふんわりとした感じで見ていただければと思っております。
しまうち 03:37
さあ皆さん今回もすすりますよ。
しっかり知りましたよ。まず最初に唐墨をすりました。
この唐墨というのは有名な鉄斎墨。これを使用しました。
条件としましては水一CCをすりました。
そしてすった回数は600回これ数えましたよ。
しまうち 04:03
そして普通濃度を作ったんですが、それはさらに水を10cc入れて、いわゆるかくはんした状態。これを普通墨というふうにさせていただきました。
それではまずすり心地なんですが、早速ですよ。
皆さん、このすり心地でもうすでに水の違いが出るんですねっていうのが一番驚いたのが硬水です。
しまうち 04:30
硬水この硬水なんですが、もうすり始めますよね。
そうすると400回400、したところで急にあの例の水のにおいがうっとくるんですね。
いや、これは突然でした。そして、600回まで磨った時にはすでにですよ、このすネバネバを通り越して、
しまうち 04:52
いわゆるゼリー状になるんですね。
いや、これし、本当に驚きましたね。
水を10cc入れた時に、なかなかかくはんしなかったんですね。これはなかなかちょっと本当に初めての体験って言ってもいいぐらい。
いや、不思議な。
しまうち 05:07
感じしました。
そして次に軟水なんですが、これもですね、先ほどの硬水と同じように、400回ぐらいになりますと、においがあっと来るんですね。
ただ、大きな違いはさらにすり足していきますと。
もうにおいがね、どんどんどんどん強烈になるんですね。
しまうち 05:29
これも初めての体験ですね。
不思議でしたね、なぜに軟水だからですかね?
もう本当に鼻につく臭いがね、すごかった!そして最後に水道水なんですが、これはですね、軟水よりも粘ったんですね。
これ、ちょっと意外だったんですが、
しまうち 05:46
粘りました。
ただにおいとかそういったものは、まあ、いわゆる全然何もなかったんですね。
これは水道水に原因があるんですかね。
これもまた不思議でした。
ですから、もう磨っただけで、すでにこれだけの違いがある。
しまうち 06:01
うん、これはやっぱり新発見でしたよ。
そして次に色みなんですが、書いてみた感じ。
まあ皆さんね、見ていただいたらお分かりだとは思うんですが、一番黒く出たのは硬水でした。
次に水道水、そして最後が軟水という結果になりました。
しまうち 06:20
次ににじみなんですが、今度は水道水が一番にじみなんです。
そして次に軟水、そして最後に硬水。
うん、これも面白いですね。結果的にと言っていいんでしょうか?まあね、しまうちが寄せていったっていう言われるとね、
しまうち 06:38
まだあれなんですが、やはりまあ、中国の墨は中国の水ですれというのもまあちょっとね、説得力があったのかなというふうに感じました。
次に先ほど作った墨液。これを筆のね、隅をしっかり取りまして、新たに30ccの水、
しまうち 06:58
そこに筆をつけまして、希釈して単墨を作ってみました。
そうするとですね、今度はその単墨の色味なんですが、これもまち感じたのは一番。
まあ色味が出たのは硬水、そして次に水道水。
そして3番目が軟水というふうに感じました。
しまうち 07:20
にじみなんですが、これはですね、不思議と3種類の水大差はなかったんではないかな、というふうに思っております。
そして単墨の特徴なんですが、これはなかなか面白いんですね。
いわゆる基線の出方、これはいわゆる先ほどの唐墨の普通濃度、
しまうち 07:41
これの黒の強さに比例したのではないかというふうに思います。
これも順番をつけるとするならば、硬水、それとも水道水やこれ、なかなかね、ちょっと迷ったんです。
本当に迷ったんですけれども、まあ、やっぱり硬水かなっていうふうに思いました。
しまうち 07:59
ただ、この水道、水もですね、線が重なったところがね、なかなか面白いにじみしたんです。
ですので、まあ、甲乙つけがたいま、水道水も悪くなかったというふうにお伝えさせていただきます。
続きまして和墨今まで何度も使ってきました。
しまうち 08:17
和墨ですよ皆さん、この和墨を先ほどの唐墨と同条件で磨ってみました。
ですので、まずはそのすり心地ですね。
まずは硬水を磨った感じなんですが、これ意外だったんですけれども、唐墨のようにすり心地に特徴があったかなと言われると、
しまうち 08:38
うん、意外になんかあっさりしてたなっていうのは正直なと。
そうです。本当に。そして軟水いや、この軟水はね、ちょっとびっくりしたんですが、もう200回ぐらいでですね、もういつもの香りがふわっときましてですよ。
しまうち 08:53
粘り始めるんですね。
どんどんどんどん粘るんです。超の墨が早くできるいつもより早くできたんですよ、これはね、ちょっと嬉しかったですね。
またすにするのが早くなると。
楽になるぞというふうに思いました。
そして最後はいつものおなじみ水道水ですね。
しまうち 09:14
いや、これはもうね、今までさんざん磨ってきましたので、うん、いつも通りだねっていう感じでしたが、ただまあね、硬水と軟水とすり比べておりますので、ちょっと思ったのはね、お水道水以外になんかすっと隅光沢出てるやんっていうのはね思いました。
しまうち 09:31
はい、それが特徴と言えるのではないでしょうか?書いてみた感じの色味なんですが、先ほど磨ったの?と一緒でした。
やはりね、軟水、これはもう断然に圧唐的に苦労が強く出ましたね。
硬水と水道水、これに対してはあまり大差はなかったんですね。
しまうち 09:52
うーん、これは意外でしたね。にじみに関しましては、ちょっと意外だったんですが、一番人なのは水道水、次に軟水、そして最後が硬水という感じになりました。
ですので、まあ総合的判断。としまして、和墨をするならどうする?
しまうち 10:11
まあ今回、新たな発見としましても断然軟水もうとにかく軟水が早く、超濃墨の炭が作れる軟水おすすめしたいと思います。
そして最後に和墨も唐墨と同じように淡墨を作ってみました。
まず色味なんですが、これもね、一番まあはっきりいまあ、
しまうち 10:35
淡墨の感じが出たのは軟水、そして次に水道水、そして最後は硬水っていうふうな感じでしょうか。
そしてにじみですね。
このにじみも先ほどの単墨の色味と同じ順番ですね。
軟水、水道水、硬水というふうな順番になります。
しまうち 10:57
単独にした時の特徴なんですが、これもですね、やはりまあ基線の出方というんでしょうか。
基線が出て、まあにじむ一緒ですね。
これも黒と同じように比例したというふうに結論付けさせていただきます。
この和墨の単墨なんですが、
しまうち 11:14
総合的に判断しますと、先ほどの普通の人と一緒ですね。
軟水これをおすすめします。
ですので、やはりね、この軟水いわゆるミネラルウォーターを使うというのは、うんなんか良かったなあというふうに思いました。んで、
しまうち 11:29
まあ皆さん水道水でもいいんですが、ちょっと今回ミネラルウォーターまあ飲むんだからね。
使ってみようっていうふうにね。思っていただくとまた違うと思います。
さあ、皆さん、この比較検証動画、いかがでしたでしょうかね?
しまうち 11:45
なかなか映像になりますとうまく伝わったのかなというね、ちょっと一抹の不安もありますが、実際しまうち体験しましたら、まあ、大いに違いは出ましたので、まあ、その点はよかったなというふうに思っております。ただですね、
しまうち 12:01
まあ、反省すべき点もありまして、まあ実際のところですね。
和墨唐墨というね、そういった違いもあまり、まあ、まだまだよく分かっておりませんし。
この硬水軟水でなぜにこれだけ違いが出るのかというふうなね。
そういった点もまだまだ勉強不足でした。
しまうち 12:18
これからまあ、しまうちでも勉強しますし、もしよろしければ、皆さんよくその辺詳しいよという方がおられましたらね、まだコメントなどいただければ本当に嬉しいと思います。
そしてしまうちもね、まだまだ勉強中の身でありますので、
しまうち 12:31
まあ、今後まあ和墨と唐墨の違いも含めてですね、また何かわかり次第、皆さんにお伝えできればなというふうに思っております。
そしてですね、皆さんに最後お伝えしたいことは、墨色にこだわられて作品を作られている方、
しまうち 12:47
たくさんおられると思います。
もちろんその墨色というのは腕にもよるかもしれません。
そして紙との相性によるかもしれません。
ただですね。今まで水道水しか使ったことがなかったという方が、まあいわゆるミネラルウォーターを使う、
しまうち 13:02
もしくは硬い水硬水を使うことによって、また新たな変化が生まれるかもしれません。
ですので、そういった意味、であっ、今まで水道水しか知らなかったなという方に、まあ、こういう水の変化違いということで、新たな発見があるよということをお伝えしたかったので、
しまうち 13:21
これを最後に締めの言葉とさせていただきます。
それでは書道大好きしまうち、ミネラルウォーターの軟水硬水の違い、口では分かりますよ。
ですので、これからもいろいろ書道についても違いが分かる男を目指して頑張ります。
しまうち 13:39
それでは皆さんよい週末をすごしてください。さようなら。
本動画に登場する商品をご紹介します。
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