多岐に渡る書道紙のサイズ!
その中でも特にわかりにくいサイズを『しまうち』が徹底解説します!!
この動画では、書道講師が書道で使用される紙のサイズと呼び名について詳しく説明しています。
書道の紙には多くの種類や呼び名があり、それらの違いや選び方について解説しています。特に、公募展などで使われる紙のサイズや、その解釈の違いによる混乱について重点的に説明されています。
島内氏は最初に、書道で使われる紙のサイズには多くの種類があり、目的や用途に合わせて選ぶことが重要だと強調しています。
基本となる「全紙」(約69cm×136cm)を基準に、「反切」(全紙を縦半分に裁断したもの)や「八つ切り」(反切をさらに縦横半分に裁断したもの)などの一般的なサイズについて説明しています。
特に混乱が生じやすい「二八」「連落ち」「二六」などの紙のサイズについて詳細に解説し、同じ呼び名でも解釈によって異なるサイズを指すことがあると注意を促しています。
例えば「二八」は本来二尺×八尺(60cm×240cm)を指しますが、公募展の額のサイズとして解釈されることもあり、その場合は53cm×228cmや53cm×234cmの紙を指すこともあります。
最後に、紙のサイズ選びは自分の表現したいことや用途に合わせて行うことが大切であり、必要なサイズの紙がない場合は大きな紙を裁断して使用する方法もあると助言しています。
また、同じ額でも使用する紙のサイズによって作品の印象が変わることを説明し、様々な表現方法を試すことを勧めています。
島内 00:00
はい、どう書道大好き島内です。
さて、皆さん突然なんですが、書道教室の先生や学校の先生から、君次は26の紙を用意してきてくれるかっていうふうにですね。言われた時ですよ。
えっ26の紙って。何っていうふうにですね、
島内 00:21
なった経験あるんではないでしょうか。
実はですね、書道で使われる紙のサイズには、種類や呼び名がたくさんあるんですね。
あらかじめ企画サイズに裁断されていますので、ご自身の目的にあった紙を選びましょう。種類が多くて、
島内 00:38
ですね、分かりにくいなというふうに感じられるかもしれませんが、目的や用途から選んでいただくと決して難しくはないんですね。
書道で使われ、紙のサイズにつきましてはですね、皆さんそれぞれの認識の違いによってですね、
島内 00:54
呼び名が違ったり、サイズが違ったりしますので、そのあたりのややこしいところですね。
特に重点的に島うち説明させていただきたいと思いますので、この動画を最後まで見ていただければ、決して紙を選ぶというのは難しいことではなかったんだなっていうふうに伝わると思いますので、
島内 01:13
ぜひ最後までよろしくお願いします。それでは始めていきます。ではどうぞ。
さあ、紙のサイズはですね、非常に多岐にわたりますので、ここでは皆様がよく使うであろう、もしくはこれから関わりが出てくるであろう紙のサイズ、
島内 01:32
呼び名についてスポットを当てて説明していきます。
最も基本となる紙はですね、全紙寸法は約69センチ掛ける136センチとなります。
別名は四尺画仙紙 画仙四尺もの、と呼ばれたりもしますね。
この前子を基準に縦半分に裁断したものを反切、
島内 01:58
もしくは条幅と呼びます。
さらに、この反切を10文字に縦半分、横半分に裁断したものを8つ切りと呼びます。
これだけでもですね、いかに前歯が基準になっているかということがよくわかりますね。
一番使われるのはやはり反切ですよね。
島内 02:19
ということは、その反切を作るためには、全身を救う必要がありますよね。
その前、歯を救う頻度が高かったということは、容易に推測されますよね。
その技術力が上がっていけば、紙の品質も上がっていくということですね。
島内 02:35
前歯よりも大きな紙を使われたいときに、その品質の安定した電子を継いで、大きな紙を作ったりされる先生も多かったというふうに言ったことがあります。
もしですね、年代物の古い紙が出てきた時は、多少シミなどが入っていたとしても、
島内 02:53
品質の安定している全紙を狙えということは、説得力のあることではないでしょうか。
ここからはですね、紙の呼び名によって解釈の仕方によって混乱が生じやすい紙について詳しく説明していきます。
まずは28この言葉を聞くと、
島内 03:13
皆さんはどのような紙のサイズを想像されますでしょうか。
53センチかける228センチの紙、53センチかける234センチの紙、もしくは60センチかける240センチの紙などなどが想像されると思うんですがこれ、
島内 03:30
はですね、言葉通りにとると二尺かける八尺の紙ですので、60センチかける240センチの紙が正しいというふうになりますね。
ではですね、なぜに53センチかける228センチの紙、234センチの紙の話が出てきたかというと、
島内 03:49
ですね、本来二恥という言葉は、公募展などの展覧会で使われる額のサイズのことを指します。
なのでこの額に綺麗!に収まる紙のサイズとなると、53センチかける228センチ、234センチであったりするんですね。
島内 04:08
ですので28の額に収まる紙28葉の紙28というふうにですね。
解釈されていってしまったんではないでしょうか。
53センチかける234センチの紙にも呼び名がありまして、尺八兵と呼ばれる形ですね。中国では234、
島内 04:30
センチの紙のことを指します。
ですので、中国で有名な画仙紙と言われている構成杯などには、尺八屏というふうな明記がありますよね。
次は連落ち、寸法は53センチ掛ける136センチ、全身の3/4をカットした大きさになりますね。
島内 04:52
ただですね、この聯落、非常にややこしいんですね。
今は本当の連合サイズの紙を使う方がとても減っているんですね。
この聯落という言葉を聞くと、53センチ幅というふうにですね、解釈してしまうことが多いんですね。
島内 05:09
ですので尺八兵、もよく展覧会で使われる53センチかける175センチの紙ですられ落ちだっていうふうにですね。
思い込んでしまわれる方も多いんで、聯落の紙を用意してと言われた時はですね、必ず長さが何センチなのかということを確認してください。
島内 05:30
次に26これも言葉だけでいきますと、二尺掛ける六尺約60センチ掛ける180センチの紙になります。
ただですね、先ほどの二は同様ですね。本来26というのは公募展の額のサイズを指します。
ですので、60センチ掛ける180センチの紙を使っていただくことは問題はないのですが、
島内 05:54
が、そのままの大きさに作品が来るという形になります。ですね。
それに対してですね、四辺にですね。装飾布を見せて表現したい場合は、53センチ掛ける175センチの紙を使われる方が非常に多いですね。またですね、
島内 06:14
二辺の飾り布を使って装飾的に見せたい方は、53センチ掛ける180センチの紙を使われる方もおられますというのがですね、このように縦にズドーンと飾り布が見える形。
になりますので、縦作品であれば縦の流れが生きるんでしょうね。
島内 06:34
また、逆に横作品であれば、上下に飾り布が見える形になりますので、その飾り布のませ方ですね。
上に詰めたり、下に詰めたりすることで、表現方法も変わってきますので、そのような工夫もされるときには二辺の装飾布を出すという方法の紙を使うというのも1つの手ですね。
島内 06:55
さらに作品が見栄えよくするための工夫としましてですね。
横幅53センチではちょっと物足りないなぁという方はですね、それを55センチ幅にしてみたり、いやいや、まだもうちょっと行きたいという方は、57センチ幅にされる方もおられますね。
島内 07:11
さらに逆ですね。
天地の方も175センチでは少し長いなという方であれば、170センチにして布マットを多く見せる方もおられますし、はたまたいや、もうちょっとだけ作品を足を長く見せたいなっていう方は177センチの紙。
島内 07:30
を使ったり、そういうふうに工夫されている方もたくさんいらっしゃいますね。
ですので、最終的には26の額にですね。
どのようなサイズの紙を使って書くことで、自分の表現しやすいような作品が出来上がるのか、そういうのを考えて紙を選ぶということが、
島内 07:49
大切なんではないでしょうか。はい、ここまででいろいろな紙のサイズ、もしくは皆さんが混乱しやすい紙について説明させていただきました。
要はですね、皆さんご自身の使う用途であったり、目的に合わせた紙を選ぶということが大切になってくるということですね。
島内 08:10
ですので、それが公募展に出品する用の紙なのか、はたまた教書雑誌に提出する用の紙なのか、それとも個人的に実装や学僧などに使う紙なのか、そういうのをよく考えてですね、それに合わせて紙を選ぶということが大切になりますね。
島内 08:30
ただですね。その皆さんが気に入った紙で、53×10715センチの紙がないって言った場合もですね、慌てずにですね、その紙でもし90センチ掛ける180センチの紙があるんであれば、それを裁断するという方法がありますんでね。
島内 08:47
紙を何もその寸法だけではなくて、小さくカットすれば使えるということ。ことも1つの安心材料として持っておくといいと思います。
最後になりますが、もしね、皆さんが額装される場合ですね。もう額というのは大きさが決まってますので、
島内 09:05
そこにどのような紙を入れるかによって、表現方法は変わってきますよね。
例えば、四尺掛ける四尺の額にですね、大きくわくいっぱいに夢ドーンというふうに書きましたら、うわぁ、すごい夢だなっていうふうな感じになりますし、
島内 09:22
逆にですね。小さく小さく描いた夢を1枚収めると、夢っていうふうな感じにも映りますし、はたまたですね。
もし紙を2枚使って、ひらがなで名という形で表現すると、また違ったふうに感じられますよね。使う紙の大きさによって、
島内 09:42
さまざまな表現方法ができるということを、今回皆さんにお伝えしたくしまうち、いろいろとお話しさせていただきました。
この動画を参考にしていただきましてます。いますね。皆さんの作品作りが楽しくなり、かつ有意義なものになることを島内に祈っています。
島内 10:00
それでは書道大好きまでした皆さん、これからも大いに作品作り楽しんでいきましょう!
僕も楽しんでいきます。それではさよなら!
本動画に登場する商品をご紹介します。
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