『小筆』といっても形状や用途は様々!!
今回はそんな小筆を5種類ピックアップし、それぞれの特徴や書き味、墨持ちを比較してみました!!
他にも普段『しまうち』が小筆を買うときに必ず行うチェックポイントも紹介させて頂きます!!
しまうち氏による小筆の種類と特徴に関する解説動画の内容です。
この動画では、5種類の小筆(細字筆、細字用巻き毛タイプ、仮名用筆、面相筆、写経筆)について詳細に説明されています。
冒頭でしまうち氏は、この動画を通じて視聴者が自分の持っている小筆の用途や使い方について理解を深められるようになると述べています。
また、最後にしまうち氏自身が小筆を購入する際のチェックポイントも紹介すると予告しています。
まず細字筆については、茶色い毛が多く、主にイタチの毛を使用していることが多いと説明されています。
最近はナイロンを含ませて腰を持たせた筆も増えているとのこと。この筆の特徴は、使用者が下ろす位置を自分で決められるため、様々な太さの線が引け、万能に使えるタイプだと説明されています。
ただし、墨がたまって固まると先端の形が変わることがあるため注意が必要だと指摘しています。
細字用巻き毛タイプは、黒い毛の部分が使える部分で、周りの白い毛は先端が折れにくくするための化粧毛だと説明されています。
穂先が鋭く、仮名も書けるものがあり、穂先がネズミの尻尾のように回るという特徴があります。
また、下ろし方が苦手な人でも使いやすいよう、使える部分が明確になっているという利点がありますが、線の太さが限定されるという制約もあります。
仮名用筆については、細字筆と比べて穂先の長さはあまり変わらないものの、直径がスリムになっていると説明されています。
横から見ると柳の葉のように見えることから「柳葉筆」とも呼ばれます。
ただし、大きな文字を書く場合は穂先が長くなるため、下ろし方によっては毛が柔らかく感じて扱いにくくなることがあると注意点を述べています。
面相筆の特徴は、軸の中にもう一本軸がある「面相軸」または「断軸」と呼ばれる形状にあります。
この筆は日本画や仏像の彩色など細かい作業に使われ、穂先が非常に小さくても持ちやすく、折れにくいという利点があります。
画家用と書道用の違いについてはあまり大差がないとのことです。
最後に写経筆については、「雀頭筆」とも呼ばれ、スズメの頭のような形をしていると説明されています。
使えるのは穂先のみですが、がっちりとした化粧毛のおかげで穂先の根元が安定し、穂先のばねを十分に活かせるという特徴があります。
細字用の解消や写経など、一画一画をきっちり書きたい時に最適だと述べられています。
しまうち氏は5種類の小筆を使って墨持ちの比較実験も行っています。
細字筆と面相筆は墨持ちが良く、写経筆と細字筆の巻き毛タイプは墨持ちが続かなかったものの、写経筆は線に力強さがあったと報告しています。
最後にしまうち氏は小筆を購入する際のチェックポイントとして、(羸茲鬟薀ぅ箸謀てて命毛がシュッとしているものを選ぶこと、¬嗄未しっかりしているものを選ぶこと、持った時の筆感のバランスが自分に合っているかを確認することを挙げています。
締めくくりとして、小筆の使い方に厳密な決まりはなく、気持ちよく楽しく使うことが大切だが、用途を理解した上で使うとより良いと述べています。
本動画に登場する商品をご紹介します。
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