文房四宝のひとつであり書道に欠かせない『硯』!!
ピンからキリまで存在しますが、その硯がどれぐらい墨色に影響しているのかご存じでしょうか!?
今回は4種類の定番硯で起きるそれぞれの墨色の変化を余すことなくお届け致します!!
この動画では、書道大好きしまうち氏が4種類の硯(すずり)を比較検証しています。
セラミック系硯、学生羅紋硯、細羅紋硯、そして坑仔巌端渓硯(たんけいけん)の4種類を使って、墨色の違いや使用感を詳しく解説しています。
しまうち氏は各硯の特徴を実際に使用して検証し、それぞれの墨色の出方、すり心地、書き味などを比較しています。
セラミック系は意外と気持ちよく擦れるものの墨色が薄く、学生羅紋硯は早く墨が擦れるが書き味が少し荒い、細羅紋硯は程よい使い心地で初心者にも適している、そして端渓硯は最も優れた墨色と風合いを出すことができると結論づけています。
しまうち氏は高価な硯が必ずしも必要ではなく、自分の用途に合った手の届く価格の硯を選ぶことの重要性を強調しています。
道具のメリット・デメリットを理解し、用途に合わせて適切な道具を選ぶことが書道を楽しむ上で大切だと締めくくっています。
しまうち 00:00
4種類の硯を使って検証していきます。
もう石ではないんですよね。
墨色一番出なかったらショックですね。
なんとも言えない風合い出ておりませんか?はい、どう書道大好きしまうちです。
今回は硯によって墨色の変化はあるのか?
しまうち 00:24
というのを検証していきます。
何百円のものから100万円を超える硯まで販売されていますが、果たして墨色は変わるのかというのを検証していきたいと思います。
実はほとんど変わらない安いづりの方が良かったりするんではない?
しまうち 00:41
どうですか?皆さん少しずつ気になってこれなんじゃないでしょうか?
立派な端渓硯をお手元にお持ちの方が、わざわざ書道セットに入っている硯と比べて、検証するなんていうことはないですよね。
ですので、今回おせっかいな仕事ですね。
しまうち 01:00
実際に検証してみたいと思います。
これがですね、とても興味深い結果になりましたので、最後までお見逃しなく。
この動画チャンネルでは、書道に限らず、書くに関係することはどんどん紹介させていただきますので、チャンネル登録を、
しまうち 01:17
何とぞよろしくお願い致します。それでは検証スタート!
まずは検証内容の説明から。
今回は4種類の硯を使って検証していきます。
1つ目はセラミック系軽さが特徴で、近年学童用の硯として手にする機会が多い硯、
しまうち 01:40
そもそもですね。もう石ではないんですよね。
ですので、果たしてすり心地はどうなのか。
墨色はどう出るのか、これ、興味深いですよね。
2つ目に学生羅紋硯。
これは書道セットにセットされていることが多いず、学童用品の代表格でもありますが、
しまうち 02:04
書道教室などでよく据え置きの硯として目にする機会も多いのではないでしょうか。
実はこの学生羅紋硯なんですが、実際に羅紋模様は入っていないので、羅紋硯と呼べるわけではないのですけれども、書道セット用の、
しまうち 02:23
お求めやすい価格の硯のことを、羅紋硯、もしくは学生羅紋硯と呼ぶようになったのではないでしょうか。
さて、誰もが一度は目にしたことのあるこの学生羅紋硯。
その実力はいかに3つ目に細羅紋権先ほどの学生らも権の上位に位置づけされる。
しまうち 02:47
硯に高校生以上になると、この細羅紋硯をご使用になられる方、多いのではないでしょうか。
この細羅紋硯、玉山硯と呼ばれる方もおられるそうなんですが、羅紋硯特有。
中の模様が入っている硯です。
今では細羅紋剣という名前が通っておりますので、
しまうち 03:08
ここではあまり深掘りしないようにしておきます。
この細羅紋権は学生羅紋硯よりも鋒鋩がきめ細かく整っている印象があります。
ですのできっと墨おりは良いでしょうね。
4つ目、端渓硯です。
皆さんお待たせしました超有名な端渓硯でございます。
しまうち 03:31
そしてですね、今回はしまうちが愛用する坑仔巌端渓硯を使用します。
でもですね、本当は大きな声ではありませんが、新坑仔巌端渓硯と呼ぶのが正しいそうです。
でも、ここでも深掘りはやめておきます。
本当はですよ。もっともっと高価な硯をね出して実験検証してみたいんですが、
しまうち 03:58
さすがにしまうち怒られてしまいますよね。そういうことするとね。
今回は、このしまうちが愛用する坑仔巌端渓硯を大本命として出馬させますので、ぜひとも皆さんご期待ください。
でもですよ、これでですね、墨色一番でなかったらショックですね。
しまうち 04:19
いや、がっかりするけどいやけど大丈夫大丈夫です。
大丈夫です。今まで磨ってきましたから胸を張って大丈夫でしょう。
結果発表出ましたよこちらにね、4種類それぞれの結果が出ております。
それぞれのまあ、しまうちなりの感想というのを皆さんにお伝えしたいと思います。
しまうち 04:39
まず、セラミック系なんですけどね。
いや、これ、実はしまうちお恥ずかしながら初めてすりました。
もっとザラザラした感触になるのかなと思ったんですけれども、意外にですね、気持ちよく磨れたんですね。
これ不思議でしたけれどもですね。
しまうち 04:57
そういったところには落とし穴があるんですよ。
これ書きましたらですね、思いのほか磨ったた感触と違って、濃くなってないんですよね。
書いてみたらうわ、にじむな、いや色もちょっと褪せてるなぁ。
出ないなぁっていうことでしたね。
しまうち 05:15
惜しい、うん、惜しかった。でも磨るという体験はしていただきますのでご安心ください。
次に学生羅紋硯なんですが、これはですね、やはりすり心地というんでしょうか。
これはちょっと重たく感じたんですね。
実際、墨を吸ってますと、
しまうち 05:30
ですので、まあなんていうんでしょか、引っかかりながら吸ったというんでしょうか、荒くすれてるんだろうなという感じはありました。
ただですね、やはり早く擦れる、これは実感できました。
ただ、実際に書いた時ですね。
しまうち 05:45
これは非常に濃くなっていますので、粘るといったらいいんですかね?
なんかちょっと筆が引っかかるといったらいいんでしょうかね。
少しやはり書きにくかったんですね。
そして単独にした時でも荒いって言うんでしょうかね。
しまうち 05:58
やはりなかなか実践と汽船というのは出にくかったですね。
難しいですよね。
ただ、思いのほか墨が早く黒くなったので、それはなかなかよかったなというふうに感じました。
ですので、セラミック圏と比べますと、その墨の濃さ、
しまうち 06:15
これは一目瞭然だと思います。
次に西南門硯、うん、これは。
そうですね、まちやはりね、昔よく使っていた硯でもありましたので、まあ吸った感じというんですかね。
ああ、これこれ、うん、これはこのつねっていうふうな感じの、
しまうち 06:30
まあ安心感というんでしょうか。
まあ皆さん、やっぱり最初、こういう硯を使って勉強していくのはいいのではないか、というふうに思いました。
あとですね、まあ書き味というのも程よくかけます。
単独にした時のにじみも、
しまうち 06:44
まあまあ程よいにじみが出たのではないでしょうか。
短経験は使いたいんだけれども、値段が高くて手が届かないなぁと思って、まだ学生羅紋硯を使っていらっしゃる方、
ぜひともお手頃な価格で手に入りますので、
しまうち 06:57
この細羅紋硯使ってみてください。
おすすめいたします。
最後にしまうちが毎日使っているこの端渓硯、
皆さん、忖度はしてないんですよ。
愛着もあるんですけども毎回すっている硯ですんでね。
もうすり心地やっぱりいいんですよね。
しまうち 07:15
ああ、いいっていう感じするんです。
書いてみたときにこの固形墨、多くのポテンシャルっていうんですかね?
その固形墨の色というのがきっちり出たような気がします。
単墨にした時にですね、明らかに他の3つと違うにじみ方しましたよね。
しまうち 07:36
当然ながら汽船もはっきりしましたし、にじむ色も墨色違いましたよね。
いやー、これ、なんとも言えない風合い出ておりませんか?
墨を擦られる形で硯はどれも同じ、まだというふうにね、思っていらっしゃる方いらっしゃるかもしれませんが、
しまうち 07:55
実際ですね、吸っていますとですね、この端渓硯というのはどことなくですね、
吸い付く感じがありまして、やはりすり心地も全然違うんですよね。
このようにね、墨色で比べてみますと違いが出ますよね。
この端渓硯にしか出せない墨色であったり、
しまうち 08:17
にじみっていうのがあると思うんですね。
何十万もするというわけではなくて、まあお手ごろな端渓硯もございますので、
自分の用途に合った手の届く端渓硯で、墨をする体験をされてみてはいかがでしょうか。
いやー、
しまうち 08:35
なんとかですね。
面目を保ててほっとしております。
それぞれのね、特徴が出て面白かったのではないでしょうか。
ここまで来ますとですね、他の益子や老坑なんかでも試したいなというふうにね思うんですけれども、また別の機会に取っておきます。
しまうち 08:55
最近よく思うんですが、安かろう悪かろうというのではなくてですね、
その道具のメリットデメリットというのをしっかりと自分なりに解釈して、
そしてそれぞれの用途に合わせて、その道具を見極めて使うということも大切なのではないか、
しまうち 09:17
というふうに思っております。
これこそが書道を楽しむ上で、とても大切なポイントになるような気がします。
この動画チャンネルがそういった皆さんのお手伝いになれば、こんなに嬉しいことはございません。
これからも先が長く、
しまうち 09:33
奥が、深い書道の世界にどんどんと潜っていきたいと思いますので、
皆さんこれからも末永くお付き合い、何とぞよろしくお願いいたします。
それでは書道大好きしまうちでした。
次回の動画も乞うご期待ですよ!
皆さん、
しまうち 09:51
ぜひまた金曜日の夜にお会いしましょう!
さよなら!
本動画に登場する商品をご紹介します。
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