この動画では、書道だいすき『しまうち』が紙を継ぐ(かつぐ)技術について、実演と共に語ります!
しまうちによる、紙を継ぐ(かつぐ)技術についての実演と解説が行われました。お気に入りの紙を大きなサイズに拡張するための実用的な方法として紙継ぎの重要性を強調しました。特に展覧会などで大型作品が求められる現代において、この伝統的技術の価値を説明しています。
講義では、紙継ぎに必要な道具として、特にデンプンのりや洗濯のり(粉のり)の使用を推奨し、化学成分を含むスティックのりや水のりは避けるべきだと指摘しました。これは水を打った際に不具合が生じる可能性があるためです。 また、紙をカットする方法として、カッター、ペーパーナイフ、水を使った方法の3種類を紹介しました。
最後に、継いだ紙を使用する際の注意点として、のり付けした部分が筆に引っかからないよう、のりがついていない方の紙が上になるように使うこと、また紙の歪みを考慮して両サイドに余白を設けることの重要性を説明しました。
この技術が単なる実用性だけでなく、先人の知恵を現代に生かす「温故知新」の精神にも通じると述べ、大きな作品に挑戦する際の選択肢として紙継ぎの技術を知っておくことの価値を強調しています。
島内 00:00
はい、どうも書道大好きしまうちです。夏ですね。いや、梅雨が明けたら一気にね、もう暑いっていう感じなんですが、まあ、この島内のねこの顔を見ていただ、分かる通り、しまうちは夏が大好きですね。もうこれからはもう日焼けかもんなんですが、
島内 00:18
そうね、やっぱり40超えてきますね。ちょっとずつ紫外線でね、顔に染みができるのはちょっと気にはなってくるお年頃ですが、そんな関係なくね、そのまま夏の暑さを心の中に灯してですね。ーションを上げて、暑苦しくならない程度に頑張っていきたいと思いますので、
島内 00:33
皆さん今日もよろしくお願いしますね。さてですね、今回のテーマは神を継ぐというテーマですね。神次なんですが、必要か必要じゃないかと言われますと、まあ、一般的には必要ないですよね。でもですよ、皆さん、今使っている神、
島内 00:53
それで気に入った紙があった場合、これがまた手に入るかと言われると、これはどうです?皆さん、これはなかなか難しいですよね。今使っている紙があ、すごく自分に手に合う紙なんだと。もうこの紙はいい作品が書けると思った時ですよ。
島内 01:10
今、使っている紙の大きさよりも、少し大きな紙に書いてほしいとかですね。いや、もうちょっと大きな紙に書かないといけないっていうふうになった場合ですよ。どうします、買いますか?そうじゃなくて、今使っているこれ、
島内 01:23
今、自分が気に入っている紙を継げば大きくできますよね。そうしたら、いつもと同じような感覚で。作品が書けるこれっていうのは、結構メリットとしては大きくないでしょうか。ですから、こういったときにか、次は必要になってくるということですね。
島内 01:40
ですから、まあ、今ある使って気に入っている紙を最大限に生かすために、かつぎをするというふうに思っていただけたらいいと思いますね。そのために実際、島内かつぎしてみますんで、生かしてもらえたら嬉しいなと思いますので、
島内 01:57
そのような形でお送りしたいと思います。それでは皆さんの参考になるために熱くか次やってしまいます。どうぞ、まずですね、今回はこの全紙、この全紙がね、もう書きやすくてたまりませんので、この全紙をどのサイズにするから継ぐかと言いますと、
島内 02:17
53×228、いわゆる108平の大きさの紙に書きたいので、継ぎたいということは、まずこの前子の連を落とさないといけませんので、まずはこの紙を継ぐ前に蓮を落とします。はい、このように連合と連でこの連合地を継ぎます。
島内 02:45
さあ、それでは今からいよいよ実践に入りたいと思います。今回か次におきまして、必要な道具用意した道具はいたってシンプル書きたいかつたい紙とのりのみという形でねさしていただきます。この海苔というのがですね、
島内 03:01
非常に重要になってきます。いわゆる使うのりを限定させていただくということですね。というのがよくねのりと言いますと、ああ、okスティックのねとかですねあ、水のりあねあの水のに使ったらいいでしょ!っていうふうに思われるかもしれないんですが、
島内 03:17
あのスティックのりや、水のりに含まれている化学的な物質成分ですね。それがただ紙を継ぐだけではいいんですが、いざ実際表示をするときに水を打った時にちょっとね、不具合が生じるんですね。その水に綺麗になじまなかったり、
島内 03:35
うまいことカニがね、そののりのせいで伸びてくれないということがありますので、ぜひとも今回はそのかつぎの時は使わないでいただきたいな。何を使うかというと、デンプンのりであったり、まあ、洗濯のりっていうやつですね。
島内 03:50
まあ、いわゆる水でしっかり伸びるのりですね。それを使っていただきたい。そうしたらそういうものはなんだいってなった時にですね、よく思い起こしていただきたいのが小学生の時ですね。いわゆるお道具箱に入っているあの黄色いチューブであったりね、
島内 04:05
緑色かな?そこからまあ、こっと絞るとね、乳白色のあのあのノリですかね?いわゆるネバネバするのっていうんですかあの!粉のりを使っていただきたいということですね。ここだけは皆さん間違えないようによろしくお願いします。
島内 04:23
えー、このバットの中に先ほど指定したまあ、でんぷんのりを入れまして、少量の水切り抜きを拭いて練らせていただきました。するとまあこのような状態になるんですね。で、本来ならばですね、このようなかっこいいね、
島内 04:37
表具師さんが使うようなはけこれ、つけ回しのはけなんですけどね。こういったものを使ってね。まあ、かっこよくね、さっささっとね、もう一瞬のうちにのりをパッとつけたいんですが、まあ皆さんね、こういったもの。
島内 04:52
まあ、普段はお目にかかれませんよね。でかつこういうのを持っているかというと、まあ、持ってないですよね。しかもね、効果ですから、こういったものはなかなか使えない。なかなか波形は難しいということでしたら、
島内 05:04
何を使おうとなった時にこの筆ですね。まあ、筆をこのはけ代わりに使うっていうのはあるでしょうね。このように筆にのりをつけて、さあ、さあさあとするのもよしでしょう。いやとは言えてもですね、この筆にのりをつけて、
島内 05:19
ちょっとね、このお気に入りの筆を1本、ちょっとこのために使う。もったいないなぁっていう方もいらっしゃると思うので、今回はこの筆も使わずにこの指で生かしていただきます。はい、それではですね、まずはですね、
島内 05:36
今回は5枚一気にのり付けしたいと思いましたので、このように紙を5ミリずつの間隔で並べております。いわゆるね5ミリにしたのは本当はね、継ぐところは短ければ短いほどいいんですけど、まあ分かりやすいように5ミリ間隔で置いておきます。
島内 05:57
そして今回その分賃を置いているのは、え?紙が動かないように文鎮を置いています。そして一番上のところにも、当然ながら5ミリ間隔でのりをつけたいので、本来ならば長いね定規を当てると、まあまっすぐ綺麗におけるんですけども、
島内 06:18
まあ、そのなかなかね長い定規というのもありませんので、今回は先ほど紙を例に落としました。蓮の残った紙を置きました。そして、その上からのりを一気につけていった。という形になりますでただですね。まあ、このように5枚一気に行くのはちょっと難しいなという方であれば、
島内 06:40
まあ1枚ずつされても結構なんですが、まあ、当然ながら海苔というのは、まあ、いちいち一時で1枚ずつ塗っていくと、まあ手間になりますので、できればまあ、このように5枚いきのりをまあ塗ってしまうと効率的であるということをお知らせしたいがために、
島内 06:58
5枚一度にやらせていただきました。それですね、まず一番大事なのは、この老いた紙の表と裏、どちらにのりを塗るかということなんですが、当然ながら紙を継ぎますので、表面にのりを塗っていただく必要があるんで、
島内 07:16
す。で、この表裏が分からないっていう方ですね。今回はまあね手すきの紙を使いましたので、ぜひとも裏には刷毛の跡があるということをね。復習していただきまして、きっちり表裏を見極めて、必ず表の方にのりを塗る。
島内 07:32
これだけは間違いないよ!によろしくお願いしますねはい、次にですね先ほど5枚いっぺんにのりをつけましたが、今度継ぐときは1枚ずつの作業になりますので、先ほどのりをつけた紙ですね。それを1枚置きまして、そして今度新たに継ぐ方の紙ですね。
島内 07:54
継ぐ方ののりのついてない方の紙を、その先ほどのり付けした方の上に置きます。そして先ほどのあて紙ですね。それを上に置いてしっかりと、のりがつくように手で押さえております。ですので、たったこれだけの話になります。
島内 08:14
これで神が告げたという形になりますね。で今回はですね、極力道具を使わない形をとらせていただきましたが、まあ長いね定規があるんであれば、先ほどあて紙を置いたところに定規を置きますと、当然ながら定規の重みもありますし、
島内 08:33
定規の表面は平らになっておりますので、そのまま定規の上をこすってあげると、まあより空気が抜けてしっかりまあ密着するという形、これが成り立ちますね。それとですねえ、今度この貼り付けた紙なんですが、これをですね、
島内 08:51
先ほどのりのついてない方から上げてしまうと、先ほどののりの接地面が剥がれてしまいますので、この台からどける時ですね。それは必ずのり付けをした紙の方から上げてくる。くださいね。そうしないと、せっかく設置した面が剥がれてしまいますので、
島内 09:11
その点もご注意ください。さあ、それではですね、この状態ですと全紙2枚つの髪の長さになっておりますので、53×2128にするためにはカットしないといけませんので、まあ、そのカットの方法ですね。それもちょっとついでに紹介させていただきます。
島内 09:29
まず1つはですね、まあ、ベタですが、カッターを使って切るということですね。で、この場合はまあ定規が長い定規必要ですよね。ですので、ただ定規を当ててカッターを使。あって紙を裁断する。これが簡単にできるというと、
島内 09:48
なかなか難しかったりするんですね。紙を1枚切る場合っていうのはですね、まずカッターの刃が新しくないと、なかなかまあ、綺麗に紙が切れにくいということが1つあるのと、あとカッターの角度ですね。ついついね、
島内 10:02
いつもの同じように立ててね、角度をつけて切ってしまいそうなんですが、こうすると紙の繊維を巻き込んでしまう場合がありますので、うまいこと切れないことがあるんですね。ですのでな。なるべくカッターの刃の角度は、
島内 10:16
まあ、0度に近い方がいいって言うんですかね。なるべく、まあ、紙といわゆる平行に近い形で切るっていうことですね。これが一番綺麗に切れると思います。さあ、次にですねえ、便利な道具ペーパーナイフを使うという形ですね。
島内 10:32
もうこれは簡単ですね。このようにカットしたいところを追って、その間にペーパーナイフを入れて、そして内側からサクサクサクサクと髪を切っ。入っていくという形ですね。このペーパーナイフで今回はステンレスを使いましたが、
島内 10:49
木のね木製のペーパーナイフもありますので、そこらはまあ、皆さんの手にあったものを使っていただければと思います。最後にもうこれはね、ちょっとおちちゃうかもしれませんが、もう表具屋さんに出すんやという点を頭に入れまして、
島内 11:04
筆にお水をつけてそのまま水でピューッと紙に線を引く。そして、その水分の力を利用してビュー。と咲いてしまうっていうパターンですね。はい、これも1つですね。ですから、あの私は先ほど何も使わずに手で行きましたが、
島内 11:22
ここにまた長い定規があれば定規をしっかり置いておくと、よりきれいに髪が裂けてくれるっていう形になりますねという形で、今回はこの3つのカットの仕方を紹介させていただきました。さあ、それでいよいよ最後、ついたか、
島内 11:41
どのように使うかというのは、非常に大事なことが一点ございまして、やってんじゃないかな。もうちょっとあるかな、まずですね、いわゆるのり付けした方の重ねた部分ですね。いわゆるのりのついていなかった方の紙の部分、
島内 11:57
そちらの紙の部分を必ず書き出しの上、上部、いわゆる頭にしてほしいということですね。というのが、ざーっと書き進めていくときに。しっかりとこちらの方が上であればでは流れていきますが、逆にこのように逆の場合ですと、
島内 12:15
ついた部分が筆に引っかかってしまうんですね。ですから、必ずのりを張った方ですね。のり付けをした方、のりがついてない方の紙が上になるように使ってください。そして、ちょっと細かい話になるんですが、最後にですねえ、
島内 12:33
紙というのはですね、綺麗なね長方形になっていると思いがちなんですが。意外ですね。歪んでいることがあるんですねっていうのが手すきですからね。それは綺麗にね。髪をすいて裁断するっていうのは、なかなか難しいでしょう。
島内 12:47
ですので、今回特にね、このように紙を継いだ場合は、より神が歪んでいる場合がありますので、もし兵庫に出すときにですよ。きれいに四隅に直角を出すときにですね、あまりにも両サイドに文字を書きすぎてしまうと、
島内 13:05
その歪みを整えるときに文字がひっか。買ってしまう可能性があるんですね。いわゆる文字が裁断される可能性があるですので、特にこういった紙を継いだ時は注意して、あまり両サイドに書かないように、しっかりと余白を開けて書く方がまあ無難と言えるということだけ、
島内 13:22
最後付け加えさせていただきます。はい、動画は以上になります。思ってる以上にね、簡単にできそうっていうふうに映ったんではないかと思うんですが、まあね、あの大きな紙というのは、まあ、お店で買えばいいっていうことかもしれませんが、
島内 13:38
気に入った紙を使って大きな紙を作るというのが、選択肢のうちの1つであってもいいと思いますんでね。ぜひとも今回覚えておいてくださいね。昔の方はですね、まあ、なかなか大型の紙をね、そんなに簡単に店では買えなかったわけですから、
島内 13:55
まあ、紙。を継いで大きな紙を作るというのが当たり前でしたんでね。ですので、そういうね、先人の皆さんの古い知恵をね、しっかり知ることによって現代に生かす。まあ、いわゆるね、もうおこ自身の世界ですね。ですので、
島内 14:08
そういった意味でも、まあ神を継ぐというのを知っているっていうのは、大事なことではないでしょうか。まあ、昨今ね、展覧会はね、もうどんどんどんどん作品が大型化しておりますのでね。もし皆さんあれですよ、全紙2枚、
島内 14:23
次の作品を出品してくださいとかで、ですね。いや、さ、ぼろ2枚、次の作品を出してくださいって言われた時にですね、いやいや、もうそんな大きい紙をたくさん買うのなぎやっていうふうにね。思うのではなくて、ああ、
島内 14:36
全部持ってる持ってるさぶろくを持ってるよ、書きやすいの持ってるよって言うんであればね、それを継げばいいだけですんでね。ですからね、そういった意味でもかつていうのを知っておれば便利ですよねね。ですから、
島内 14:49
これからね、いやいや、私、そんな大きいのかがないから、必要ないわって思うのではなくてね。いや、そういうのにもう神!質疑を知っておれば挑戦できるんだっていうことをね。頭に入れる方が前向きで、とても楽しく思えるんじゃないかなというふうにしまち思いました。
島内 15:04
まあ、そんなこんなで神を継ぐなかなかちょっとね、マニアックな動画にはなりましたが、まあ、楽しんでしまうやりましたので、それが少しでも伝われば嬉しいです。それでは書道を大好きまでしょう。また次会う時は黒くなっているかもしれませんが、
島内 15:20
まあ、そういった感じで島内頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします。それで。またお会いしましょう。さよなら
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