書道だいすき 第5話
お気に入りの筆は3本用意しよう!

島内 00:00
はい、どうも書道大好き島内です。
皆さん、今日も書道楽しんでいますか？
今日も筆持ちましたよ。
いや、やっぱりね、この筆を持つとね、心が落ち着くんですよね。
ただひたすらに文字を書くことだけに集中する。
いわゆるまあ、

島内 00:20
ゾーンに入るっていうんですかね。
僕はね、この瞬間がね、たまらなく好きなんですよね。
これもね、僕の中ではやっぱり書道って楽しいなって思える瞬間なんですね。
そんな僕なんですが、特に使用頻度の高い半紙でこの半紙筆に関しましては、

島内 00:36
僕、実は自分が気に入った筆3本、全く同じものを用意して使ってるんですね。
いやいや、皆さん、なんで3本も3本もいるっていうふうに思った方。
実はですね、そこには。
は深い理由があるんですよ。
それについて、今回解説していければと思っています。

島内 00:56
皆さんはね、気に入った筆を1本大切に大切に使っていると思うんです。
墨をつけて書く、書き終わったら、しっかり流水で洗う。
そして乾かす、そういう繰り返しされてると思うんです。
ただですね、筆を使って文字を書く、

島内 01:11
書けば書くほど上手になっていくんですね。
どんどんどんどんこの筆を使う頻度が高くなってくるんです。
そうするとですね、調子、よく書けてた筆がですね、
あー、なんかえらい痩せてきたなとかですね。
展開が良くないなとかよし。

島内 01:25
今から成長するぞと言った時に、あっわっ気がまた先から抜けるわって言ったこと経験ないですかね？
なんて言うんでしょうか。
消耗品やからしゃあないわ、もうそれだけ使ってきた証拠やっていうふうに片付けてしまう。

島内 01:40
それはね、僕、ちょっと違うと思うんですよ。
そこには必ず悪くなっている原因っていうのがあるんですね。
で、その原因は何か
これからね、筆串をね、ちょっとかけてみてね、検証していきたいと思いますね。
はい、この筆はですね、

島内 01:58
しっかり洗い終わった後ですので、水をつけても全く墨で汚れない状態なんです。
この筆に筆串をかけてみたいと思います。
よいしょよいしょ！
いやー、思いのほかやっぱり抜けるんですよ。
どれもね、短いんですよ、本来はでありますよね。

島内 02:19
この筆の筆管の中まで、穂先の毛が入ってあると思うんですけど、
切れて全部ね、短いんです。
どれもどれ見ても短いですね。
ですから、それだけ筆の毛が切れてるんですね。
なんで切れるのか、筆をしっかり洗っているようでも。

島内 02:40
この一かの根元に炭がたまっている可能性がある。
それと、炭がしっかり取れていても筆管の中ですね。
これが全く乾いてない状態で、
そうするとですね、この筆管の中で毛が腐ってしまうんですね。
そうすることによって、

島内 02:57
その腐っていたんだけが切れて出てくる。
これ、実際にこのように起こっていますんで、やっぱりそれを防ぎたい。
そのためにはどうするかというとですね、
1本の筆ではサイクルが短くて。
なかなか気管の中が乾かない。

島内 03:12
そこを筆を3本用意するということですね。
そのか、洗う、しっかり乾かす、
この乾かすという時間をたっぷり取れるんですね。
まず一日目、しっかり書きますよね。
で洗いますよね、干しますよね。
次の日使えるかというとですね、

島内 03:32
全然乾いてないですよね。
2本目使いますよね？
使い終わりまして、また同じように洗って干しますよね。
そしたら3日目さすが！にですね、乾いてるか、
やっぱり、まだ乾きがあと少し甘いということで、
3本目の筆を使うんですね。

島内 03:47
そうすることで4日目、
さすがに一番最初に使った筆、もうしっかり乾いてますよね。
そうすることで、自分が使いやすいなあと思った筆を、
ずっと常にもう最高に使いやすい状態を維持できる。
そうすることでね、品質が最大限に生かせてですね、

島内 04:05
最高のポテンシャルを発揮した運筆ができる。
こうすることになると、ますます！
まず、皆さんのねじが上手になっていくんじゃないですか。
そうすると、また書道楽しいなっていうふうに思いませんか？
筆にとってもいいし、

島内 04:18
本人にとってもいい、まさにウィンウィンですよね。
こういうことをしてもらうためにも、
筆を3本用意していただくといいんです。
いや、3本きついわって言うんであれば、
せめて2本
いや、今まで1本しかやったことなかったわっていう方いましたら、

島内 04:34
ぜひともね、それ、試してください
おやっぱり筆って、ちゃんと乾かして使ったら、
おなまちゃうな
お気持ち！をかけてるわっていうふうになったら、
僕はめちゃくちゃうれしいです。
筆の扱いについてですね、
今までいろいろと紹介させていただきました。

島内 04:50
もうすでにですね、私はこの筆が気に入ったっていうのをですね、
見つけられている幸運なあなた
ぜひともですね。
同じ筆を複数本ご用意いただきたいんです。
付け加えるとですね、作られた時期によって
若干微妙に違うんですよね。

島内 05:07
できればですね。
同じロットで作られた筆を使っていただくことで、
微妙な書き心地の違いが少なくなりますんでね。
そういうことも合わせて知っておいてくださいね。
今回の動画ですね、これで以上になります。
今回も参考になったわ、

島内 05:25
勉強になったわっていう方はですね、
ぜひともチャンネル登録高評価、
何とぞ何とぞよろしくお願いします。
いやー、僕もね、少しは慣れましたかね？
めっちゃね、ほんと、めちゃめちゃ緊張してるんですよ。
でもね、一生懸命皆さんに思いが伝わればいいなと思って、

島内 05:42
またこれからも頑張っていきますんで、
皆さん今後ともよろしくお願いします。
それではまたね。