※価格シールが貼られている写真の価格は撮影当時の価格となります。
※商品画像に関して、実際の商品と比較し色味に若干の誤差が生じる場合があります。
※製造年月日は実際のご注文商品と異なる場合がございます。
何度も購入している墨です。
日課で良い墨が使えるに越した事は有りませんが、
漆墨を常用出来るほど余裕が無いのが切ない限りです。
当然、墨が落ち着いた段階での色味の複雑さや艶は敵いませんが、
雁皮紙に合わせると奥深く赤茶を感じさせる黒色は薄らと照りを出して好きな墨のひとつです。
また硯をあまり選ばないのも好ましい点になります。
私は端渓の坑仔岩を愛用していますが、こちらですと紫に近い赤味を帯びて落ち着いた色合い。
雨畑ですと深い黒色に若干の艶を帯びた雰囲気で写経に相応しい厳かな色味と感じます。
写経やかなに複雑な色味と艶を求める方は、
清浄写経墨や金さくらをお勧めしますし、
少し大きめな5インチ以上の良い端渓をお持ちの方は高清や梅花墨、金神仙が相応しいと思いますが、
価格も求めやすく、写経やかなに推奨できる良い墨ですので
試した事ない方、並びの紅花墨以外にも挑戦しようと考えている方は是非一度お手にしては如何でしょうか?
写経用墨の特徴
写経用墨は、菜種油を使った油煙墨で、非常にのびが良いのが特徴です。
濃墨ですと純黒、淡墨ですと茶系の黒です。
一般に最も広く愛用されています。
漢字・かな作品用に適しています。
〈用途〉漢字・かな作品
〈分類〉油煙墨
〈墨色〉濃墨:純黒/淡墨:茶系の黒
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