書道だいすき 第43話
作品に適した『落款印』のサイズ!!【書道】

Shodo Daisuki – Episode 043

書道作品の完成を意味する『落款印』!!
どの作品にどの大きさの落款印を用意すべきか!?
曖昧な方も多いのではないでしょうか!!
書道を愛する男『しまうち』がとことん解説!!

書道だいすき 第43話 動画の概要

しまうち氏が書道作品に適した落款印のサイズについて詳細に解説しています。
落款印は0.5センチから7.5センチまでさまざまなサイズがあり、作品の種類やサイズによって適切な大きさが異なることを説明しています。
特に漢字作品と仮名作品では適した落款印のサイズが異なり、漢字用の落款印は仮名用よりも大きめが適していると指摘しています。

しまうち氏は漢字の漢詩作品では1センチから2センチの範囲が適しているが、文字の大きさや数によって最適なサイズが変わると説明しています。
適切なサイズの落款印がない場合は、押印の位置や方法を工夫することで対応できるとアドバイスしています。
新しく落款印を作る際は、1.2センチ、1.5センチ、1.8センチの赤い四角を作品に当てて、最適なサイズを判断する方法を提案しています。

また、落款印以外にも、作品の右肩に押す印首印、右下や左下に押す押脚印、好みの場所に押す遊印など、さまざまな印の種類と役割についても解説しています。
特に遊印は空間を彩り、作品を引き締める効果があると説明しています。
最後に、落款印を押すことで作品が完成するという考えを述べ、その緊張感も書道の醍醐味の一つであると締めくくっています。

Sutra Copying Set

Youtube 書道だいすき 第43話

しまうち 00:00
はい、どうも書道大好きしまうちです。
今回は、作品に適した落款印のサイズについてご紹介させていただきます。
定番として販売されている印の大きさとしましては、0.5センチ近くから75センチ近くまでと、まあ幅広くさまざまですよね。

しまうち 00:18
そこで、漢詩作品に何センチの印を押せばよいのか、漢詩作品の印をそのまま反切作品に使ってよいのか、皆さん、自分であったり不安に思ったりすることございませんかありますよね。
この動画を最後までご覧いただけましたら、

しまうち 00:37
ご自身が書かれた作品サイズに適した印の大きさ、そしてまたはご自身が今お手持ちの印、これをどのサイズに押せばよいかっていうのがわかっていただけると思います。
ですので、どうぞ最後までお付き合い、何とぞよろしくお願いいたします。

しまうち 00:54
この動画チャンネルをまた見たい!という方は、チャンネル登録を応援したいという方は、高評価ボタンをポチッと押していただければ、しまうちとても嬉しいです。
それでは本編に入ります。ごゆっくりどうぞ。
早速、落款印の大きさと用途について、

しまうち 01:11
印材にはさまざまな大きさがあり、分であったり寸で表記されることがありますよね。
ただですね、注意していただきたいのは、ミリ単位での印材の販売があるということにはご注意願いたいですね。
印の大きさの目安なんですが、

しまうち 01:28
まずこの表を見ていただきまして、うんと思ったのはですね、おそらく漢字用と仮名用に大きな差があるというということですね。
それは皆さん想像してみてください。
漢字作品と仮名作品というのは、大きく雰囲気が変わってきますよね。

しまうち 01:46
もちろん文字の大きさも違います。
落款印につきましても、やはり漢字用の落款印と仮名用の落款印では印影も違いますよね。
漢字用の落款印の落款の印影をもちろん違います。
ですので、作品に合わせてその余白の雰囲気を表すためにも

しまうち 02:07
落款印の大きさというのは大事になっています。
漢字用の落款よりも、仮名用の落款の方がやや小さいということはいいかなっているのではないでしょうか。
たまに仮名作品に漢字用の落款印を押されている方、おられるんですけど、

しまうち 02:24
ちょっと合わないなという場合もありますので、できれば兼用は避けていただきまして、漢字用の印仮名用の印と分けていただく方が、ベターではないかなというふうに思います。
次に漢字の漢詩作品に目をやりますと、

しまうち 02:40
1センチから2センチとこれだいぶ幅広いですよねえ。
わずか1センチっていうふうにおっしゃるかもしれませんが、いざ1センチとなりますと、これ非常に大きな差がありますよね。
なぜにこれだけ差があるのかといいますと、

しまうち 02:58
同じ漢詩作品でも書かれる内容によるということですね。
もちろん文字の大きさ、これ大事ですね。そして文字の数っていうのも関わってきますよね。
こちらの作品をご覧ください。
1センチと2センチでは印象全然違いますよね。

しまうち 03:17
この作品でしたら、しまうち内ならば、1.2センチから1.5センチぐらいを押したいところですね。
えっ、いやいや、私は半紙作品しか書かないのだから、その都度その都度落款印を用意してって言われても困る。
そんな声が聞こえてきそうなんですが、

しまうち 03:36
もし仮にですよ。2センチしか持っていない、もしくはこの適正サイズに合わないにしかないといった場合はですよ。
皆さん、ここ大事です。押印の位置を考える、もしくは落款を考える必要があるということですね。
何も知らずにただなんとなく大きい印を押すのと、

しまうち 03:58
あえて大きな印を押しているんだというのを知って押すのとでは雲泥の差が出ます。
第21話でもご紹介させていただきましたが、ご自身の作品にですよ。
印影を置きまして、そしてイメージするこれ、大切なことをお伝えしましたよね。

しまうち 04:17
これから漢詩作品の落款印を作りたいといった方ですね。
いや、どういう大きさにしようというふうに悩まれた方、これはですね、1.2センチ1.5センチ、1.8センチの赤く塗りつぶした四角い形のものを作りまして、

しまうち 04:34
これをご自身の書かれる落款もイメージしまして、作品に当ててうん、私の書きぶりだったら、この大きさかなっていうふうに判断して作っていただけると迷わないんではないでしょうか。
これはですね、何も漢詩作品に限られたことではございません。

しまうち 04:53
他の作品サイズでも有効ですので、新たに学会員を作りたいというふうに思った場合、この方法を実践するのも1つだと思います。こ
の表はあくまでも適正サイズです。これに収まらないといけないルールなんていうのは全くございません。

しまうち 05:10
迷った時にこちらをお役立ていただきました。
何よりもご自身の作品にぴったりと合う印の大きさを見極めること。
これが何よりも重要であるということを皆さん忘れないでくださいよ、頼みますよ!
せっかくですので、諸外に押す印の原則についても説明したいと思いますし、

しまうち 05:33
我の作者を示す印を落款印といい、主に姓名印や雅号印を用います。
署名の下に押すのが一般的ではありますが、署名をせずに印だけを落款とする場合もあります。
そして、また二か押す場合はですね、姓名印を上に雅号印を下にというのが原則になります。

しまうち 05:56
さて、皆さん、この落款印以外にも、適所に押された印を見たことございませんか?
これはですね、押された位置によって名称が違うんですね。まずは作品の右肩に押された印。
これは印首印というふうに呼ばれまして、作品の始まりを表す印とされています。

しまうち 06:21
よく関防印と誤解されがちではありますが、この官報印というのは、公文書などに割りとして使われる印の言葉ですのでしょが、作品は風流ですので、どちらかというとこの関防印を使うよりは、印首印という言葉を使うほうがよさそうですね。

しまうち 06:44
また、作品の右下であったり、左下に押されている印、見かけますよね。
これは押脚印というふうに呼ばれまして、作品の加減でありましたり、終わりを指し示す役割の意でございます。
他にも遊び心のある印としまして、作者の好みの場所に押すという遊印というのも有名ですよね。

しまうち 07:10
この遊印というのはですね、あえて開けておいた余白に押しまして、アクセントなどをつけるという役割もありますよね。
ですので、まあ見る方からしましたら、へえ。こういう意味であんなところに押してあるのかというふうにね、

しまうち 07:26
不思議に思われた方もいるかもしれません。
この遊印、何も文字だけが彫られているというわけではございませんよ。
絵などの肖形印なども押されていることもあります。
これもまた1つ遊印の面白さでもありますね。
遊印は必ず押すものではないのですが、

しまうち 07:45
押し方によりましては空間を彩ってくれます。
そして、作品を引き締める役割もあります。
いわゆる作品効果を高めてくれるということですね。
ぜひともそういった意味で皆さん入印申しみたいなって思われた方は、ぜひともチャレンジしてみてください。

しまうち 08:05
いかがでしたでしょうか?
その作品は落款を書き、落款印を押すことによって完成します。
特に落款と落款音は、作品における装飾的な要素を多く含んでいます。
落款音を押す最後まで気が抜けない。これは非常に大変なことではありますが、

しまうち 08:27
この緊張感も書道の醍醐味の1つではないでしょうか。
この緊張感というのを持ちながら、楽しく書道に向き合うことが大切ではないか、というのを思い出したしまうちであります。
それでは書道大好きしまうちでした。
書道だいすき、ショート動画「秒で字がうまくなる」シリーズも始めました。

しまうち 08:50
よろしくお願いしますね。
緊張感をもって頑張っていきます。では、

関連商品について

本動画に登場する商品をご紹介します。

篆刻用品 /tenkokuitem

作品の一部となる落款印。自分で彫れると書道の楽しみがもっと広がります。
オーダーで作るのもいいですが、どうせなら自分でこだわって作ってみたいもの。
書遊Onlineでは、数多くの篆刻用品をご提供し、お客様の篆刻をサポートします。

対象商品:23

並び順を変更| 新着順価格順

篆刻(長谷川 帰海)0.8cm角未満【印箱なし】
9,900円 (品番:24)

篆刻(長谷川 帰海)0.8cm角【印箱なし】
8,250円 (品番:27)

篆刻(長谷川 帰海)0.9cm角【印箱なし】
7,700円〜8,470円 (品番:28)

篆刻(長谷川 帰海)1.0cm角【印箱なし】
7,150円〜8,558円 (品番:48)

篆刻(長谷川 帰海)1.2cm角【印箱なし】
7,700円〜9,130円 (品番:70)

篆刻(長谷川 帰海)1.5cm角【印箱なし】
8,250円〜9,702円 (品番:120)

篆刻(長谷川 帰海)1.8cm角【印箱なし】
8,250円〜10,274円 (品番:121)

篆刻(長谷川 帰海)2.1cm角【印箱なし】
9,350円〜11,418円 (品番:124)

篆刻(長谷川 帰海)2.4cm角【印箱なし】
9,900円〜11,990円 (品番:125)

篆刻(長谷川 帰海)3.0cm角【印箱なし】
9,900円〜12,702円 (品番:126)

篆刻(喜多 芳邑)0.8cm角未満【印箱付】
13,090円 (品番:22909)

篆刻(喜多 芳邑)0.8cm角【印箱付】
10,780円 (品番:22910)

篆刻(喜多 芳邑)0.9cm角【印箱付】
10,395円 (品番:22911)

篆刻(喜多 芳邑)1.0cm角【印箱付】
9,856円 (品番:22912)

篆刻(喜多 芳邑)1.2cm角【印箱付】
9,856円 (品番:22913)

篆刻(喜多 芳邑)1.5cm角【印箱付】
10,780円 (品番:22914)

篆刻(喜多 芳邑)1.8cm角【印箱付】
10,780円 (品番:22915)

篆刻(喜多 芳邑)2.0cm角【印箱付】
11,165円 (品番:22916)

篆刻(喜多 芳邑)2.3cm角【印箱付】
12,320円 (品番:22917)

篆刻(喜多 芳邑)2.5cm角【印箱付】
13,090円 (品番:22918)

篆刻(喜多 芳邑)3.0cm角【印箱なし】
13,090円 (品番:22919)

篆刻(喜多 芳邑)3.5cm角【印箱なし】
14,630円 (品番:22920)

篆刻(喜多 芳邑)4.0cm角【印箱なし】
16,940円 (品番:22921)

1

全 [23] 商品中 [1-23] 商品を表示

商品カテゴリItem Categroy

営業カレンダーShop Calendar

2025年12月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
2026年1月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
※赤文字の日は、お電話でのお問い合わせ対応及び、出荷作業休業日となります。ご注文は随時受け付けております。 このカレンダーは書遊の店舗ではなく、書遊Onlineの営業日カレンダーです。