奥深く、作品の印象を決定づける書道画仙紙!
まずは『機械漉き』と『手漉き』について『しまうち』が徹底解説します!!
書道大好き島内氏による紙の種類と見分け方に関する解説動画の内容です。
主に手漉き紙と機械漉き紙の違い、その特徴と見分け方について詳しく説明されています。
島内氏はまず、多くの書道愛好家が使用している紙の種類(手漉きか機械漉きか)を正確に理解しているかという問いかけから始めました。
価格の違いから判断している人もいるが、実際に見分けるのは難しいと指摘しています。
手漉き紙の製造工程については、すのこを使って一枚ずつ丁寧に漉き、重ねて圧力をかけて水分を抜き、その後10日間天日干しする過程を説明しました。
さらに乾燥後に再び水に戻して1枚ずつ剥がし、熱された鉄板に貼り付けて乾かす工程があります。この過程で鉄板に貼り付けた際の波形の跡が手漉き紙の特徴として残ります。
一方、機械漉き紙は大型機械を使用して効率的に大量生産され、主にパルプを原料としています。
大きなドラム型アイロンで直接乾かすため、アイロンが当たる面が表面となってつるつるした仕上がりになり、反対側の毛布が当たる面が裏面となります。この毛布の跡が機械漉き紙を見分ける重要な特徴です。
島内氏は「機械漉き紙はにじまない、手漉き紙はにじむ」という一般的な概念は誤りだと指摘しています。
にじみはサイジング剤(にじみ止め)の使用によって調整可能であり、現代では両方の紙種でにじみの少ないものが多いとのことです。
また、にじみ止め加工がされていない紙は「寝かせる」ことで書きやすくなりますが、にじみ止め剤が使われている紙は寝かせても効果がないという点も説明されました。
最後に島内氏は実際の紙を使って手漉き紙と機械漉き紙の見分け方を実演し、技術の進歩により手漉き風の機械漉き紙も増えているため、正しい知識を持つことの重要性を強調しました。
次回は手漉き紙についてさらに深掘りする予定であることも告知されています。
島内 00:00
ですので、引き換え式の紙はにじまない。手付の紙はにじむという概念はなくす方がいいですね。
やっぱりついてますね。うん、似てる似てる、あ、ついちゃってますねっていうねこれはね、はい、どうも久しぶりの書道大好き島内です。
島内 00:22
皆さんさて、突然ですが、今お使いの紙、どのような紙を使っているかっていうのを、ご自身でわかっていらっしゃいますか?
うん、分かっていらっしゃいますかという聞き方、ちょっとおかしいんですが、まあ、実際に使っている紙っていうのをよく分かって書いていますか?
島内 00:39
ということですねっていうのがですね、学校で用意された紙、書道、教室の先生が用意してくださった紙を使ってらっしゃるかもしれません。
が、いざ実際それがですよ。機械漉きですか?手漉きですか?って言われた時にですね、
島内 00:53
いやいや、もうそんな値段が全然違いますやんか。
ですから、安いのは機械漉き高いのが手漉きですっていうふうにしてますよっていう方はいらっしゃるかもしれませんよね。
でもですよ、皆さん、いきなり突然紙をポンと渡されて、
島内 01:09
サー問題です。これは手漉きですか?機械漉きの紙ですかって言われた時にですね、ぱっと確信を持って答えられますでしょうか。
いや、あ、これね、今はですね。非常に機械漉きの紙でも、手すきに近いような紙出回ってますので、
島内 01:25
いやいや、実際のところ本当言われると難しいもんなんですよね。
今回はですね、ズバリ、機械すき手すき、どうやって見分けるのについて解説していきたいと思います。
この動画を見終わった後にはおお私、分かるよ機械漉き手すきの見方分かるよっていうふうになっていただければ。
島内 01:47
まあちょっと嬉しいですので最後までお付き合い何とぞよろしくお願いします。何度も言います。
書道大好き島内です。
ではいきましょうどうぞ、はい、それではですね、書道紙においては、大きく分けて、手漉きと機械漉きっていう2種類ございまして、
島内 02:07
そのですね、紙の作り方っていうのもまあ大きく違ってきますので、まあ軽くね説明させていただきたいと思います。
これね、本当に深掘りしてしまうと、ものすごい難しいことになってしまうので、もうざっくりとね、ざっくりとした感じで説明させていただきますね。
島内 02:23
まず手すきなんですが、まあ、イメージとしましたよね。皆さんこんなようにね。
そのこねこうやって手でね、やるようなあ、こんなちっちゃもんじゃいますよ大きなものなんですけれども、まあ、そのすのこですくんですね。
島内 02:37
で、こうやってね今、僕一生懸命こうやってねえ、エイサーホイサーエイサーホイサーやりましたが、こういうふうな好き方を俗に流しすぎというふうに言うんですね。
で、このすのこをそのままにして、それで水をずーっと下にこう垂らしていく方法ですね。
島内 02:55
それを試すきっていうふうに言いますね。
それでまたね、この。の敷き方の方法などはね。
それは作られている地域によっていろいろと差はあると思いますので、今これぐらいにとどめておきます。はい、それですね、これはもうね、
島内 03:07
皆さん、せっかくこの動きイメージですからね、それですよ、こうやってすいた紙をですね、1枚ずつ重ねていくんですよね。
1枚ずつ1枚ずつ重ねていって、そこにですね、圧力をかけて水分をしっかりまずは抜くんですね。
島内 03:26
そうすると、ことで1つの塊。ありができますよね。紙の大きなこの大きな紙の塊を天日干しで10日間も干すんですって。
それでカチカチになるんですって。
10日ですよ。皆さんびっくりしましたね。ただでさえ圧力をかけて水分を抜いているのに、
島内 03:47
さらにまだ天日干しで10日間もかけて。
カチカチにするそれをさらにですよ。せっかくカチカチにして日干ししたやつをまた水に入れて戻して、そして1枚剥がしては、アイロンのように熱された大きな鉄板に貼り付けて、
島内 04:09
そして吐けを使って空気を抜くようには気を使って、紙をさらに1枚ずつ乾かしていく作業があるってことですね。
ですので、手漉きの紙というのは、裏面見たときにこの鉄板に貼り付けるときのこの波形。
この波形の跡が必ずどこかに出てるんですね。
島内 04:35
いや、これはなかなか知らなかった人多いんじゃないでしょうか。
こうやって1枚1枚丁寧に作られていくのが手すきの紙です。
それはもう時間も手間もかかってますよね。職人さんの愛情も入ってますよね。いや、まあ、
島内 04:50
愛情はまあね、機械付きも一緒かもしれませんが、まあ、そういうとね、やはり価格が高くなるというのは安易にね、想像できるんではないでしょうか。
さて、次に機械漉きなんですが、これはですね、先ほどの手漉きとはもう比べ物にならないぐらい、
島内 05:09
大きな大きな機械を使って作られるということはですね、非常に効率的に大量に作られるということですね。
そして主にまあ原材料、これはもう無理ですけども、原材料はパルプを主原料とした紙を使われるということですね。
島内 05:27
それですね、この機械漉きもまあ、いろいろとね工程があります。
工程があるんですが、これもね、またね細かくなると難しくなっていきますので、最終的にですね、大きなドラム、缶型のアイロンを使って、紙を直接乾かすことになります。
島内 05:46
いわゆるこう出てきた時ですね。
紙がウィーンと出てきた時に、実際にそのアイロンが当たっているところが、表面になってつるっとした形になりますね。
で、逆にそのアイロンの下、ですね。挟む方の下には毛布があるんですね。
島内 06:05
ですから、その毛布が当たっている面が、いわゆる裏面になるという形になりますね。
知らない人多いんじゃないでしょうかね。
ですので、機械漉きの紙の裏側には、はけの跡は残らない。
その代わり、毛布をついた跡が残るっていうことが大きな違いですね。
島内 06:25
そこはしっかり覚えておきましょう。
えー、皆さん、だいたいまあ思われるのが機械漉きの紙を。にじみが少ない。
そして手漉きの紙は、にじみが多いというふうにイメージを持たれると思うんですが、このにじみというのはですね、
島内 06:40
まあ、言ってみればいくらでもサイジングという薬品を使えば、調整ができるということですね。
ですので、機械漉きの紙はにじまない、手すきの紙はにじむという概念はなくす方がいいですね。
最近はですね、どうしてもね、
島内 06:54
にじみを嫌うっていう傾向が強いですので、機械漉きでも手すきの紙でもにじみが。
少ない数が多いというのは言えるんではないでしょうか。
にじみ止めサイジング剤を使っているか、使ってないかっていうね。見分け方法もですね。
島内 07:11
ぜひともどこかの機械でね、披露したいんですがね、これもね、分かりやすいですよすよね。
紙にピュッと入れた時にね、ある現象が起こるんですね。
その現象を見ると、ああ、サイジング入ってるな、入ってないなっていうふうに分かると思うんです。
島内 07:24
これもね、いつの時に紹介したいと思いますっていうのが、そのにじみ止めをしていない紙っていうのはですね、寝かせるとですね、水分が飛んで。
1つ紙が引き締まって書きやすくなると言われていますね。ですので皆さんよくね、
島内 07:41
紙は寝かして書いた方がいいんだよっていうのは、そういうことですね。
片やですねにじみ止め最人部隊が使われている紙をいくら一生懸命寝かして、大事に大事にいつか使おうと思っててもですよ。
えっ、何、全く墨が入らなくなってかなのような紙になってしまった。
島内 08:01
いや、もうせっかくにじみが少なくて。言ってたのにっていうことが起きてしまうのが、にじみ止め剤が入っている紙です。
ですから一概に紙は寝かせればいいというものではないです。
まずはにじみ止め加工がされているか、
島内 08:18
されていないかということを知ることの方が大事ですので、そこも付け加えて説明させていただきます。
さあ、それではですね、島内、実際に紙を持ってきました。
これはですね、もう表と裏はっきりしていまして、表がツルツルですね。
島内 08:37
そして裏はザラザラですね。
いや、もうこれはもう一目瞭然で機械すきやーっていうふうにね。
判断される方はおられると思うんですが、実際ですね。
この横に入っている線というのがすのこの目ですよね。好き目。ですよね。
島内 08:56
けれども、実際、先ほど裏に毛布がついたっていうのがわかるというのはですね、このすき目とは逆方向こっち側ですね。
こっち側を見るとですね、ああ、やっぱりついてますねうん、似てる似てるああ、ついちゃってますねーっていうねね、
島内 09:17
まだここにね、画像を写すんですけども、実際に見たらね、おおい、そう、そういうものっていうふうにね皆さん。
くりされるとは思うんですが、やっぱり実際ついてるんですよね。
それが機械式の紙ですね。ついにですね、
島内 09:33
手すきの話持ってきたんですが、いや、これはなかなか表裏難しいですよ。
うん、どっちだろう、なかなか本当に同じようなツルツル加減なんですが、この紙でも微妙なんですが、やはり裏側ちょっとざらついてるんですね。
島内 09:52
ですが、こっちが表でこっちが。なんですが、これ見ますとですね、こうね、光を当てると波形の跡が見えるんですね。
皆さん、ただ小さいはけちゃいますよ。
皆さん、大きなあれですからね。大きなはげですから、こうブーンというふうにね、
島内 10:12
入ってますんでね、それが手すきにはやっぱり入っているんですね。
いや、これね、ぜひともしっかりね、皆さんに伝わっておればいいんですが、お肉眼では絶対にわかりますんでね。
は気がねしゃ入ってますんでね。ぜひともそれでしっかり写せるようにあがたくきっとね、
島内 10:33
頑張ってくれると思うんではい、これが手すきの判断方法ですね。
それでは最後にですね、オープニングに言ったように、いきなりこの紙ポーンと渡された時に、いや、島内、ちょっと焦りますよね。
いや、見た目はですね、
島内 10:51
これはね、表面つるつるで綺麗ですし、裏面もね、これまた綺麗ですよね。
どっちが表かならかなってこれ分かりにくいですね。ほんでね、見た感じ、手すき風に見えるんですよね。
いや、もう答え言ったようなものですね。
島内 11:09
これ、手漉き風に見えるって言ったのはですね、これ、機械漉きなんですけど、やはりね、この裏側です。
やはり皆さん。犯人は毛布の後なんですよ。
これもやっぱりね、このすき目とは垂直にこのこうですね。
やっぱりね、
島内 11:27
毛布の後ついちゃってるんですよね。
でもね、皆さん、こういうことが分からないと実際に手すきですよとかですね。
あれ、手すき風ですよとか。機械漉きですけど、手続き風ですよ。
近いですよとかいうふうに言う。何も疑われなかったら、
島内 11:52
いや、結構手続きと勘違いしてしまいそうなことありますよね。
で、今、これだけは技術力が上がってきているとなるとですね、皆さん、やっぱり手すきと機械漉きのはしの違いの見分け方というのは、ぜひとも知っておく方がいいと思います。
島内 12:11
いや、違いまでもそうなんちゃっちゃいますよ。皆さん、そんなし、まじめそんな、なんか紙を偽っているとかね。そうそう、そんな言いちゃうん、そんなんいないちゃうんですよ、そんな言いちゃうんですけど、やっぱりね、
島内 12:21
それだけ成功になってきてますので、なんていうんですね。
ブラ知識みたいなも、やっぱり皆さんに伝えたい、そして知っていただきたいっていう思いがあって、このようなことを言わせていただきました。
はい、動画は以上になります。
島内 12:36
さあ、皆さんいかがでしたでしょうか?でね、確かにね、紙の表裏確かにあります。
で、裏を使ってはいけないっていうことではございません。
でもですね、やはり紙というのは表に書いてほしい。
そうすることによって紙の特性が出やすく作られてますので、
島内 12:54
この道具はいわゆる紙ですね。紙を正しく使っていただければ嬉しいですね。
まあ今回ですね、機械すぎと手漉きの見分け方や、島内そこ、突っ込んじゃうっていうところあったと思うんですね。
そんな感じですね。ついついちょっとね、
島内 13:10
お友達周りの方に言いたくなるというね。
豆知識、そういうのはあってもね、いいと思いますので、今回披露させていただきました。
続きまして、今度は手すきの紙につきましてですね、深掘りしていきたいと思うんです。
島内 13:23
はい、手漉きの紙です。
ですから、次はどのような動画になるか、どうやって深掘り行くんだっていうふうにね。
思っていらっしゃる方は、チャンネル登録、ぜひともしていただきます。
そして次の動画にも期待していただければ嬉しいです。
島内 13:38
それでは今日久しぶりの島地でしたのでね。
今後とも引き続きよろしくお願いします。
それでは書道大好き島内です。
また近いうちにお会いしましょう。さようなら。
本動画に登場する商品をご紹介します。
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