書道を愛する男『しまうち』が、全3回に渡り篆刻について解説していきます!
書道大好(かきみち・ひろよし)氏による篆刻(てんこく)の実演・解説動画の第2回目です。
前回は道具の説明を行い、今回は印稿(いんこう)作りから印面整え、そして印材への転写までを解説しています。
書道氏は本名ではなく自ら付けたあだ名であることを冒頭で説明しています。
動画では、まず篆刻の基本として白文(文字が白く浮き出る)と朱文(文字が赤く浮き出る)の違いを説明し、今回は「書道大好」という文字を白文で彫ることを決めています。
文字の書体として印篆(いんてん)を選び、漢の時代に作られた四角いものに彫りやすいデザ印の文字であると解説しています。
印稿作りの正式な方法として、厚紙に墨を塗り、その上に印を押して外側の枠を取り、文字を書いていく方法を説明していますが、初心者には難しいため、今回はA4用紙に直接印稿を書き、それをコピー機でコピーして「マジック転写法」を使う簡易的な方法を採用しています。
印材の準備として、25mm角の巴林石の印面を水ペーパー(600番)で平らに整え、その上に墨を塗って乾かした後、コピーした印稿を転写する工程を詳細に解説しています。
転写には「マジック転写法」と「眼皮紙(がんぴし)転写法」の二種類を紹介し、実際に「書道大好」の漢字と「ひ」のひらがな一文字を印材に転写しています。
最後に、篆刻の工程の約8割は印稿作りで決まるという重要なポ印トを強調し、次回は実際に印を彫り、押印するところまでを紹介する予定であることを告げて締めくくっています。
島内 00:00
はい、どうも書道大好き島内です。いやいや書道大好き書道大好です。
えっ、何島内どうしたんだいっていう声がね。聞こえてきそうなんですけども、書道大好これね、テロップが出たらああ、なるほどね、そういうことかっていうふうに思っていただけると思うんですが、
島内 00:25
まあね、篆刻ですのでね。一内のフルネームはもうたくさん掘ってきましたんで、いや、何かね違う文字を彫りたいでもね、内残念ながら画号も持ってません。
せめてペンネーム、いや、ペンネームってなんか言い方おかしいしな。
島内 00:40
と思ったときにおっそしたらあだ名あだ名を勝手につけようというふうに思いまして。
決めたのが書道大好うん、もうこれでね通してみたいと思いますので、残り2回この書道大好ぜひとも笑ってご覧くださいます。前回ね、
島内 00:58
道具の説明をしましたので、あと2回で篆刻の実習に移りたいと思いますので、早速動画行ってみたいと思います。
書道頑張ります!まず最初にですね、掘る文句を決めるこれを線分といいます。この線分するときにですね、
島内 01:18
作文を彫るのか、朱文を掘るのかというのを考えておく必要はありますね。
この作文というのは、印影を押した時に文字が白く出るものですね。
朱文はですねえ、印泥をした時に白文と逆で文字が赤く出てくるものですね。
島内 01:36
姓名印は白文で彫られ、雅号印は朱文で彫られることが。多いですね。
今回は書道大好を掘ると決めておりますので、どのような検字を使って掘るかというのを決めなければいけませんので。
このようにごっつい辞典を使おうということで、
島内 01:55
この添書大辞典を使って調べる。
これをいわゆる検事と言ったり、校字と言ったりするそうですね。
その添書というのもですね。いろいろ種類がありまして、甲骨文で殷の時代に使われたものですね。
次に金文、これは東周時代であったり、
島内 02:16
西周時代のもの、またはえ、戦国春秋時代の文字ですね。
次に、小篆、秦の時代や漢の時代に使われたものでありまして、あのかの有名な秦の始皇帝が、秦を統一した時に、制定した文字と言われていますね。中国映画でね、
島内 02:36
そうそう、10本以内に近づけば暗殺権を使えるというね。
あの有名な映画でね、めちゃくちゃね、あの秦の始皇帝もかっこよかったんですけど、その時ね、小篆の文字がとにかくいっぱい出てくるんですよね。あれはね、
島内 02:49
かっこよかったですね小篆。砂にですね…。すみません、ちょっと横道にそれましたがえ、次に印篆ですね。
これは漢時代に作られたもので、四角いものに取りやすいようにデザ印が工夫されている文字なんですね。
島内 03:08
漢委奴国王印、金印ですね。あれはおそらく印篆で書かれたものではないんでしょうか?
で、今回ね、書道大好もうね、決めました印篆、掘りたいと思いますので印篆に挑戦します。はい。
それでは次に一番大事な印稿を作る本来ならばっていうんでしょうかね。
島内 03:33
まあ、正式なやり方というのはですね、まあ、厚紙を用意しまして、その厚紙にですね、まずは墨を塗るんですね。
で、真っ黒になった。いわゆるまあ、大紙の状態になりますね。その台紙の状態のところに掘る印をギュッとね、
島内 04:15
そこに同じように印をきゅっと押し付けてフットバックできますよね。
そしたら、そこに朱墨を磨ったもので、わくを書いて、そのまま印稿を朱墨で書いていくという。
形ですねで、それが本来のやり方でで、その出来上がった印稿を見ながら、
島内 04:33
この布字するときに、反対文字を手で書いていくっていうことになりますね。ただ、これがものすごく難しいですので、ちょっと書道には荷が重い。
まあね、いろいろと便利な転写の仕方がありますので、今回はあらかじめマジック転写法を使いたいと思っているので、
島内 04:55
この布字を作るにあたり、ましてはこの印稿をコピーしますので、もう最初からこのコピー用紙に印稿を作っていきたいと思います。
せっかく良い印稿ができてもですね、この印にですね、結局その印稿を書かないといけない。
島内 05:12
これがものすごく難しいんですよね。いや、本当に難しいんですよ。
ですから、せっかくいこが書けたとしても、この印に反対で文字を書く。
これが本当に難しいですから、書道ちょっと今回ね、楽させてもらいます。
島内 05:26
もう!楽させてもらうって言ったらね、なんやねんっていう形になってしまいますので、そうではなくてね、いやいや、もうこういうのがもう篆刻を難しく感じさせているかもしれないということで、もう皆さんでもね、もう簡単にできる方法を紹介したいと思います。
島内 05:41
このA四の紙に印稿を作ってで、その印稿をコピーするんですね。トナー式のコピー機で、それをマジック印機を使って転写する。
そうすると簡単にあら不思議この!人面に綺麗に文字が書けましたというよりも、まあ、映りましたということですねっていうことを最終的にしたいということなんで、
島内 06:05
今回の印稿はこの紙に書いていきます。
はい、それではただいまより印稿を書いていきます。ちょっと地味ですよ。
ですから、ここからは早送りになると思うんですけどねえ、一生懸命書いていきます。はい、これにて印稿終了です。
島内 06:35
それでは、先ほど作った印稿をトナー式のコピー機でコピーしてまいりました。
この時にね、レーザープリンターはダメだそうですので、あくまでもトナー式のコピー機を使ってくださいね。
それで今コピーしてきました。
島内 06:50
それの印稿がじゃん!これでございますか?書道大好印篆印稿でございます。
これを白文で掘りたいと思います。次はまずは印面をね、整える作業に入りたいと思います。
はい、続きまして印面を整える。今回は使用する印材の大きさは25センチ近くの巴林石で、
島内 07:17
すでこの巴林的ね、よく見るとですね、やはりね、傷が入ってあるんですね。
そして触るとやはりまあ軽く凸凹しています。で、このでこぼこをまずは整えるこの水ペーパーを使ってするんですが、まあ前回ね道具の時に3種類洗い、
島内 07:35
普通細かいっていうふうに紹介させ、いただいたんですが、今回はこの真ん中のね水ペーパーで行くと600番というこの水ペーパーを使って整えていきたいと思います。
そして本来ならばですね、ガラスいたっていうんでしょうかね。
島内 07:51
そのガラス板が平らであるということ。
そしてそのガラス板は鏡にもなるし、飲食代にもなるとまあ昔はガラス板というものがいろいろとこう重宝されたようなんですが、今ね、そういうガラスいた用意するのもなかなか難しいですので、
島内 08:06
もうこのね机の?真っ平らな部分の上に水ペーパーを使って、そこで印材を平らにしていきたいと思います。
それではいきます、ちょっと垂らしましてね。で、これもねすをする時と一緒で、このように印材を置きまして、
島内 08:21
こういうね、上を持ってしまうとまた動いてしまいますよね。そうするとガタガタしますので、この指ですね。
指の腹も一緒に吸ってしまうかっていうくらいね、この根元を持って平らにしていくということですね。いきます。
島内 08:39
でしょ。残念ながらまだまだ四隅は浮いたままですね。よっしゃこれで皆さんいいんじゃないでしょうか?うん、ピタッとくっつきましたんでね。
これで印面を整えたということにしておきます。それですね、今回この600番だけでえー水ペーパーを使ってやったというのは、
島内 09:09
ちょっと理由がありましてね。
本来ならば、もっと細かい水ペーパーで、この印面をとにかくツルツルにしたいっていう方おられるとは思うんですが、この印面を非常にツルツルにしたところでですね、実はその押すかですよね。
島内 09:26
この押す紙が意外に凸凹しているっていうことですね。
ですので、そこまでね、印材のこの印面だけにこだわってつるつるにする必要もないのではないかなと思いまして、平らに整えるということを優先しましたので、
島内 09:41
この600番で仕上げ最後までしました。それではこの動画の終盤になります。
えふじを入れるという作業を行います。え、先ほど印刷をね水ペーパーで綺麗にしました。
印面、ここにしずみを塗っていきます。はい。綺麗になれますよね。
島内 10:08
ちょっとね、乾くまで時間がありますので、ちょっと乾かしておきます。
それでは、このね、印面に塗ったしみも綺麗に書きましたので、これからマジック転写を実践していきます。
さて、まずですね、この印稿これはね、
島内 10:25
コピーしたものです。印稿をどのように印材に移していくかという形になるんですが、このように印材の上にこれ見にくいですよね。
なかなか難しいこの方法はちょっと合理的ではないので、これもね、書道独自の方法になりますが、
島内 10:42
まずこの印にこの印材をピタッと合わせます。
もうこれがずれてしまうとね、転写してしまうともうまるまるずれてしまう形になりますので、ここ大事ですね。
それでこれをきっちりね押さえて、そこからビチッと合わせていきますんでね、
島内 11:00
よいしょいおさえてこのまま折り込んじゃいますよいしょ。それでもういっちょいいしゃ!よし、しっかり角を取ってね。
角を取ってしっかり角を取ります。空気が入らないように角をとってね。で、この時にね、テープで固定してくださいっていうふうにねするといいんでしょうけれども、
島内 11:30
まあ、これで結構ガチガチにね止まってますんで、もうこのまま行きたいと思います。
このようにね、しっかりしっかりピターッとついてますんでね、大丈夫です。
さあ、ここでこの魔法のインキの登場ですね。印稿の裏面から塗っていきます。
島内 11:52
ギュギュギュって塗らなくても軽くまんべんなく塗ればいいということですんでね。
では実践していきます。よいしょおぉ黒が見えてきましたよ。綺麗によし、きれいに印稿がブロック見えましたので、ここで一旦塗るのをやめます。
島内 12:16
で、これをこの定着するんでね、ちょっと横着なやり方になりますけど、こすります。
しっかりついてよーしっかりついてよー!ようしゃ、それでは皆さん、ちょっとドキドキではございますが、カウントダウンとともに開けてみましょうかけどね、
島内 12:45
書道ちょっとまだ心配なので、ちょっとうんうん、空気は入ってないですね。
よし、それではいきます。
321オープン行くで、いよいしょおおお!おおおやりました。皆さん、おーいやちょっと見にくいかもしれませんが、
島内 13:22
ついてますよ。おお失敗ですかね?いや、これをね、ちょっと筆で書き入れようと思ったら、ここまでは綺麗に書けないですね。
絶対いや、マジ簡単転写法なんかすごいですね。これでね、書道このが楽しみになってきましたね。
島内 13:51
いや、皆さん、これ本当に簡単ですよ。成功です!それでは続きまして、書道大好の「ひ」というひらがなを掘りたいと思います。
そして、この日を朱文で掘るんですが、先ほどのマジック簡単転写法ではなくて、普通の眼皮紙を使った転写法を実践していきます。
島内 14:16
ですので、先ほどの手順と同じで印稿作りから始めていきますので、皆さんよろしくお願いしますねこういうね!鳴らせば音が鳴るような薄い眼光紙ですね。
けど、完備し、これ、丈夫なんですよね。では印稿を作ります。
島内 14:34
実際はですね、この印材0.8センチ角を使おうと思うんですが、ちょっとね、0.8センチ角でひらがな1文字っていうの。
もうなんか大きい気もしますんで、ちょっと工夫して自分で彫りますんでね。まあ、もうちょっとだけ小さくなるように、
島内 14:48
ワクを狭くして印稿を作りたいと思います。
さあ、可愛くできるかなぁよし、こんなもんかな?それではね、このようにひ1文字印稿を書いてみました。
で、先ほど一緒ですから、次にこのね、印面の整えるってことですね。
島内 15:13
こういうね、やっぱりね、印材もね、小さくなってきますとね、綺麗ですよね、やっぱりさすがですね。
うん、これも綺麗な真四角ですし、もう表面ほとんどツルツルですんでね、もうサクッといきますよ。Okですね。うん、
島内 15:35
これで平らになりました。先ほどと一緒ですね。今度はこのしずみね、よしで、これでちょっと乾くのを待ちます。
それではね、印面のしも書きましたので、これからこの間、皮紙転写していきたいと思うんですが、これね、
島内 15:59
先ほどあの印稿を作ったときに、これね、墨液で書かれるとね、やっぱりあんまりつきが良くないんです。
ですのでね、やっぱり言うても吸ったす、この吸った墨で印稿を作られるというのを忘れないでくださいね。では、
島内 16:13
先ほどと一緒ですねでしょ!よし。よいしょそれでここに次はね、水を少し垂らしますね。
もうこれね、ドバッと出るのも嫌なんで手につけます。このようにね、表面を濡らしてあげるんですね。
それで何か要らない紙、これをちょっとかぶせましてこするようにね。
島内 16:41
ってやるとじゃあけますよいしょこれも綺麗につきましたね。
はいできました。
簡単ですよはい、綺麗にひらがな1文字転写できております。
今回は千分検事印稿づくりえい面整え富士までお送りしてきました。
ここまでですね。
島内 17:04
篆刻の約8割が決まると言われています。
検字の段階ですね。
辞書を調べて甲骨であったり、金文を知ることによって、
ああ、なんかテンショって今まであまり興味持ってなかったけれども、
なんかいろいろ面白い造形なものもあるんやな、
島内 17:17
というふうな形でねえ、少しでもテンションの楽しいなぁとテンションまで勉強してみたいなというふうに思っていただけたら嬉しいです。
印稿作り、布字についてなんですが、
あくまでも今回の動画では、その篆刻というものを皆さんの身近に感じていただきたいように、
島内 17:35
転写方法をですね、マジック転写法を使い、また何日子を使った転写法を使い、
ねをこんなに簡単にできたんだというふうにね。
思っていただけることをメ印として意識して制作させていただきました。
それではいよいよ次回は院を隠す。
島内 17:53
そして印を押すまで一気にきたいと思います。
書道大好の生命、またのひらがな1文字のひ、これがですね、どのように掘られて、
どのような楽観音に完成するのか、ぜひとも皆さんお楽しみにこのね、動画はずっと続くものでしたので、
島内 18:15
せっかくですから皆さんチャンネル登録高評価も何とぞよろしくお願いします。
それでは書道大好きと書きまして書道大好でした。
また次回お会いしましょう!
駆け道残りあと一回登場しますので、よろしくお願いします。
島内 18:33
では!
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