光り輝く金字が書きたいけど、イメージした色にならない…。
これを見れば全て解決!!美しい金字が必ず書けます!!
しまうち氏による「美しい金色の作り方」をテーマとした書道指導の動画内容です。
しまうち氏は視聴者に金泥を使った金字の書き方を紹介しています。
従来の金色を表現する道具(金の筆ペン、金墨汁、顔彩の金色)に代わる方法として、金泥粉と定着液を使った金泥の作り方とその使用方法を詳細に解説しています。
しまうち氏は金泥粉(青金と赤金の2種類)と定着液(泥粉定着液)を使用した独自の「黄金比率」を紹介しています。
具体的には金泥粉0.5グラムに対して定着液33mlという配合です。この比率で作った金泥は光沢が美しく、固形の金墨と比較しても明らかに優れた輝きを持つと説明しています。
金泥の調合方法として、プラスチックの溶き皿に金泥粉を入れ、その上に定着液を加え、指でしっかり混ぜることを推奨しています。
指を使うことで金泥粉の塊を感じ取りながら丁寧にかくはんできると説明しています。
実際の書写では、「雀頭筆」と呼ばれる写経筆を使用し、穂先は細いが腹の部分が膨らんでいるため墨をたくさん含むことができ、細かい文字を連続して書くのに適していると解説しています。
金泥を使う際は遠慮せずに筆にしっかり含ませることが重要だと強調しています。
金泥の利点として、水で簡単に洗い流せること、表具にも耐えられること、そして黒との相性が良いことを挙げています。
しまうち氏は視聴者に対して、この方法で華やかな金字を書くことを勧めています。
しまうち 00:00
皆さんに1つ提案させていただきたい金で、レシピを公開させていただきたいと思います。
指でしっかりしっかり混ぜていきますと、金泥の光り方も全然違うでしょ。
はい、どうも書道大好きしまうちです。
本日のテーマ美しい金色の作り方、
しまうち 00:25
皆さんも一度は光輝く金字を書いてみたいというふうにね。思ったことあると思います。
実際にしてみると思い描く金色にならない。いや、もう困った、どうしたらいいのか分からない。
今まで使われてきた道具というのは、
しまうち 00:41
金の筆ペン、金墨汁、そして顔彩の金色。金の固形墨いろいろ試してこられたと思います。
ただ、今回は皆さんに1つ提案させていただきたい。その提案というのは、金泥を作って金字を書こうです。
しまうちが実験を重ねた金泥レシピも公開させていただきますので、
しまうち 01:09
ぜひともこの動画をお見逃しなく。この動画チャンネルでは書道に限らず書くに関係すること、ではどんどん紹介させていただきますので、チャンネル登録高評価何とぞよろしくお願いいたします。コメントもお待ちいたしております。
しまうち 01:25
合わせてよろしくお願いいたします。それでは本当どうぞ。さあ、それでは今回使用する道具の説明からさせていただきます。
今回使用した道具は金泥、そして泥粉定着液混合液とも言われますね。たった2種類のみです。
しまうち 01:45
そして金泥粉なんですが、色は青金と赤金、この2種類が代表的な色味になります。青金というのはですね、まあ華やかなイメージがありますでしょうか。そして赤金というのはまあ落ち着いたシックなという。感じが近いでしょうかね。
しまうち 02:02
それでは早速実際に作っていきたいと思いますが、皆さんこの金泥粉というのをご存知でしたか?以前ね、内輪の動画でチラッとだけで顔を出したんですが、この金泥とこの泥粉定着液の使い方がなかなかわからないですので、
しまうち 02:22
皆さん使うのを避けられてきたんではないでしょうか。
ですので、今回、皆さんに自信を持って使っていただ!ためにしまうちが実験を重ねた金で、レシピを公開させていただきたいと思います。
その比率とは、この金で粉0.5グラムに対してこの定着液、
しまうち 02:46
33mlですね。非常にちょっと細かい数字ではございます。
ちょっとめんどくさいなというふうに思われた方、3グラムでも構いません。
この比率忘れないでください。これで金泥を作ってください。
それでは今回はですね、
しまうち 03:05
このようなプラスチックの溶き皿を使用しました。
このとき皿にですね、金泥粉を0.5グラム量りで測りました。
そして次に泥粉定着液これを33ml、この金泥粉の上に入れます。
この時ですね、金泥粉と定着液分離しているんですね。
しまうち 03:28
この分離をしっかり混ぜて金泥粉を撹拌しないといけません。
それでいろいろとまあ道具を使うのもいいとは思うんですが、しまうちはこの指を使って混ぜていきました。
それはなぜかというとですね、やはりこの指というのは感覚非常に優れておりますので、
しまうち 03:48
このように混ぜていきますとよくね、その混ざり具合が分かるんですが、この筋で粉というのがですね、非常に細かい粒子ですので、この金泥群の塊の上に定着液が載りますので、いわゆるコーティングされている状態になってあるんですね。
しまうち 04:04
ですので、まだ中に金泥粉が塊として残っている。
それを混ぜていくことで、かくはんがされていくのですが、このようにね、指でしっかりしっかり混ぜていきますと、時折その感覚であっ、何かまだ塊があるなっていうのがよくわかりますので、
しまうち 04:21
指でしっかり混ぜましたね。
これね、本当に大事ですので、丁寧に丁寧にそんなに時間はかかりませんですので、ゆっくりと丁寧に丁寧にしっかりかくはんして、金で粉の塊がなくなったなっていうふうに思って終了になります。
しまうち 04:37
そして完成した金、泥がこちらになります。
ちょっとで斜めにねつのが難しいんですが、このように動きます。
この金泥粉の粒もほとんどありません。
さて、これから実際に書いていくんですが、まあ、やはりね、近似といえば写経かなというふうに思いましたので、
しまうち 04:58
本紙に金字で写経を書いてみました。まあ、いろいろとね、写経筆というのはあるんですが、その中でも雀頭筆と呼ばれる写経筆を使いました。
雀頭筆、なかなか聞き慣れない言葉ですね。
これもまたね、この雀頭筆というのは、
しまうち 05:15
まあ、言葉の通りスズメの頭のような形をしているところから来ておりまして、特にこの穂先は細いんですが、この腹の部分ですね。
腹の部分がふくっと膨らんでおりますので、そこにですよすがしっかりたまりまして、
しまうち 05:34
タンクの役割を果たせるんですね。
文字数が多い、写経などでも、隅をしっかり含んだ状態で書けますので、スムーズにどんどん書き進めていけるという特徴がございます。
そしてまたね、穂先がしっかり効きますのでね、
しまうち 05:51
これは優れた筆でございます。
雀頭筆ぜひとも覚えておいてください。
それは、この金利をどのように筆の穂先に含ませればよいのか、ということなんですが、ついついね、皆さん、写経のような細かい文字を書くとなった時はですね、
しまうち 06:08
太くなるのが怖くて、ぼりは抑えたいというふうに考えがちですよね。
金泥をつける時にも、遠慮して、穂先だけでいいかなというふうなつけ方をして書かれる。
そうするとですね、色も出にくいですしかすれてしまうので、
しまうち 06:25
なかなか上手に書けない。
これ実践してみるとよくわかる。
そこで、この雀頭筆でのメリットも生かす、いわゆるしっかりしっかりつけても、炭のタンクの役割を果たしてくれますので、えっそんなにつけて大丈夫っていうふうな思いあると思うんですが、
しまうち 06:46
穂先しっかり細いですので、この穂先をしっかり使えれば十分かけますので、まず思い切って金泥を筆に含ませる。
これは大事ですね。これが少ないと、金泥の色、発色がなかなか出にくいということもありますので、その点合わせて思い切って含ませてみる大切なことだと思います。
しまうち 07:11
それは早速書いてみたんですが、まず感想としましてはですね、いや、思っている以上にしっかりと金で光ってくれたなあという感じですね。
そしてですよ。まあ、先ほどしまうち言いましたが、やっぱり内心はね。ちょっとつけ過ぎたん違うかなというふうにちょっとびってたんですけど、
しまうち 07:33
実際この雀頭筆やはり素晴らしいですね。
綺麗に穂先が効きまして、そして滑りよく書けましたね。
本来でしたらね、もっとどんどんどんどん書き進められたんですが、まあ今回ね、ちょっとゆっくり書く方がいいのかなと思いまして、
しまうち 07:49
つける回数多くしましたが、決してね、その調子で、どんどんどんどん書いてもよかったなあ、というのが感想でございます。
そして今回は金泥と比較するために金泥粉の色に近い固形の金墨。
これを使って比較対象として書いてみました。
しまうち 08:08
そして皆さん見ていただいたら分かる通り、この金の墨、摩墨液ですね。
それと比べて、先ほどの金泥の光り方。もう全然違うでしょう。
もうね、この差は一目瞭然だと思いますね。いやね、想像以上に違ったので、もう皆さんに使っていただきたいっていうのはね、
しまうち 08:33
もうありありと湧いてきまして、もうついついテンション上がってしまいましたが、それぐらいに違うということです。
そしてまた金泥とこの固形墨の差がもう1つありましてですね、先ほど金泥を混ぜる時ですね。しまち指でしましたが。
しまうち 08:51
皆さん、種目と同じで、うわ、指についたらもうなかなか落ちないんじゃないのか?っていうふうに思われたと思うんですが、実はですね、金泥の方は水で流すとさっと取れるんですね。ですので筆も一緒です。あれだけ墨をつけましたが、
しまうち 09:06
洗う時、さっと本当にえ、今まで金でつけてたの?っていうぐらい綺麗にさっと落ちます。
ですから、とても筆に優しい一方、この金の固形墨なんですが、粘度が高い分だけ筆洗う時。
なかなかこの金が落ちにくいんですね。
しまうち 09:24
ですので、一度この菌の固形墨を使った筆は、もうそれしか使えないというふうな形になってしまうのは、合わせて覚えておいてください。
はい、皆さんいかがでしたでしょうかね。まあ、金麗の作り方でしまうちの黄金比を言わせていただきましたが、
しまうち 09:42
まあ、これはあくまでもね、
環境にもよりますし、皆さんが書かれる紙にもよりますので、あくまでも参考にしていただきたいんですが、まずはそれでもね、最初はこの比率で、ぜひとも試して書いていただきたいというところですね。
しまうち 09:59
この金泥なんですが、表具にも耐えれますので安心してくださいね。
それでも表具の時に少し心配だという方は、まあ、表具屋さんにねにじみ止め、しっかりしてくださいよというふうにお伝えすれば大丈夫だと思いますしましょう。
しまうち 10:15
もちろん実験済みですので、裏打ちはしっかりできます。
さらにですね、もっと大きな金字を美しく書きたいというふうに思った方はですね、先ほどの黄金比率を参考に量を増やしていただければ、綺麗な金泥ができますのでご安心くださいませ。
しまうち 10:33
金字というのは、やはり、華やかさがありますよね。お祝い事にも使えます。
そして何よりも黒との相性がいいですよね。ですので皆さん、光り輝く金字、ぜひともどんどん書いてみてください。
それでは書道を大好きすまいでしょう。
しまうち 10:52
金で金地金曜日、いやー、いいこと尽くし、今日は何かいいことありそうですね。
それではまたお会いしましょう!さよなら。
本動画に登場する商品をご紹介します。
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