『墨液』と『固形墨』って結局どう違うの!?
書道を愛する男『しまうち』がとことん解説!!
しまうち氏による書道に関する動画配信の内容です。
今回のテーマは「磨墨液と液体墨の比較」についてです。
しまうち氏は両者の特徴、メリット・デメリットを詳細に解説し、実際に比較検証実験を行いました。
しまうち氏はまず液体墨のメリットとして、開封後すぐに使用できる手軽さ、防腐剤により3〜5日間保存可能であること、容器内で2〜3年程度保存できることを挙げました。
一方、磨墨液(固形墨をすった液体)のメリットとしては、墨色の濃淡調整のしやすさ、固形墨自体が約50年保存可能であること、防腐剤が入っていないため筆に優しいこと、経済的であることを説明しました。
磨墨液の最大のデメリットは「めんどくさい」という点ですが、しまうち氏はこの「手間」の中に実は大きなメリットが隠されていると指摘しました。
硯を使って固形墨をすることで、大小さまざまな墨の粒子が生まれ、それによって光が乱反射し、立体的で美しい墨色が表現できるとのことです。
比較検証実験では、同じ濃度の磨墨液と液体墨を用意し、紅星牌棉料単宣と兼毫筆を使用して点を打つ実験を行いました。
結果として、磨墨液の方が実線とにじみの境目がはっきりしており、水を加えた場合のにじみも磨墨液の方が多く走ることが確認されました。
また、淡墨での表現や、かすれの表現においても、わずかな差ではあるものの磨墨液の方が優れた表現ができることが示されました。
しまうち氏は、両者の差は非常にわずかであるが、作品全体としては大きな差となって現れると強調しました。
最終的に、視聴者がこの違いを理解した上で、どちらを使用するか選択できるようになることを目的としていると締めくくりました。
島内 00:00
きっとその違いを理解して使い分けられるようになると思います。めんどくさいだから、液体墨を使いたい実線と虚線の境目があまりはっきりしなかった。
はい、どうも書道大好きしまうちです。
いやー、今回のテーマズバリ磨墨液と液体を実際のところどうなの?
島内 00:28
というテーマでね、お送りしたいと思います。
磨墨液というのはですね、言葉の通り固形墨をすった液体のことでございます。
今回は磨墨液で通します。今までまさだね、固形墨がすごい固形墨がすごいというふうに言ってきましたが、
島内 00:44
いやいや実際のところ本と液体墨と比べたらどうなの?というふうに思っている方もいらっしゃると思いますので、今回はですね、比較検証を行えるように一生懸命実験しました。
ですのでね、この動画再!最後まで見ていただきましたら、
島内 01:00
きっとですね。ああ、私は磨墨液を使いたいいやいや、私は液体墨を使いたいというふうにですね。
きっとその違いを理解して使い分けれるようになると思います。うん、大丈夫です。
ですので、この知識、ぜひとも皆さんに伝えたいと思いますので、
島内 01:18
最後までお付き合いよろしくお願いします。
この動画、チャンネルですね。
今回のように、とにかく気になったことは、とにかく実線してみます。
そして、皆さんに報告します。ですので、少しでも皆さんのお役に立てればと思って配信しておりますので、
島内 01:31
チャンネル登録高評価合わせてよろしくお願いします。
それではですね、早速本題入っていきたいと思います。
それではどうぞ。はい、それではですね。磨墨液と液体墨のそれぞれのメリットデメリットをご紹介します。
もう結論からいきますですね。
島内 01:51
圧倒的に磨墨液の方がメリットは多いんです。
でもですね、そんなことを先に言ってしまうとですね、いや、もう液体墨がかわいそうだ。
まあ、液体墨はあかんじゃないかというふうに思われるといけませんので。
まあ、液体墨のメリット、
島内 02:05
それから伝えていきたいと思いますが、まずですね、誰もが思いますよね。
もう液体墨は開封。したらすぐそのまま注いでそのまま使えますよね。
もういつでも使えます。すぐに使いつも書きたいと思ったらすぐに使える。
島内 02:19
これはもう最大のメリットですよね。
あと、この液体、墨の中には防腐剤が入ってますので、3日から5日間ぐらいは持ちますかね?そういうふうなメリットございますよね。
容器の中に入っておるとだいたいまあ、ブラウン運動もしっかりさせておかないといけませんが、
島内 02:38
酸化も防がないといけませんが、まあ2から3年ぐらい?持つというふうなメリットがありますよね。
これはやはり大きいですよね。
そうですね、ここからはですね、やはり磨墨液のメリットが目立ってくるんですね。まずは墨色の濃淡を調整しやすい。
島内 02:57
これはですね、固形墨をすってまあ、そこに水を加えてま墨液を作ればいいだけの話ですので、水の調整によって濃淡の調整も効くという形ですね。
そして次にこの!固形墨というのは、長期保存が効けば約50年持つと言われているんですね。
島内 03:17
いや、これはなかなか大きいですね。そして防腐剤が入っておりませんので、筆にものすごく優しい。
これも大きなメリットですね。
意外に見落としがちなのが液体墨に比べると、磨墨液は非常に経済的に作れるということですね。
島内 03:35
というのが固形墨。少ししか減ってませんが、大量の磨墨液。
ができるこれは実際に作ってみると明白なことですね。さあ、ここまでですね。
散々と磨墨液のメリットばかり伝えてきましたが、この摩墨駅の最大のデメリット、
島内 03:56
これは固形墨をすらないと使えないイコール。
皆さんもうお分かりですね。めんどくさい。だから、液体墨を使いたい、そのように思っていらっしゃるでしょうだっていうふうに思っていらっしゃる方、おられると思います。
島内 04:14
たくさんおられるでしょう。
実はですね、この固形墨をすらないといけないというデメリットの中に、実は優れたメリットは隠されているんですね。
この固形墨をするためには、当然、硯を使いますよね。この綴りというのが大小さまざまな方法。
島内 04:35
棒がある、そしてこの方法で固形墨をすることによって、すすの粒子が不均一になるんですね。
この不均一なすすの粒子というのがポイントです。
このさまざまなサイズのすすの粒子に光が乱反射することによって、墨色が立体的で美しい色として表現されます。
島内 05:00
にじみやかすれも同様です。
片や液体、墨のすす粒子、均一サイズのために光がほぼ一定方向に反射するために、墨色は強いが単調になりやすいということですね。
それでは比較検証実験に移りたいと思います。
今回比較検証何をしましたか?
島内 05:24
と言いますと、まず液体墨に磨墨液の濃度を近づけました。
いわゆる同じ濃度を作ったという形ですね。
そして使用した紙は高精細燃料単線を使用、そして使用した筆これは兼筆を使用しました。そしてそれぞれその剣、
島内 05:45
豪筆に墨をたっぷり含めまし。して点をつくように打ってみました。
その結果がこちらになります。感想といたしましては、まず点を打った実線ですね。
この実線とにじみである虚線、これがよりはっきりしたのが磨墨液であったということです。
島内 06:05
片や液体、墨の方は、この実線とにじみの虚線の境目があまりはっきりしなかったということですね。
これはおそらく、炭の粒子が関係していると思われます。
ついにしましたのは、まず水を用意しまして、先ほどの墨に書く直前にこの水を含みまして、
島内 06:29
同じようにつくように点を打ちました。それがこの映像になります。
そしてこれはですね、先ほどの実線と虚線がよりはっきり分かるようになったと思います。
今回は磨墨液も液体、大墨もそれぞれ実線とにじみである虚線ははっきりしました。
島内 06:53
ただ、虚線、いわゆるにじみがより多く走ったのが摩墨液の方になります。
というのがこの大小さまざまなすすの粒子の細かい方の粒子ですね。
この細かい方の粒子が水と一緒になりまして、そのにじみとして走ったのではないかと思われます。
島内 07:15
そして次に水を。大量に入れまして、いわゆる単墨を作ってみました。
そして筆にその単墨を含みまして、同じようにつくように点を打ったのがこちらになります。
これはですね、液体墨も磨墨液も同じように、比較的綺麗に単墨が表現できたと思います。
島内 07:38
そして実線である基線とにじみである虚線の差もはっきりしたと思います。
ただより、実線とにじみの境目がはっきりしたのは、磨墨液であるということはわかっていただけると思います。
それでですね、最後に液体墨そのままの濃度を使って、
島内 08:01
今度はかすれを表現してみました。一見するとですね、液体墨のかすれの方が綺麗に出てるのではないかと思われがちなんですが、実はまあ、しまうちからすると、余計な墨がついてしまっている、という印象なんですね。
ですので、
島内 08:17
ま、墨液の方のかすれの方が、まあ綺麗なかすれが表現できたのではないかと思います。
この比較検証だけ見ますとですね。
まえは素晴らしいということを強調しているかのような感じで、映っているかもしれませんが、決して液体墨がいけないというわけではないんです。
島内 08:35
非常に今の液体墨は技術も進みまして、磨墨液に近いような形で作られておりますので、大いに有効に使っていただけると思います。
先ほどの比較検証実験を見て、いただいた通り、両者の差というのは、本当にごくごくわずかな差なんです。
島内 08:53
ただですね、このごくごくわずかな差が作品全体という形になりますと、これが大きな差となって現れる形になります。
ですので、今回の動画を見ていただくことで、磨墨液と液体墨の違いを理解した上で、どちらを使用するか選択していただければと思います。
島内 09:14
以上、書道大好きしまうちででした。
また金曜日の夜にお会いしましょう。いつも金曜日の夜です。
それだけは忘れないでください。
それではまたお会いしましょう。さようなら。
本動画に登場する商品をご紹介します。
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