書道を愛する男『しまうち』が、全3回に渡り篆刻について解説していきます!
書道大好氏による「篆刻シリーズ」第3回の実践編動画です。
前回までの動画で印材に篆書を転写するところまで進めており、今回は実際に印を彫り、押印する工程を解説しています。
書道大好氏は、印を彫る際の基本的な技法として「引き刀」と「押し刀」の二つの方法を紹介し、自身は怪我の経験から「押し刀」を選択しています。
材料としては初心者向けの柔らかく粘りのある「巴林石」を使用しています。
実演では、白文(陰刻)で「白」の字と、主文(陽刻)で「ひ」の字を彫っていきます。
彫り方の基本として、白文では線の右側に刀を当て、主文では線の左側に刀を当てるという原則を説明しています。
彫る順番については、書道大好氏は「心を無にして、ひたすら彫る」ことを重視し、必ずしも決まった順序にこだわる必要はないと述べています。
彫り進める過程では、途中で試し押しをして確認し、必要に応じて修正を加えていく方法を実演しています。最終的に陰影(試し押し用の紙)に押印し、実際の作品への押印方法についても触れています。
また、押印時のトラブル(紙が剥がれる、印を逆さまに押してしまうなど)とその対処法についても説明しています。
書道大好氏は最後に、自分で彫った印を自分の作品に押す喜びを強調し、視聴者にも印彫りに挑戦することを勧めています。
これにより書道の楽しさがさらに広がると締めくくっています。
島内 00:00
はい、どうも書道大好きと書きまして書道大好です。
さあ、いよいよですね。この篆刻シリーズも第3回となりました。
ということはですね、第一回第2回の動画がございますので、まだご覧になられてない方は、ぜひともその第1話第2話をご覧になってから、
島内 00:21
この動画を見ていただけますと非常に嬉しいです。
前回の動画までで、この書道大好姓名印をこの印材に布字するところまで行きましたので、今回はいよいよ実践編で刀を入れる、彫っていくことですね。
それと押印までしていきますんでね。
島内 00:41
ぜひとも皆さんご期待くださいよ。押印の時のちょっとした注意すべき点であったりですね。
まあ、あ、こういうのをしておくと便利だな、というような動画に仕上がっておりますので、最後までお付き合いいただければ道とても嬉しいですので、
島内 00:56
よろしくお願いします。ではいざ実践どうぞ。はい、それでは今からいよいよ実践に入ります。
ただね、前回のマジック転写法できれいにね、この印材に布字ができたんですが、ちょっと見にくいところもありましたので、
島内 01:14
え、書道このように補筆しました。ちょっとわかりにくいところに墨を足したという形になりますね。
はい、これでばっちり印面に布字された状態になっておりますので、あとは頑張っているだけです。
それですね、次に運刀なんです。
島内 01:31
この運動でねじのごとく刀を運ぶという形ですね。
まあ、いわゆる、どうやってこの印刀を使って彫っていくかという形ですね。
それにはまずひとという方法があるそうです。
このように印刀を向こう側に傾けて、このようにね、
島内 01:48
こちらに向けて彫っていくパターンですね。
これが引き刀というらしいですね。
で、逆に今度は押しとという方法がありまして、それはですね、このように向こう!側に向かって押していく、いわゆる印刀が自分の体の方に倒れているパターンですね。
島内 02:06
そしてまあ、こうやって時にはこの左の親指を足で足してあるという形ですね。
どちらかというとですね、書道は引き刀がね、怖いんですよ。
ああやってあっこうね、傷がね、まだね、残ってるんですよ、そういうね、苦い思い出がありますので、
島内 02:25
今回はこの押し刀でいきたいと思います。
それですね、合わせて今回、あの本来ならば、この印材を握ってこのようにかっこよくね?撮りたかったんですが、やはりね難しいんで、このように道具で紹介しました。印象ですね。
島内 02:43
この印床にばっちりと固定させていただきました。
もうまったく動きませんのでね、これを縦にしたり横にしたりしながら彫ろうと思います。
次にこの白文の彫り方なんですが、これはですね、この線のですね。右側に刀を当てるそうです。
島内 03:07
ないねですから、常にこの文字の線が、左側方に対して左側に来ているという状況ですね。
で、逆に今度はえ、主文の場合、もしこの作品が主文だった場合、それは今度は逆で、線の左側に刀を当てるですので、常に文字の書いた線はこの塔の右側に来るという形ですね。
島内 03:35
そのように彫っていく。といいと言われています。
ですからまあ垣道今回はね、そのような彫り方に準じてですよ。
なかなかうまいことできませんので、準じて彫っていきたいと思います。
さあ、それではいよいよ実践に入りたいと思います。
島内 03:51
どうなりますかねこれますかね、いろいろ緊張しますけどねとね、あ、そうそうそうですね、ちょっとまだ1つ忘れておりましたね。
今回ね、この彫る印材なんですが、巴林石にしたんですね。
で、なぜこの巴林石を選んだかといいます。
島内 04:06
ですね。この巴林石というのは非常にまあ粘度があります。
いわゆる粘度ですねがありまして、そしてかつ比較的柔らかいんですね。
ですから、こう彫りやすいというんですよね。もう急にこの糖がすべてあっというふうになりにくいんですね。
島内 04:22
今回は巴林石を選ばせていただきました。
これも細とさせていただきます。
前置きがなくなりましたが、これから実践行きたいと思います。
そしてね、このどこから来るんだっていうのもね、それはもう皆さんそれぞれでいいと。
島内 04:36
思います。そして、どのように彫っていくんだっていうのも自由でいいと思います。
それはね、篆刻家の先生に言わせると、いやいや、順番もあるよっていうふうになるかもしれませんが、もうそこはね、もう思い切って彫るということが大事ですので、
島内 04:49
書き順気にせずに、とにかく心を無にして、ひたすら彫っていくというところで実践していきたいと思います。
それでは頑張ります!一鉄入魂行きます、ただね書道ビビリなんでね一番ね画数が少ない書道大好のひの字から行きたいと思います。
島内 05:12
それではと入れます。よいしょいくぞ右側に入れております。
おお、柔らかいね。柔らかいですね。もうどんどん行きますね。ちょっとね。
最初はやっぱり怖いのでね。ちょっとずつちょっとずつ慎重にいきますね。最初は大胆に彫れないのでね。
島内 05:50
ちょっとこれからちょっとね。
集中してねガンガン彫っていきますので、まあ映像はまあ早くになるとは思いますが、一生懸命最後まで頑張ります。
では皆さんしばしお別れですね。はい頑張ります。さあ、いよいよですね。
島内 07:31
彫り進めてきましたがとに角を残すのみまで来ましたね。
うんなんて言うでしょう。無性に惚れるというね、この楽しさ、やっぱりありますよ。
この調子であ、とにかく彫り進めていきたいと思います。
よっしゃ、こんなもんですかね一回これでブラシでね。
島内 07:49
シャーシャーシャーシャーシャーとこすってあげまして、試しにね押印してみましょうか。
どんな感じになったかねはいおいに移りますよし。それではねいんでねつけます。
軽くね?このように軽く軽く、この眼光紙の下には飲食代を引いてます。
島内 08:12
下敷きがわりですよね。そしてこの印矩ね、面取りした方が下ですよ。
皆さんね、そこだけ間違いないよ。さあ、それでは一回試してほしいですね。
さあ、果たしてどうなりますでしょうか。よいしょよいしょ離します。
島内 08:35
おおおありまおおなんか雰囲気出てますね、おおー、あの印泥のね、つけ方が甘かった部分があったのであれですけど、なかなかおなかなかほれてるんじゃないですか。
でもね、やっぱりちょっとね印稿と比べるとうん、
島内 08:56
まだちょっとこうなんか彫り足りないなぁっていうところがありますので、次に補刀と言いましてね。
補う刀と書いてですね、またさらに銀行に近づくように彫っていくという作業をしていきたいと思いますね。で、こういう時にね、
島内 09:13
このツイッターついてしまったね。この印ではまあしっかりあの布でね、これで拭き取ったり。
まあ、水洗いして綺麗にしながらまた彫ってまたこのように。印でつけてまた押すというね、この繰り返しになります。
これで納得して印行に近づけるまで繰り返すということになります。
島内 09:37
それでは続きまして、ひらがな1文字の比を主文で彫ってみたいと思いますが、この印材はまだ先ほどと同じ巴林セで0.8センチ角なんです。
ただまあ0.8センチ角でもちょっとひらがな1文字だと、使い勝手が悪くて大きいかなというふうに思いましたので、
島内 10:00
実際はね、おそらくわの中測ると、まあだいたい0.5センチ前後になっておると思います。
これに挑戦します。ただですね垣水実はこのようなね、小さな小さな印を彫ったことはございません。
ですので、もう恒例こそ本当に出たとこ勝負になりますんでね頑張って!
島内 10:22
みたいと思います。
先ほど説明したとうり、主文の場合はこのね線を常に右側に置くということですので、この左側、ここですね、ここあたりからいきましょうか、もうここらも全部ねいりませんので、ポーンと大胆に削っていきましょうか。
島内 10:40
よいしょ、もうねいりませんね、これね、よいしょよいしょ!それではね、こんな感じでどんどん彫っていきたいと思いますので、この後は早くになると思いますが、一生懸命取っていきます。
一筆入魂二の巻きですね。それでは完成までしばらくお待ちください。
島内 11:01
では頑張ります!はい、それでは一旦ここでまたストップしまして、試しの押印ですね。それを行います。
はい、それではひらがなの1文字穴彫りできましたので、一度試しに押印します。で、先ほどと一緒ですね。この紙の下には印褥台、
島内 11:41
そしてここには印矩を置いております。で、印矩は面取りした方が下ですからね。
皆さんこれ間違えないようにお願いします。この綺麗に丸まった印泥をつけたいと思います。
軽くね明るく落ちます。よいしょはい話しますこういしょおお、
島内 12:06
なんかうん、かわい可愛いいですねかわいいというかなんて言うんですかね。
まあ、一応ひとは読めますんでね。うん、まあ、まあ成功ですねはい。
ただちょっとね、やっぱりこのままだとかっこ悪いですので、またほとをねしてみたいと思います。
島内 12:26
それではですね、姓名印白文ですね。
それとひらがなのひ1文字の朱文がことが終わり、書道なりに完成したっていうふうに思いましたので、これから本番の印箋に押印してみたいと思います。
それですね、この陰線なんですけど、
島内 12:44
この印箋用に使われる紙ですので、非常にまあきめの細かい紙になっております。
ですから表面も綺麗なんですが、まあ、一応紙といえどもねでこぼこしているということはありえますので。
中にはねこの紙をね、とりあえず目をつぶして平らにする方が綺麗に押せるという方もいらっしゃるみたいですので、
島内 13:04
今回書道も真似てやっています。ですのでこのようにねでしょ!
ちょっとね、大雑把ですけどインのね。丸くなった背中を使ってこれがね、正解かどうかはわかりませんがよし、それでは実際に押印します。いつもどうりですね。
島内 13:25
この下には印褥台が引かれています。
そして、印矩ですねこの印矩、またこのベントリーしている方が下ですからね。
皆さんこれを置いてまあ大体押すところもね。真ん中の中央ではなくてね、それよりもやや上に押すほうがいいということですので、
島内 13:44
これぐらいでしょうかね。
で、今回はね、ちょっとまあ恰好はね悪いかもしれませんが、もうサクッとね2つ一緒に主役一緒に押したいと思いますので、まずは白文の姓名印を上に押します。
そしてその下に主文のひ、を押したいと思います。
島内 14:01
んで、ちょっと上に行こうかな。じゃあこの辺にしましょうかね。
よし、それではいつもどうりいいんでねつけていきます。さあほとした今はどうなるかなぁ。
よし、しっかりね白文ですんでしっかりだけれども軽く、ちょっと裏側を見ながらね押してみたいと思います。
島内 14:27
しっかり押さえてねよしっかり押さえてではオープン!開けます。ようじょおおおおおお!ちょっとね。
真ん中の方の印泥のツケが足りなかったかもしれませんが、まあ一応綺麗に合せましたね。じゃあ次にこの主文ですね。
島内 14:56
これは細かかったんでね。いや、なかなかね、ほんと苦労したんですよ。この辺にしましょうかね。
これはね、本当に細かいんでね、軽くなってします軽くね?本当に軽くちょんちょんちょんちょんよし、おい、おいよしおお、
島内 15:15
こんな感じですねよしでね、せっかくですからね、ちょっと影道自分で彫って自分で応援しましたので、なんか楽観でも書き入れてみましょうか?
それじゃあ最後落款ね書き入れます。
この辺かなぁよし、はい、完成です。
島内 15:46
はい、押印するというのは、やはり画竜点睛というんでしょうかね。
この押印で作品がどう変わるかっていうのは決まりますんでね。
そのためにもさあ、どこに押そうかっていうのは迷うところなんですが、押印の仕方についてはですね、
島内 15:59
また別の動画で撮りたいと思いますので、この時に詳しく説明させていただきますが、まあ、今回ね、いろいろとこう押印してみました。
その時にですね、このようにせっかく押したんですからね、これ、陰影って言うんですが、
島内 16:12
このようにね、陰影を作っておくと便利ですよねいざね作品!金の落款に印を押すときにどの辺に押そうかなというふうにね。
これ使えますんでね。非常に便利です。ですから、このように印と陰影はセットに作っておくといいですよね。
島内 16:28
さあ、続きましてはですね、インを押すときには何もこともハプニングというのはつきものですよねえ。
そんなハプニングってある?びっくりするようなハプニングもあるんです。で1つがね紙との相性にもよります。
それとといでですね、
島内 16:44
使う印泥にもよりますが、実はですね。中には思いっきりあっとね、ぐっとね、力いっぱい押してですね、さあ、綺麗に押せたかなというふうに撮ったときになんとか。
紙がそのまま剥がれてしまう。
おお、これはないわーっていうね。
島内 17:05
けどね、実際あるんですよ、柔らかいね、白い紙なんかはね、そういうふうになりやすいんで、ぜひとも皆さんそういうこともあり得るということをね、頭に入れておいてくださいよ。
そしてもう1つのトラブルですね。これがね、
島内 17:20
一番ね、皆さんね、がっくし来ると思うんです。
さあか、いい作品ができた。これ、落款もばっちりかけた。あとは落款印を押すだけ。ここにしよう、うん決めたさあ、それでいくぞいよいしょ押した。
さあ、どういうふうになってるかなよいしょえっ!
島内 17:38
ええ、上下逆。うえー、じょうおう、また書き直し、いや、これ、書かれへんでっていうことはね、皆さんあると思うんですよ。
こういった時はね、皆さん諦めたらダメですよ。
別の方法があります。作品ですんで、裏打つことも多いと思うんです。
島内 17:58
そういったときに、もう表具師さんの力を借りるということですね。
ですので、押印した同じ紙、そして同じ印泥に新たに別でね、押し直すんですね。
その押したものと、その失敗した作品ですね。これを一緒に表具屋さんに持っていってお願いします。
島内 18:16
うんこの印影、差し替えてください、よろしくお願いしますっていうふうにね。もう必死をこいて頼むということですね。
そうするとですね、やはりまあ、表具師さんはうまいもんですね。
きっちりとねくり抜きまして、その印を差し替える。
島内 18:28
まあ、いわゆる印影を差し替えてくれるんですね。
ただですよ、やはり、まあ、近くで見てね。
うん、ああ、なんかというふうには、まあ見えるかもしれませんがね。
一般的な展覧会など、まあ、離れた距離で見るんであれば、
島内 18:41
多分ね、分からないように仕上げてくれますんで、そういう方法もあるということですね。
ですが、皆さん決して諦めてはいけませんよ。
これは知ってたら大きいですね。
知ると知らないでは全然違うということで、こんなハプニングもあるけれども、
島内 18:55
対処はできるということですね。
これ、皆さん2つ賢くなったと思いますので、しっかり覚えておいてください。
さて、3回に分けてお送りしてきました。篆刻の勧めいかがでしたでしょうか?しっかり伝わったでしょうか。
島内 19:09
このようにね、書道、今、自分が彫った印を目の前にしましてね。
やはりね、自分で彫って苦労した分だけで、なんか愛着があるというんですよね。
いやついていねニヤニヤしてしまいますね。本当にねうん、最後になりますが、
島内 19:25
書道熱い思いを伝えたいのはですね、もう自分で書いた作品にぜひとも。
自分で彫った印を押してみてください。もうね、これはね、もうぜひともしていただきたい。
もううまい下手は関係ないんです。とにかく自分が一生懸命描いた作品に、
島内 19:44
自分が一生懸命彫った落款印を押す。
それでね、何かね、自分でああいういいやんかっていうふうにね。
いろいろと思うものは絶対あるはずなんでね、このややってよかったなっていう思いを、とにかく皆さんに共感していただきたいんですね。
島内 20:01
それがですね。皆さんに伝われば、もう陰道、この3部作のこの篆刻シリーズをお伝えした甲斐がありますので、ぜひとも皆さんしつこいですけれども、自分の印を彫ってみてください。
よろしくお願いします。そうすることで、
島内 20:16
また書道のね楽しさっていうのが1つあると思いますので、ぜひとも実践してください。
それではなかなとありがとうございました。書道大好きと書きまして、書道大好がお送りしました。それではまたお会いしましょう。
島内 20:36
さようなら、
本動画に登場する商品をご紹介します。
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