明治31年(1898)創業。110余年の歴史をもつメーカーです。
開明墨汁は、教師をしていた創業者田口精爾が、習字の時間の子供たちを見て、「墨をするのに時間がかかり、文字を書く時間が足りない!」、「寒い冬にかじかんだ手で墨をするのは可哀相だ。こんな状況をなんとかしてあげたい!」という気持ちから試行錯誤のうえ作り出された墨汁です。
開発当初の墨汁は筆が傷む、文字が光るなどという弱点も研究開発に力を注ぎ、現在では解消されています。
墨汁で古墨の深い味わいを出すことを追求し、1988年には古墨の味わいをもつ「花仙」を開発するにまで至りました。
淡墨にしたときのニジミと色の美しさが墨汁でも表現が可能になったこと。
これはそれまでの墨汁のイメージを変えたとも言われています。
現在でも確かな専門性と技術力による熱心な研究のもと、様々な墨汁を開発し続けているメーカーです。
磨らずにすぐに使用できる墨汁は、製版、版画、仏事、魚拓など様々な分野で使用されています。
特に開明墨汁は以前より漫画家の方に愛用されていました。
そこで2002年には、専用の「漫画墨汁」を発売。
その他にも、光沢があって滲みにくい「ペン習字用墨汁」、「かな・賞状」「仏事・うす墨」「写経」それぞれに適した墨汁をコンパクトな少量容器に入れた「三種墨汁」を発売しています。
また、乾いた後は洗濯しても落ちない布書き専用の「帛書墨(はくしょぼく)」、表札・塔婆用途を想定した「木簡墨」、
衣服を汚してしまっても家庭の洗濯で洗い落とすことができる「消える書道液」など、学校教育の現場でのニーズに応える製品を開発したり、特殊用途のユニークな墨汁もを発売するなど、我々の生活に密接した様々な製品を日々発売し続けています。
開明の様々な取扱い商品をご紹介いたします。墨汁以外にも、使い勝手の良い製品が揃っています。
開明の代表商品をご紹介いたします。
特長がそれぞれに異なりますので、用途や目的に合わせてお選びいただく際のご参考になさってください。
書遊Onlineで人気の開明商品を紹介します。
1890年代、 創業者 田口精爾(たぐちせいじ)、「開明墨」(練り墨)を発明。
明治31年 「開明墨汁」と名づける。製墨原料にカーボンブラックを初めて使用。
明治37年 本社・工場を三田に移転。以後60年三田を本拠に営業を続ける。
昭和25年 「朱墨液」を発売、昭和37年製図用「ドローイングゾル」を発売。このころから墨汁の用途が多様化。
昭和44年 「開明書液」を発売。同年カイメイ株式会社に社名を変更。
昭和47年 作品制作用としての高級墨液の先駆けとなる「精仙書仙」を発売。
昭和63年 液墨として初めて古墨の味わいを出せると好評を得た「花仙」を発売。同年称号を現在の「開明株式会社」に変更。
その後も、かな用墨汁「しろたへ」や木や布に書ける「木簡墨」「帛書墨」など、今なお新しい商品開発を続けています。
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