あまり知られていませんが、奈良は墨と筆発祥の地。
正倉院にも古代の筆や墨が保存されています。
そんな歴史ある奈良のメーカーだからこそ作る事ができた商品が沢山あります。
今回は行楽シーズンにあわせて、「古代時代の墨」を再現した商品や神事に使われていた「縁起の良い筆」など、可愛いお土産やプレゼントにぴったりの商品を紹介します。
1200年以上前、奈良のいや古大路を歩いていたであろう官吏、官女をモデルとして戦前まで作られていた人形墨です。
人形が着ている衣装の色も鮮やかで、奈良の都を思い起こさせる色合わせです。
ほっこりする表情も可愛いですよね。
顔や衣装、すべて手塗りのため一つとして同じものはありません。飾って楽しむのもおすすめです。
墨運堂の大和・墨人形は、顔衣装すべて手塗りで、風合いがあり、小物として映える造りです。
包装は桐箱で、高級感があり贈り物として最適です。
正倉院に保存されている墨は全部で15挺、すべてこのような舟形をしています。
また、奈良で発掘された墨も同様の形をしていたため、当時墨と言えば舟形をしていたと推測されています。
こうした古代人のロマンを秘めた形を復元した商品がこちら。
「昔は墨は舟形をしていたから1挺と数えると言われているようだよ」と土産話とともにプレゼントしていてみてはいかがでしょうか。
奈良東大寺の金色の鴟尾(しび)のモチーフがとってもカッコ良い、人気の墨です。
鴟尾(しび)は飛鳥時代・奈良時代の瓦の伝来に伴い、飛鳥時代に中国唐から伝わったとされる屋根の飾りです。
室町時代には鯱(しゃちほこ)に変わっていくため、奈良時代ならではの形ですね。
火除けのまじないの意味もこめられていると云われている縁起の良いモチーフは贈り物にもおすすめです。
奈良の伝統工芸「一刀彫り人形」の立雛が、何と墨で作られています。
一つ一つ手で彩色された着物のの柄もとても華やかです。
高さ12〜15?のペアの人形はひな祭りの時期お部屋に飾っても素敵なインテリアになります。
奈良のお土産として、ぜひおすすめしたい商品です。