たとうとは、たとう紙のことで、「畳紙」や「帖紙」と表記され、折りたたんで包む紙のことです。
主に色紙・短冊などしっかりとしたものに描かれた書画作品を紙で包んで大切に保存するために使われるものです。
古くから日本では丈夫な厚手の和紙は、貴重なものを保護するために使われてきました。
書画作品以外では神社のお守りやお札などを包む袋や、慶弔時に渡すお金を包む袋がわかりやすい例かもしれません。
そのまま品物を渡すよりもたとう紙で包んで渡すことが重んじられてきたのは、元々渡す相手や品物を大切に思う気持ちゆえのことなのでしょう。
紙というのは気候に合わせて調湿効果があり、ほどよい柔らかさを持ち、大切に保護するためには最適な素材と言えるでしょう。
立体的なものよりも平面的なもの方がたとうで包むのに向いていますので、書画作品にはうってつけです。
せっかく書いた書画作品の保存にはたとうをお使いいただきたいものです。
保存だけではなく、大切な贈り物のカバーやラッピングとしても使いやすく重宝します。
たとうのたたみ方について、簡単にご説明いたします。
一枚の紙をどうやって包むの?と思われるかもしれませんが、包み方はいたって簡単。複雑な作業は何も必要ありません。
簡単に言ってしまえば、三つ折にした紙で包むだけなんです。
マスターすれば応用がききますので、基本をおさえていただき、1枚の紙から包めるようになれば様々な場面でもお使いいただけるでしょう。
ポイントは、右前にくるように三つ折りし、上下の端を折りたたむだけです。
たとうを種類別にご案内しています。
書画作品にのサイズや種類に合わせて、お好みのたとうを見つけてください。
作品を飾ることもできる掛軸型たとうには、はがき用・半紙用・豆色紙用・大色紙用などがございます。
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