固形墨「萬世」淡墨 / 使用紙「神鹿」 固形墨ならではのニジミ
磨ることで細かい粒子となる固形墨は、ニジミがきれいに表れます。
液体墨「凛」32倍希釈 / 使用紙「神鹿」 固形墨に迫る表現力「凛」
油煙墨+天然膠で作られた「凛」は墨液の走りが良くニジミがきれいに表れます。
合成樹脂系の墨液 32倍希釈 / 使用紙「神鹿」 にじみの表現力は皆無
一般的な合成樹脂系の墨液では、繊維が均一で抵抗が少ない紙「神鹿」でも綺麗なニジミ表現はできません。
紙によってもまたニジミは異なります。 紙が水分を吸収するときの吸収力によって、墨の広がり方が違うのです。 一般的に手漉きの紙は原料によるニジミ方が様々で、機械漉きの紙はニジミにくい傾向があります。 たくさんある紙の中から、書遊がお勧めする代表的な紙で、ニジミの違いをご覧ください。
作品向き 紅星牌(手漉き)
上図:淡墨(32倍希釈) 高精細な紙である紅星牌は、繊維が均一で抵抗が少ないため墨液の走りが良くニジミがきれいに表れます。 下図:原液のニジミ 墨液との相性が良く、紙の中に深く入っていくので、奥行のある黒が表現できます。また、発色がよいため、生きたような味わいも。
作品向き 神鹿(手漉き)
上図:淡墨(32倍希釈) 書遊が自信を持っておススメする神鹿は、繊維も均一で抵抗が少ないため墨液の走りが良くニジミがきれいに表れます。 下図:原液のニジミ 墨液との相性が良く、紙の中に深く入っていくので、奥行のある黒が表現できます。また、発色がよいため、生きたような味わいも。
作品向き 光遠(手漉き)
上図:淡墨(32倍希釈) 光遠の特徴は、紙の繊維質がもつ特性により、ニジミが少ないと言えます。淡墨を落とすと放射線状に墨液が走り、ニジミはあまりきれいには出ないので淡墨には向かない傾向があります。 下図:原液のニジミ 原液だと、筆を止めてもニジミが生じにくいので非常に書きやすい紙です。
練習向き 学生白鳳(機械漉き)
上図:淡墨(32倍希釈) 学生の練習用によく使われる学生白鳳は、ニジミが少ない特徴があります。淡墨を落とすと放射線状に墨液が走り、ニジミはあまりきれいには出ないので淡墨には向きません。 下図:原液のニジミ 光遠に比べると、黒色の発色は出にくいですし多少のニジミも生じますが、練習用にはとても書きやすい紙と言えます。
オススメPoint.1 濃度・サイズが選べる
濃度が選べるので、利用用途が広い。
濃さの異なる2種類をご用意しています。「濃墨」は原液はもちろん、薄めてお好みの濃度でお使いください。「普通濃度」は薄めることなくそのままお使いいただけますし、薄めて使用していただいても結構です。濃度が足りなければ、固形墨を磨り込んだりとお好みの濃度や色に仕上げることも可能です。
オススメPoint.2 天然系の膠を使用し、固形墨に迫る表現
固形墨を磨りこむことも可能
天然膠を使用しているため、書く時の筆の伸びがよく滑らかで、固形墨のような書き味を楽しむことができます。天然膠だからこそ、合わせて固形墨を磨り込むことも可能。ただしその場合には、必ずしっかりよく混ぜることが大切です。合成樹脂を使った液体墨にはない書き味と仕上がりをぜひ体験してみてください。きっとその良さをご理解していただけるはずです。
オススメPoint.3 作品作りから練習まで使える
漢字から仮名まで幅広く使える
墨液「凛」は、油煙墨+天然膠の組み合わせで、練習はもちろん、作品作りにも積極的に使える墨液です。
オススメPoint.4 低価格・高品質
プロも認める納得品質
発売以来、たくさんの方にご愛用いただいている「凛」は、プロも認める納得の品質で、弊社が自信を持ってお薦めする人気商品です。たくさん墨液を使うと、コストもかかります。質のいいものがリーズナブルな価格でお買い求めいただけるのも魅力のひとつ。たくさん使いたい練習用にはもちろん、作品用にもお使いいただけます。