筆、墨、墨液は気を使って選んでいるけど、紙はいつも同じ物を使っている方は意外に多いのではないでしょうか?
紙が表現の幅を変えるので、お客様が書かれたい作品の雰囲気に合った紙を探すことこそがお客様らしい作品を作りだすといっても言い過ぎではないのかもしれません。
とはいえ、実際お店に行って紙の種類を目の前にするとその膨大な数に圧倒されてしまい、色々試してみたいけれどなかなか普段使い慣れた紙質から変えるのは勇気がいるものです。
そこで紙の選び方についてご紹介いたします。
紙を選ぶ際のポイントをまとめてみました。
今更と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ポイントを押さえて自分に合った紙を探してみてください。
芯がある紙から、透き通るような繊細な紙まで、紙の厚さは様々です。 紙の厚さは墨の浸透深度に変化をもたらします。 薄い紙は紙の厚みが少ない分、墨が横に広がります。 厚い紙は紙の厚みがある分、墨が浸透することで横への広がりが少なくなります。
実際墨を入れた時のニジミの変化は、紙によって千差万別です。 紙の原材料や漉き方、ニジミ止めの有無、漉いてからの期間によって千差万別です。 紙の厚さや墨の濃度によっても異なってきますが、初心者の方にはニジミの少なめの紙がお薦めです。
墨の発色の出やすい紙と出にくい紙がありますが、「墨色」の良し悪しは感覚的で主観的な要素が非常に強いため、 お客様好みの発色を表現できる紙を見本紙やお試しパックでお確かめください。
真っ白な紙に墨を付けた瞬間の筆あたりや墨が紙に入っていく感触、また運筆での抵抗感や滑り具合など、紙を選ぶ際の直感的な感覚はとっても大切です。 感覚はお試しいただかなければ分からないもの、ぜひ「お試し用」の紙で体感してください。
書道の紙といえば「手漉き」というイメージが強いかも知れませんが、現在では機械の進歩によって様々な機械漉きの紙もございます。 手漉きも機械漉きも原材料の調合や漉き方などによって、ニジミの度合いが微妙に調整されていますので様々な紙をお試しください。
一般的な半紙サイズから、畳の大きさを超えるような90cm×240cmのサイズなど、多様なサイズがあります。 書かれたい作品の大きさにあったサイズはどれでしょうか? 紙のサイズについてはこちらをご参照ください。»
多種多様な紙も分類してみると選びやすくなります。
こんな文字を書きたい、こんな作品を創りたい、という要望に合う紙を選択できれば書道はもっと楽しくなるはずです。
紙の種類をタイプに分けることで、紙の性質をわかりやすくしました。
書き慣れた紙もいいですが、書道をもっと楽しくするには、沢山ある紙に挑戦してみるのがおすすめです。
自分にとって最高の書き味の紙に出会えるかもしれません。
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